エアアジアの機内飲食サービスに関する説明と飲食品メニューの例

エアアジアサイトで航空券を予約購入すると、その購入過程の中に機内食注文ページがあります。単に注文を受け付けるというよりも、むしろ利用客に”機内食の注文を奨励する”ページと言えるほどです。まあ、機内食のような付随サービス収入はエアアジアグループの重要な収入源なので、ビジネス観点から捉えれば仕方ないことかもしれませんね。

エアアジアは飛行開始した頃は短距離路線ばかりだったので、飲料販売はあっても機内食のような料理品の販売サービスはありませんでした。料理品の販売サービスが始まったのはその後中距離路線を開始した頃からでしょう(具体的な年月は覚えていません)。

AirAsia X だけでなく、AirAsia の中距離便も機内食を販売しています。長年エアアジア便を利用しているイントラアジア (Intraasia)は、地上の大衆食値段に比べて割高となる機内食を食べたことがほとんどないことは、2011年5月5日付け記事 『エアアジア X の機内食を食べてみた』 で書いたとおりです。従って、機内食の食べ比べ評価はしようにもできない。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです(日本語ページは一切参照及び関知はしません)。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。


【機内飲食サービスについて 9点に要約】

第1の点
エアアジアサイトでは機内飲食メニューの全ての品の画像を提供していますから、まったく初めての方でもその品が見た目上どんなものかぐらいはわかるでしょう。とはいえ、マレーシア食をまったく知らない方がごくありふれた大衆食のナシルマの味を想像することは無理なことです。これは日本食を全然知らない人に、例えば牛丼の写真を見せて味を想像させるようなものです。

第2の点:
エアアジアは低コスト航空会社です。当然ながら、機内食調理のためにシェフを同乗させる、有名航空会社のビジネスクラスと比較することなど意味がありません。いくらエアアジアがホームページや機内誌やメディア広告で機内食メニューのバラエティーさと味を自画自賛しようと、利用客は、しょせん低コスト航空会社の機内食メニューであることを認識しておきましょう。

例えば、街の屋台や大衆食堂で提供されるナシルマはごく大衆的な値段 RM 1.5前後ぐらいからあります、ナシルマならではの辛くしかも口に残る味わいは格別といえます。一方機内食メニュー(予約なし購入の場合)ではナシルマがなんと1000円もするのですが、街の大衆ナシルマで味わえる本物味は期待できないでしょう。機内食はほとんどの人が食せるような万人向けの味になっている以上、本来の味わいを期待すること自体ないものねだりです。

第3の点:
フライト時間が数時間を越えると単調な気分になるのは多くの乗客が感じることですよね。そんなとき、窮屈なエコノミー座席に座って狭い座席テーブル上に広げる機内食であっても、それなりに気分転換になりまた食の欲求をかなり満たしてくれることでしょう。ということから、街の大衆食堂の同等品との値段比較になってしまうイントラアジアと違って、ほとんどの日本人利用客には、機内食の1つや2つはそれほど高い食事には感じられないことだと思われます。

第4の点:
機内食を購入方法から分類すると、あらかじめ予約購入する品と 機内で自由に購入する品の2種類があります。飲み物類とお菓子は全て機内での自由購入です。

第5の点:
機内購入の際の支払いは現金のみです。使える通貨はAirAsia X の場合はマレーシアリンギット紙幣ならどんなフライトでもOK、加えて米ドル紙幣も全てのフライトで使える、及びその路線の出発国/到着国の紙幣でも支払える。ただしお釣りは支払い通貨に関わらず全てリンギット紙幣になる。さらに硬貨は一切使わず1リンギット未満は切り捨てられることなど、換算レートがエアアジア側に有利であることは容易に推測できる。

第6の点:
あらかじめ予約購入した品を別の品に変更できます。ただし搭乗するフライトの出発時刻の48時間前までに行うことが条件です。そして変更は、エアアジアサイトの【自分の予約を管理する】メニュー内で行います。
変更後の品が最初の品より安い場合でも差額の返金はありません。エアアジアビジネスの常から、もちろん予約購入自体を取消す方策はありません、つまり返金されないということです。

