エアアジアのサイトで日本円価格表示に銭が付け加わっている違和感を考察する

[多言語ページを誇るエアアジア (AirAsia)サイト]

エアアジア (AirAsia)ホームページの第一面つまり表紙をめくった最初のページには、言語選択用のドロップダウンメニューが設置されており、エアアジア (AirAsia)の就航する国々の各国語(時には公用語も)が並んでいます。このあり方は、外国人向けには英語だけで済まそうとする潮流を退けた賞賛すべき方針ですね。

その言語選択メニューにいつから日本語が加わったのでしょうか? イントラアジア (Intraasia)は今年日本に来て数ヶ月の間はほとんどインターネットに接続できない状態にありましたので、その正確な月日を知りませんが、推定すればエアアジア (AirAsia)の羽田就航が決定した直後なのでしょう。

エアアジア (AirAsia)サイトの作り方と注文・購買方式は日本の一般的な旅行ビジネスサイトや購入サイトのそれと比べたとき、きっと多かれ少なかれ違いがあることでしょう。なぜなら選択した日本語ページは日本語で書かれてはいますが、エアアジア (AirAsia)のホームページ作成の基本概念がマレーシアにおける主流ビジネスサイト概念、それは多分に西欧ビジネスサイトスタイルを模倣したもの、だからです。

日本語ページを含めて、数ある各国語・公用語ページはすべて、基準サイトである英語ページを基にして訳してあるはずです。それぞれの国語または公用語ページでは英語ページに載っている一字一句のすべてが訳されているとまではいえません。訳さずにそのまま英文を載せているページも見受けられますね。とはいえ、ある言語しかできない利用者がサイト利用時にとりたてて困らない程度にその言語でページが作成されていると言えるでしょう。

とにかくこの違いの存在は普通の日本人が海外サイトを利用するときに誰であれ感じるものでしょうが、現代はインターネット時代ですから、こうした海外サイトにもある程度慣れるしかないといえます。

[サイトでの日本円表示のあり方に違和感を感じた]

ところでちょっと余談です。エアアジア (AirAsia)の日本就航希望がマレーシアで初ニュースになってから現実のものになるまで数年もかかりましたが、イントラアジア (Intraasia)は、日本就航が決まればエアアジア (AirAsia)は必ずや日本語ページを作成するだろうから、その際はイントラアジア (Intraasia)に請け負わさせてくれないかなあ、なんて思っていましたよ。この願望はやはり単なる願望で終わってしまい、エアアジア (AirAsia)から私宛にまったくコンタクトはありませんでしたなあ(笑)。

なぜこんなことを書いたかといいますと、数週間前のことです、エアアジア (AirAsia)サイトで英語ページを開いて日本就航便を検索していたとき、ある違和感を感じました。イントラアジア (Intraasia)は、エアアジア (AirAsia)がそのホームページを発表した2002年以来の同サイトの閲覧且つ利用者ですから、エアアジア (AirAsia)ホームページ作成の基本概念とスタイルに取り立てて違和感はありません。そのイントラアジア (Intraasia)がそのとき感じた違和感とは、日本便検索で表示されている日本円の価格表示のあり方です。

Fare (航空運賃)として、例えば Adult  25,000.00 JPY などというように、銭の単位までが表示されていることです。さらに合計欄にも 1 Guest @ 25,000.00 JPY, Airport charges & fees(空港税及びその他諸費用) 3,000.00 JPY、   Total 28,000.00 JPY となっていますね。

この表示方式は日本語ページだけでなく、英語ページでもマレーシア語ページでも華語ページでも、さらにタイ語ページでもベトナム語ページでも、つまり何語のページであれ、日本円表示する全ての項目で価格表示に銭の単位が付け加わっています。これは日本人として非常に目障りな表示であり、同時に見間違いさえ呼び起こしかねません。この部分を作成した人たちは日本における日本円の使われ方と表示知識が皆無であったと思われます。だって日本人を対象とするネットサイトで日本円表示に銭など用いないことは常識だからです(外国為替に関するような取引サイトは除きます)。

[エアアジア (AirAsia)のサイトでは全て補助通貨単位まで表示している]

世界のいろんな国ではその国の通貨表表示に補助通貨単位を用いています。マレーシアではリンギットの補助通貨単位は sen であり、日常的にも各方面で使用されています。スーパーなどでは sen の単位までの表示はごく普通です。よってエアアジア (AirAsia)のマレーシア語、英語、華語(日本では中国語と呼んでいる)ページでは sen 単位もあまり違和感はありません。

エアアジア (AirAsia)のサイトでは通貨の強くない国、例えばベトナムやラオスやミャンマーなど、へ/からのフライトはその国の通貨表示ではなく全て米ドル表示です。例:109.00 USD 。 米ドルは日常的に セント を使うことが知られていますから、この表示はおかしく感じられません。

タイ語ページを見ると、例えば 3,815.00 THB, つまり3815.00 タイバーツ となっています。つまりタイ通貨表示でも補助通貨であるサターンが付け加わっています。現在のタイでは依然としてサターン硬貨は(少なく)出回っていますが、日常生活ではサターンの使用はごく限定的になっていますし、航空券価格のような分野ではまず使われていないはずなので、タイバーツ表示における補助通貨サターン表示はかなり違和感がありますね。

そこで日本円に戻りますと、日本では銭はもはや日常では使われない単位であり且つ硬貨としても発行されていません。銭はもはや外国為替のようなごく特定分野だけで表示されるにすぎませんよね。エアアジア (AirAsia)側で日本円表示のページを作成した人たちには、こういう知識があったのかなかったのか知りませんが、外国為替で表示されるように、銭という単位を円に加えてページ作成したものと推測されます。

そこでエアアジア (AirAsia)のサイトでいろんな言語ページを見てみると、使用する通貨全てにおいてどの言語ページも一様に補助通貨を付け加えて表示しています。ということは、エアアジア (AirAsia)サイトの統一スタイル原則の下で、日本円を使うこの種の購入・注文ページでは銭は使うべきではないにもかかわらず銭が付け加わってしまった、といえるでしょう。

[サイトの統一方針だろうから、仕方ないとはいえるが・・・・・]

日本知識のないエアアジア (AirAsia)サイト製作者に落ち度はありませんし、このページを日本語化した人または人たちも訳すという面では責められませんね。エアアジア (AirAsia)サイト製作の方針に従ったまでだからでしょうから。

とはいうものの、日本のインターネット購入を扱うホームページで日本円に付け加えて銭まで表示するのはまずありえないはずですから、エアアジア (AirAsia)の日本人利用者としてはやはり違和感はありますね。この点は外国製サイトの泣き所といえるかもしれません。ですから、銭表示に慣れるというよりも銭を無視して見るしかありませんな。まあ、日本語を母語としないエアアジア (AirAsia)サイトの利用者が日本円表示を見たとき、銭単位を当然視しないように願っておきましょう。
注:母語と母国語は似て非なるものです。



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Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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