AirAsia の座席選び(座席指定)と座席配置図に関する基本知識 - 2016年更新版

エアアジア (AirAsia)の初期といえる2000年代前半は早い者勝ちで好きな位置に座れる自由座席システムでしたが、そういうありかたはとっくに廃止されました。この点1つを取っても初期の AirAsia と現在の AirAsia には大きな違いがあります、もっとも航空事業はビジネスですからこういう変遷は当然でしょう。

あらゆる選択には料金を課すという AirAsia のビジネス戦略を反映して、座席選びは有料であり且つ座席位置によってその料金にも差が付けてある。

なおAiraAsia X におけるプレミアフラットベッド座席は、飛行クラスにおけるビジネスクラスですから、運賃が格段に高いのはいうまでもありません。座席数は12です。
この事項は既掲載の別記事で案内していますので 『AirAsia X のビジネスクラス(旧名は Premium FlatBed) 座席の案内 - 最新版』  をクリックしてご覧ください。

大切なお知らせ
AirAsia は2014年7月下旬だと思われる?、これまでの座席名 Hot Seat を Premium Seats プレミアム座席 に変更した。いつもながらの突然な変更です。 ところが2015年第4四半期になったら、再度 Hot Seat に名称を戻した。推測すれば、Premium Flex という名称の運賃クラスと混合されやすいからでしょう。Hot Seat に戻して正解ですね。
当記事の最近の更新歴:2014年9月、2015年4月、11月、2016年1月、3月、8月、9月、2017年1月

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴はほとんど全て AirAsia と共通です。


【 AirAsia の航空機】

AirAsia (AK便, FD便, QZ便、PQ便、Z2便) の場合、機種は Airbus 320機を使い、エコノミークラスだけの単一クラスです。そのエコノミークラスは座席総数が180席で、2種類に設定されている:
Hot Seat 座席 (旧名Premium Seat)、普通座席 (Standard Seat)

2017年1月追記: 2016年9月に新型機 A320neo 機の最初の受領分が メーカーから AirAsia に引き渡された。今後 AirAsia は何年にも渡ってA320neo 機を徐々に導入していくことになっており、その数は最終的に約300機になると発表されている。

【 AirAsia X の航空機】

AirAsia X (D7便、XJ便、XT便)の場合、機種はAirbus 330機を使い、いわゆるエコノミークラス(座席数 365)では座席が3種類に設定されている:
静穏座席区域、Hot Seat 座席 (旧名Premium Seat)、普通座席 (Standard Seat)

静穏座席区域については、『エアアジア X (AirAsia X)が静穏座席区域を新しく設けた』 をクリックしてご覧ください。

【Hot Seat 座席 (旧名Premium Seat)の説明】

AirAsia X の場合:優先して搭乗でき、座席の足回りがゆったりとしている。

Intrasia注:座席配置図で分かるように、第7横列(静穏座席)、第15個列の3席、第16横列の3席、第17横列の3席、第34横列の3席、第35横列の6席が Hot Seat 座席です。

AirAsia の場合:優先して搭乗できる。第1横列から第5横列まで、及び第12横列、14横列が Hot Seat 座席です。、これはA320neo 型でも同じだ。なおこの中で第1横列と第12横列と第14横列だけは座席の足回りがゆったりとしている。

【普通座席の説明】

AirAsia X ( D7便、XJ便、XT便)の場合
機体の後部は多少幅が狭くなっている。そこで横第44列から最後部51列までは2席 通路 3席 通路 2席の配置です。

AirAsia の場合
第11横列と第12横列と第31横列の座席はリクライニング機能がありません。追記:新型導入である A320neo 型は第11横列と第12横列と第32横列がリクライニングしない。
最後尾の座席:A320 型は第31横列、 A320neo機は第32横列です

AirAsia X と AirAsia に共通な注意書き
非常口のある横列の座席に座る方は次の基準を満たす必要があります:

・緊急時に客室乗務員の手伝いができる程度に身体的かつ精神的に健康であること
・緊急時用指示書を読める、緊急時の指示を聞き取れる能力があること
・15歳以上であること
・どんな段階であれ妊娠していないこと
・幼児または子供またはその両方を同伴していないこと
・座席をもう1つ購入していないこと(つまり別の座席を購入していないこと)

安全上の理由から、乗客が上記の基準を満たしていない場合はその方に機内の別の座席を割り当てる権利を、 AirAsia は留保します。

【座席配置図の見方と座席選びをしない場合の説明】

事前に座席配置図を閲覧しておきましょう。その見方です:

1. AirAsia サイトの目次 "Travel Information" メニューの中から "Seat Options(座席選択)” 項目をクリックする。
2. すると、 AirAsia X 座席配置図と AirAsia 座席配置図が別々に表示される。
3. 座席クラス・種類とその座席番号、及び非常口や化粧室の位置が図示される。
4. プレミアム フラットベッドの図解写真も載っているので、視覚的にその特徴がわかる。