第7の点:
メニューを細かに調べる方法:AirAsiaサイトの In-flight Services(機内サービス)ページを開くと、AirAsia X (航空会社記号D7)、AirAsia(航空会社記号AK)、 AirAsia (航空会社記号QZ)、AirAsia(航空会社記号FD)毎にメニューを閲覧できるので、対象項目をクリックします。すると、機内食及び飲料の全ての品とその価格が表示される。拡大表示もできる機能がある。閲覧するにはAdobe Flash Player をインストールしておくこと。

第8の点:
AirAsia 便はAirAsia X 便とは多少異なる機内食メニューです。AirAsia便での機内食において、飛行時間75分以下のフライトでは暖かくした料理品は”必ずあらかじめ予約購入しておく”必要がある、つまり機内での販売はしない。
あらかじめ予約購入した品には、それぞれ100mlのミネラル水が付いてくる。(タイとインドネシアを含め)AirAsia便ではアルコール飲料の販売はありません。

第9の点:
AirAsia(航空会社記号AK)はもちろんマレーシアリンギット払いが基本です。
Thai AirAsia(航空会社記号FD)のタイ国内便ではタイバーツが基本通貨になる。
Indonesia AirAsia (航空会社記号QZ)のインドネシア国内便ではインドネシアルピアが基本通貨になる。


以上のようなことを前提または知識として機内飲食メニューをご覧ください。
AirAsia の機内飲食メニューは随時変更されていますから、以下で参照するのはエアアジアサイトの2011年12月時点の機内飲食ページ及び2011年12月と表示されているAirAsia X 機内備え付けメニュー誌です。

【あらかじめ予約購入しておくメニュー (Pre-book meals)】

注:下記の路線は例として取り上げたのであり、他の路線のメニューは省略します。購入品にはそれぞれ350ml入りのミネラル水ボトルが付いてくる。

東京/大阪 - クアラルンプール路線
ナシルマ、 日本風弁当、 野菜入り炒め麺、チキンホットドッグ

パリ−クアラルンプール路線
1回目提供: チキンブリヤ二、 マスタードチキン、アラビアタソースのほうれん草とチーズのトルテリィニ、 パスタ付きチキンボロネーズ
2回目提供:マレーシア風魚カレー、グリルドサーモン、野菜ヌードル、チキン入り炒め飯

オーストラリア −クアラルンプール路線
ナシルマ、燻製BBQチキン、ベジタリアンブリヤニ、パスタ付きチキンボロネーズ

イントラアジアのひとこと
料理名を見てすぐ具体的な品が浮かぶ人は別にして、よくわからない名称もありますね。これらの値段は最低十数リンギットからであり、具体的には機内食予約購入ページに価格が表示されています。もちろん複数品注文だってできます。

クアラルンプール −東京/大阪 路線
ナシルマ、ガルパ魚の照り焼き、 豆腐クンパオと蒸しご飯、チキンホットドッグ:各RM 13

クアラルンプール −ロンドン路線
1回目提供品:ナシルマ、チキンラザニア、野菜Ratatouille入りパスタ、チキンホットドッグ
2回目提供品:チキンブリヤニ、チキンキエフ、野菜マサラとダルのJain Cuminライス、ピザ

クアラルンプール −クライストチャーチ路線
ナシルマ、チキンラザニア、野菜Ratatouille入りパスタ、チキンホットドッグ

イントラアジアのひとこと
マレーシア−日本路線でも飛行中に機内食販売が2回あります、ただしロンドン路線と違って提供品メニューは同じです。利用客はその予約購入した品を最初の回に食べてもいいし、2回目の回に食べることもできます。

【機内で予約なく購入できるメニュー(Buy on Board)】

注:下記の路線は例として取り上げたのであり、他の路線のメニューは省略します。

東京/大阪 - クアラルンプール路線
ナシルマ、日本風弁当、 野菜入り炒め麺:各 1000円、
注意:日本風弁当の所だけにRM30と書いてある、非常にわかりにくい表示である。マレーシアリンギットで払えば30リンギットということだろうか? なぜ日本風弁当の所だけに付記してあるのだろう?このメニュー情報を作成している人たちは早急に訂正をすべきです。
サンドイッチ RM10、チキンサンドイッチ RM12、ホットドッグ RM10、ざるそば RM10、味噌汁 RM5

オーストラリア −クアラルンプール路線
ナシルマ、燻製BBQチキン、ベジタリアンブリヤニ、チキンボロネーズ:各A$12
サンドイッチ A$8, ホットドッグ A$8

