最近のエアアジア (AirAsia)のニュースから - AirAsia X の最新ニュース

ごく最近(2012年11月初旬)マレーシアのマスコミに AirAsia X に関する記事が続けて載りましたので、抜粋して紹介します。

【 5周年を迎えた AirAsia X の最高経営責任者が語る今後の計画】

AirAsia X は5周年を迎えます。
AirAsia Xの最高経営責任者は語る、「成長を続ける中で、2013年から2017年までに、使用機のエアバス社 A330-300をさらに 24機増やすことになる。我々は来年オープンする新しいLCCターミナルのKLIA2 を新本拠地にすべく心待ちにしている。」 「利益を生むことがわかった路線、つまりオーストラリア、中国、台湾、日本の各路線に力を注ぐことになります。AirAsia Xはアジア太平洋地区に焦点を絞ります。」

「今後AirAsia X は次の路線で日に2便を運航したいと考えている:シドニー、メルボルン、台北、東京、ソウル。 」 最高経営責任者はさらに、名古屋、福岡、札幌、そして中国の Xian と Wuhan、といった都市への路線開設の可能性も示唆しました。
以上

【イントラアジアのコメント】
日本の3都市も路線開通の候補になっているのですね。さらに羽田路線は1日2便にしたいというのも喜ばしいニュースです。いつそれが実現するかはまだ未定、未確定ですが、イントラアジアも当ブログの読者も期待を込めて待ちましょう。


【 AirAsia X は新規株式公開をいよいよ実施する予定】

AirAsia X Bhd は(その時点で)同社発行株の3分の1にあたることになる 7億9千万株を新規株式公開する計画です。こうして得る資金によって同社の銀行借入金を減らし、今後の資本支出に役立てることにする。
新規公開分の内、5億9千万株は新たに発行する株になります。
以上はロイター通信社報道です。

しかしAirAsia X Bhd 自身はまだ新規株式公開に関しては何の発表もしていません。一方マレーシアの通信社 Bernama によれば、AirAsia X の最高経営責任者が証券委員会に新規株式公開の案を提出したとのことです。「証券委員会の承認を12月半ばには得られるだろうと期待している。」と最高経営責任者は語る。

AirAsia X は現在 Airbus 社の A330-300を 9機、 A340-300を 2機保有して運航しています。

AirAsia X は 2012年上半期の6か月決算では売上高RM 9億4190万に対して、純損失RM 2910万を記録しました。乗客の支払う座席運賃収入は対前年同期比 4.5%落ちてRM 6億4千万でした。その主たる理由は、供給できる座席数において4.7% 減ったことだと説明する。付随または関連収入においては保険を含めて、対前年同期比 20%増えてRM 1億6700万でした。この期間において、燃料費は3.5%減少してRM 4億8千万かかりました。

AirAsia X は2011年12月31日締め決算では、売上高 RM 18億6千万で純損失RM 9600万を記録しました。これまでの売上高の推移をみると、2008年がRM 2億3千万、2011年がRM 19億近くでした。つまり平均して年100%の成長です。

AirAsia X が提出した新規株式公開の案における、新規株式公開後の株主構成の予定:Aero Ventures Sdn Bhd 34.4%、AirAsia Bhd 12.1%、Orix Airline Holdings Limited 7.2%

AirAsia Xの取締役会は、エアアジア (AirAsia)グループの最高経営責任者と副最高経営責任者、(与党指導陣の一員でもあった女性の)前通産大臣、元クアラルンプール証券取引所会頭などがその役に就いています。

【イントラアジアのコメント】
AirAsia Xはエアアジア (AirAsia)グループの航空会社ですが、株主・資本構成が他のAirAsiaグループ会社とは違う。グループ最高経営責任者と副最高経営責任者がAirAsia Xの創立者であり且つ取締役として意思決定に関わっている点は同じです。

そのAirAsia Xは、決算上は赤字なのですね。昨年からすでにAirAsia Xの新規株式公開は話題になっていました。最高経営責任者はそれを多少引き延ばしてきました。ここへ来て、どうやら本当に新規株式公開をするようだ、というニュースです。


【拡大基調にある AirAsia X 】

今年2012年 AirAsia Xの利用乗客数は270万人から280万人になりそうだと、AirAsia X最高経営責任者が AirAsia X 5周年の記念式典で語りました。

「2013年の第1四半期にBursa Malaysia(マレーシア証券取引所)にいよいよ新規上場する計画に伴って、AirAsia Xは急速な拡大期に入りつつある。」「2013年はAirAsia Xの運航機は18機に増えます。」 「2014年にはさらに7機が増える。AirAsia Xの人員数は、現在の1200人から2013年は2200人に増える。我々は飛行便の便数を増やす、新しい機内サービスを始める、アジア太平洋地区で新路線を開始する、といったことを計画している。」

「AirAsia Xにとって、中国、韓国、日本、オーストラリアは新しい路線を開設できる可能性を秘めている。」

マレーシアを基盤にして2013年の設立が発表された、(インドネシア資本の)格安航空会社 Malindo Airについて、AirAsia Xは動じないと最高経営責任者は語る。「我々は強いブランド力と優れた運航記録を有している。こうしたことは短時日では成し遂げられません。」

「AirAsia Xの座席稼働率(座席数に対する乗客数の割合)は、2011年の80%から向上して、現在84%です。」

【イントラアジアのひとこと】
AirAsia Xは最近もテヘラン路線を廃止したように、採算の悪い路線はバッサリと切り捨てて、採算の取れる路線に集中するあり方です。そこでアジア太平洋地区に専念するという方向性をしきりに強調しています。

座席稼働率は84%なんですね。利用者として空き座席がたくさんあるといいなという期待は(笑)、どうやらそれを享受できる機会が多くなさそうです。




【ひとくち知識】
クレジットシェルとは利用客が後日その値をエアアジアのサービスを買うために再利用できる仕組みです。クレジットシェルの有効期限は発効日から3ヶ月間です。これに関しては通常のAirAsia輸送約款が適用されます、となっている。
クレジットシェルに関する詳しいことは、2010年12月21日付け記事 『エアアジアを利用する際に遭うかもしれないトラブルやよくある質問に関する、エアアジア側の説明を知っておこう -その1』で説明しています。

読者が検索される単語に多いのが運賃に関することばです。
2012年7月31日付け記事 『エアアアジアの航空運賃タイプの Promo(プロモーション運賃)と Regular (通常運賃)に関する説明』 をクリックしてご覧ください。

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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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