座席選びをされたい方はこの座席配置図をよく眺めてお好みの位置をメモしておけば、予約購入時などに座席位置選択に頭を悩ますことは少なくなるでしょう。

なお座席配置図は予約購入時の画面内で必ず表示されます。というより AirAsia 特有のビジネス戦略として、利用者に座席選びを積極的に奨励しており、画面の指示に”素直に従う”と自然に座席選びをしてしまうデザインになっている。なぜなら利用者に座席指定料を上乗せさせたいからですね。
座席指定料など一切払うつもりのない、イントラアジアのような少数派利用者にとっては迷惑な画面です(笑)。

座席選び(座席指定)を早い時期にしようと、出発日直前にしようと、その料金は同じです。座席選びをするのであれば、できるだけ早い時期にした方が選択が多いことは言うまでもありませんね。

座席選びをしなければ、セルフチェックインまたは有人カウンターチェックインの際に、座席番号が無作為に自動割振りされます。当然どの座席になるか全くわかりません。だから一緒に搭乗する仲間と離れ離れになるのは言うまでもありません(確率論からいえば、仲間と隣合わせになる確率は限りなく低い)。

座席位置を気にする人、仲間と隣り合って座りたい人、自動割振りされた座席位置が不満な人、そういう人は規定の料金を払って事前に座席指定をしましょう、というエアアジア (AirAsia)のビジネス戦術です。AirAsia、 AirAsia X に馴染みのない方は、この点をきちんと理解しておきましょう。

【選んだ座席位置を選び直す場合】

”座席選び”で料金を払って座席指定をした後で、座席位置を選び直すことはできます。その際に同じ座席範疇であれば、追加料金は掛りません。つまり、例えば普通座席を選んだ場合にまた普通座席を選び直す場合、 Hot Seat 座席を選んだ場合にまたHot Seat 座席を選び直す場合、ということです。

当然ながら、選び直す座席範疇が異なれば追加の料金が掛かります。

座席選び(座席指定)は『自分の予約を管理する(Manage my booking)メニュー』内で行います。 『自分の予約を管理する(Manage my booking)メニューの特徴と利点を説明します - 改訂版』 記事をクリックしてよくお読みください。 

【座席を写した写真】
AirAsia (AK, FD, QZ, PQ) 
『AirAsia (AK便、FD便、QZ便、Z2便)が使用する航空機』 記事に載せていますので、クリックしてください。

AirAsia X のエコノミー席
使用機種はエアバス A330-300 であり、ビジネスクラス(フラットベッド座席)が 12、エコノミー座席が 365 ある。 なお静穏座席区域の座席もエコノミー座席と同じです。

エアアジアXの座席

AirAsia X-seat

AirAsiaX-seat01.jpg

AirAsiaX-seat02.jpg

下の写真はHot Seat 座席です。ヘッド部分に HOT SEAT 文字が見えますね。最前列なので足回りがゆったりしている。
AirAsiaX-seat03.jpg

2014年追記:コンセントはありません
座席周りにコンセントが備わっているのは、ビジネスクラスであるプレミアムフラットベッド座席のみです。他の座席周りにはもちろんコンセントなどありません。 AirAsia は低コスト航空です、この概念をよく知って利用しましょう。

【機内でビジネスクラス席/ Hot Seat 座席/ 静穏座席区域 に格上げできる】

Airsai X 機内誌のページに、空き席がある場合に限って次の席に格上げすることができるとのお知らせが掲げてある。 
注意: 2015年になってこの機内格上げのお知らせが機内誌から消えた。”できる”とも ”できない” とも書いてない。ところが2015年第4四半期にまたこの記述が機内誌に復活して2016年に続いている。
また  AirAsia X(D7) だけに適用されるとも書かれている。よって Thai AirAsia X ではもうできないと理解される

マレーシアの通貨:マレーシアの通貨は Ringgit Malaysia です、その記号 RM は紙幣はもちろん、至る所で使われている。当ブログは全てRM で統一しています。
タイの通貨 : タイバーツです、記号は THB で統一しています。

2015年11月時点での格上げ料金(片道)-- 以前と比べてかなり料金変更有り
・日本/台湾/中国/韓国/ネパール/ サウジアラビアなどの路線
ビジネスクラス: RM 799、 Hot Seat 座席(旧名Premium Seat): RM 169、
静穏座席区域での人気ある座席(Hot seat):RM 189、静穏座席区域での一般席:RM 89

・オーストラリア路線 
ビジネスクラス:RM 999、 Hot Seat 座席(旧名Premium Seat):RM 169
静穏座席区域での人気ある座席(Hot seat):RM 189、静穏座席区域での一般席:RM89