ムンバイ/ニューデリー −クアラルンプール路線
バターチキン、チキンブリヤニ、野菜マサラとダルのJain Cuminライス:各RM15
サンドイッチ RM10、ホットドッグ RM10、ピザ RM10、野菜サンドイッチ RM10

クアラルンプール −東京/大阪 路線
ナシルマ、ガルパ魚の照り焼きと蒸しご飯、 豆腐クンパオと蒸しご飯 :各RM 15
サンドイッチ RM10、ホットドッグ RM10、フランス風ペストリー RM10, ざるそば RM10、味噌汁 RM5

クアラルンプール −ロンドン路線
チキンブリヤニ、ナシルマ、チキンラザニア、野菜Ratatouille入りパスタ :各 RM15
サンドイッチ RM10、チキンサンドイッチ RM12、ホットドッグ RM10、ピザ RM10、フランス風ペストリー RM10

クアラルンプール −台北路線
鶏飯、ナシルマ、豆腐クンパオと蒸しご飯 :各RM15
サンドイッチ RM10、ホットドッグ RM10、

【イントラアジアの注釈】

あらかじめ予約購入しておくメニューに載っている同じ品が、機内で予約なく購入できるメニューにも入っています。つまり機内販売で売れるだろうくらいの数を(予約分とは別に)用意しているということなんでしょう。客室乗務員にこのことを尋ねたら、幾十個もの数はないけど・・・と言っていました。

エアアジアサイトであらかじめ予約購入する場合は、機内で直接購入するのに比べて割引になる。
クアラルンプール−東京/大阪路線の場合:
注:カッコ内の品名は2011年12月時点のものであり、随時品が変わることもありえるからであろう、予約購入ページには品名が書いてない。
マレーシア食(ナシルマになる)、インターナショナル食(ガルパ魚の照り焼きになる))、ベジタリアン食(豆腐クンパオと蒸しご飯になる)、子ども用食(チキンホットドッグになる)のどれもが 1食RM 13となっているので、機内で買うより2リンギット安いことになる。さらにサンドイッチもあり、RM 7です。

注意:クアラルンプールを出発する便のメニューとクアラルンプールに到着する便のメニューは必ずしも同じではありませんし、価格も異なる場合がある。

イントラアジアのひとこと
それにしてもだ、同じナシルマを機内購入する場合、クアラルンプール発ではRM 15だが、東京/大阪発ではなんと1000円もする! リンギットに換算すればRM 35から40だ。クアラルンプールのKampung Baruにある店の有名なNasi Lemak だって1食RM 10ぐらいだろう。AirAsia X便では使用通貨は全て紙幣のみとしている。日本円の最低額紙幣は1000円札、ということから日本円で支払いは1000円札1枚となるのだろう。

【軽食と菓子、飲み物、アルコールのメニュー】

軽食メニュー(予約不要)
サンドイッチ + ティーバッグ:
クアラルンプール発 RM12、オーストラリア発 RM9、パリ発 ユーロ5など
サンドイッチ + 紙パックオレンジジュース + ポテトチップ45g:
クアラルンプール発 RM18、オーストラリア発 A$10、パリ発 ユーロ6など

Maggiカップ麺:RM6 (ほとんどのフライトで注文できる)、

菓子類(予約不要)
チョコレート、ビスケット、チョコバー、ポテトチップ、豆菓子など 各RM4またはRM5

飲み物メニュー (予約不要)
ミネラル水ボトル:RM 、紙パックMilo RM6、Liptonグリーンティーボトル:RM6、コーラ缶/ 100Plus缶/ 7アップ缶/ Lipton アイスティー缶: 各 RM6
ホット飲料として ネスカフェ 3イン1/ ネスカフェクラシック/ Boh ミルクティー/ Milo 3イン1/ リプトンティーバッグ:各RM5、

アルコール飲料(予約不要)
Carlsberg缶ビール 325ml /アサヒスーパードライ缶ビール 325ml:各RM12
Jack Daniel Cola 340ml:RM25, 日本盛り(日本酒)300ml:RM45、
Chardonnay 白ワイン/赤ワイン 187ml:各RM 20、他2種のワイン:各RM20