タイ AirAsia X における格上げの場合 -2015年11月時点
ビジネスクラス: THB 6990,   Hot Seat :THB 1200,
静穏座席区域での人気ある座席(Hot seat):THB 1300、静穏座席区域での一般席:THB 500


これは機内に搭乗してから、この対象座席が空いていたらその場で客室乗務員にお願いして席を格上げできる、ということです。
以前は現金を支払う方式であったが、その後(2016年時点でも)格上げはクレジットカードを使ってのみできる方式に変更された。 ただし Visa, Mastercard, American Express の3種だけです。
支払った格上げ料金の払い戻しはしません、食事は含まれていない、という条件です。

【幼児に関する条項】

ところでAirAsia 輸送約款とAirAsia X 輸送約款の中から、たまたま目に付いた幼児に関する条項を載せておきましょう。約款をよく読むとこんなことも書いてあるという例です。

第4.2条 幼児(AirAsia 輸送約款とAirAsia X 輸送約款は同じ文言)

生後9日から2年未満の幼児にかかる料金は「航空運賃以外の費用・料金表」に載せてあります。なおこの幼児年齢は実際に飛行機に乗る日に基く。
幼児は大人の膝の上に座るという条件の下で搭乗することができる。(乗客である)大人1人につき幼児は1人だけを認めます。乳母車やベビーカーは飛行機内では許されません。
安全規則上から1フライトにおける幼児の人数が制限されています。ということで、乗客が幼児を連れて搭乗するというご希望に弊社が答えられないことがあるという可能性もでてきます。
以上

イントラアジアのひとこと
例えばかなり稀なケースですが、1歳半の双子と生後3ヶ月の幼児を持つカップルはこの3人共連れての空の旅は認められない、ということになるわけですね。また1歳10ヶ月の幼児と生後5ヶ月の幼児を連れた母親はこの幼児2人を連れて飛行機に乗れない、ということになるようです。
実際上の運用は知りませんが、規約上ではこうなるという例を考えてみました。




当ブログに慣れていらっしゃらない方は、ブログのページ右側にあるカテゴリーから、各カテゴリー毎に閲覧された方がいいかもしれません。

クアラルンプールに着いてから、訪問地のペナン、マラッカなどへの交通手段と情報、及びマレー鉄道に関しては、イントラアジアのホームページにある 『旅行者・在住者のためになるページ』 で詳細に案内しています。クリックしますと別ページで開きますので、該当の目次から選んでご覧ください。

座席選びに関する追記分がありますので、続きを読む をクリックしてください。

【AirAsia の座席選び(座席指定)における料金改定 -2013年9月12日から実施】
 -追記として2014年1月掲載

AirAsia はサイトでこの改定について次のように説明しています:

1.座席選び(座席指定)をすることで、利用者は好みの座席を選べるようになります、そして同伴者と隣り合った座席の確保が保証されます。

2.この料金改定は2013年9月12日から実施します。

3.この料金改定が適用されるのは、 AirAsia 各社です:Malaysia AirAsia(AK便)、Thai AirAsia(FD便)、Indonesia AirAsia(QZ便)、Philippines' AirAsia(PQ便)
Intraasia注: AirAsia X 各社(D7, XJ 便, XT便)には適用されない

4.座席選び(座席指定)の新料金表とその横列番号別の利点-2015年4月改定

座席種類横列番号料金利点
Hot Seat 座席
(旧 Premium Seat)
1, 12, 14RM 42.4 / 40優先的に搭乗できる、足回りがゆったり
2 から 5RM 31.8/  30優先的に搭乗できる
普通座席6 から 11RM 10.6/ 10機内で前方に近いため降機が早くなる
15 から 31RM 6.36/ 6友人や家族と一緒に座りやすい

料金は2016年1月時点でも、マレーシア国内フライトとマレーシア-アセアン間フライトに違いはない。
機内誌には、搭乗してからもプレミアム座席が空いていれば、現金を払うことで席移動ができると書いてある。

注意:2015年4月から物品とサービス税(GST)が施行されたので、料金には税律 6%が加わっている。端数の表示はそのためです。アセアン(ASEAN)フライトにはこの税がかからないので、 右側の数字です。

5.この改定より前にその時点での座席選び料金で予約購入した利用者は、新料金との差額を払う必要はありません。ただし座席選びを再度行う場合は差額を払うことになります。

6.フライト日時を変更した際、座席選びでの座席位置はそのままで変更しなければ、新たに料金はかかりません。

7.最初の座席選びで Hot Seatの 2AをRM 30で予約購入しました。これを1Aに変更するといくら掛りますか?
答え:その差額(RM 40 - RM 30) であるRM 10を新たに払う必要があります。
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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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