イントラアジアのひとこと
非飲酒者なので気づくのが遅かったかもしれないが、いつのまにか日本酒がメニューに加わったんだ! イントラアジアがこれまで見た限りで言えば、通常の飲み物に比べてアルコール飲料を注文している人を見かけることはごく少ない。

【AirAsia の飲食メニューの例】

AirAsia 便(航空会社記号AK):あらかじめ予約購入の料理品はRM12、軽食はRM9.自由購入のサンドイッチと飲み物セット RM15 など。ティーバッグ RM5,ソフトドリンク缶 RM6など。ココナツ椰子 RM10 というのもある。

Thai AirAsia(航空会社記号FD):あらかじめ予約購入の料理品はTB120、軽食はTB90.自由購入の料理 TB130 など。ミネラル水ボトル TB30, ソフトドリンク缶 TB60など。

追記: クアラルンプール − バンコク路線の場合、航空券予約購入過程における、機内食購入ページには約20品目もが載っている(2012年1月時点)。注文されたい方は、あらかじめサイトの機内食紹介ページを開いて検討しておいた方がいいでしょう。 繰り返しますが、機内食購入は規定時間前ならいつでもできますので、後日ゆっくりと予約購入してもいいのです。

Indonesia AirAsia (航空会社記号QZ):あらかじめ予約購入の料理品はRp36200、サンドイッチ Rp27000, カップ麺 Rp18000 など。インスタントコーヒー Rp15000, ソフトドリンク缶 Rp18000など。




エアアジアグループ便の機内で提供される飲食メニューに関する投票です(2011年12月11日から開始)、ミニ感想も書き込めますよ。当ブログを訪問された皆さん、AirAsia を利用された後でも参加してくださいね。





テーマ : 飛行機/フライト/機内食
ジャンル : 旅行

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凄い

はじめまして凄いレポート!とても 素人さんとは思えません?ね。僕もタイエアエイシアを良く利用してます。大半はタイドメスティックですが、バンコクーデンパサール、バンコクーマカオ、バンコクーシンガポールなんかを利用しました。まあ機内で購入したのは、連れがエアエイシアキャップ?なるものを買ったくらい、それも タイのもと女優がキャビンアテンダントで乗務してて、サインをもらうためでした もし エアエイシアの詳しいレポートを書かれるのであれば、機内食はまあ どうでもいい感じ?あっいや失礼例えば 機体年齢、整備体制、乗員訓練 なんかを載せていただければ ありがたいですね。僕がエアエイシアをファーストチョイスしてるのは、無事故?だからで、まあ うまい料理は 地上にごまんとありますから。どうでしょうか?

初めてのエアアジアでの私の失敗

燃料費込みで価格が分かりやすかった…ただそれだけで、エアアジアでチケットを予約した、LCC初心者のものです。
予約をしてから、エアアジアやLCCについて調べ、イントラアジアさんのブログに辿り着き、とっても参考にさせて頂いてます。
もう予約(支払い)してしまったので、後戻りはできませんが、色々と失敗をやらかしてしまって、落込んでます。。。
失敗1 国内線はセルフチェックインだと、座席を勝手に振り分けられる…という書き込みを見ていたので、それが頭に残っており、座席指定したのに、国内線(クアラルンプールーペナン島)のカウンター手数料を支払ってしまいました。アホです。
失敗2 帰りの国内線を予約する際に、国際線への乗り継ぎ時間が2時間45分しかないものを(大丈夫だろうと)選んでしまった。その後、LCCではやはり危険な賭けと思い変更。
手数料がかかっても、背に腹はかえられないと思い70MYR×人数分支払う……が!
チケット代は53MYR!
座席指定したって、新たにチケットを取る方が安かった…アホアホです。

こんな初歩的ミスをする人間がLCCを利用して大丈夫なのか、心配です。

なんで、ここにこんな事書き込んでるのか?って感じですよね?

「日本人のためのよくわかるエアアジアのお話」という、とても親切なブログを立ち上げてるイントラアジアさんに何だか聞いて貰いたかったのです。
お忙しいところ、読んでくださってありがとうございました。
これからも、参考にさせて頂きますね。
無事に帰って来られたら(2月中旬)飲食メニューの投票しますね。

あ、「初心者はここに注意」とかいうのを作る際には、良かったら、こんな失敗した人いまっせ的に使ってやってください。


プロフィール

airasia

Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ!
(2010年10月24日開始)

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