エアアジアホームページで予約購入する際の説明と注意点

その後の AirAsia サイトの変化に合わせて、新しく 『新編 エアアジアホームページで予約購入する際の説明と注意点-2015年版』 を書き下ろしましたので、そちらをご覧ください。



当記事は過去の記録として残してあります。

本題に入る前に、当ブログを初めてご覧になるようなエアアジア初心者の方を念頭において、まずエアアジアに関する基本知識のおさらいをしておきます。

独立系の低コスト航空会社である
 

低コスト航空会社(Low Cost Carrier、通常LCCと略称する) の就航がかなり遅かった日本では、航空券を常時低価格に抑えた新興航空会社は全て格安航空とひとくくりに呼ばれているので、エアアジアも単にその中の1社という捉え方のようです。しかしアジアでエアアジアは低コスト航空会社の雄なのです。とりわけ東南アジアでは、他の低コスト航空会社の追随を許していません。

日本に就航しているLCCの中で Jetstarは親会社がよく知られたカンタス航空です。シンガポール基盤に東南アジア主体の路線であるTiger Airwaysはシンガポール航空が設立したLCCであり、マレーシア中心に運行している Fireflyはマレーシア航空が設立したLCC、タイを中心に運行しているNok Airはタイ航空が設立したLCCです。

エアアジアはこういう大手ナショナルフラッグキャリアの子会社としての低コスト航空会社でも大手航空会社と組んだ合弁会社でもありません。現在のエアアジアが発足した時から独立系航空会社であり、且つ低コストに特化したいわば専門航空会社です。大手航空会社系のLCCはどこも親会社本来の客層を奪わないような運営方針にする必要がありますが、エアアジアはなんらそういうことを気にする必要はありません。一方その半面、資本と資金手当てがエアアジア (AirAsia)にとっては大きな課題、時には障壁となってきました。

エアアジアはその障壁を乗り越えて大成功し、現在ではアジア随一のLCCである地位を毎年占め続けており、その運行路線の幅広さと運行本数の多さは、他のアジア基盤のLCC を凌駕しています。エアアジアサイトで運行路線図のページを開いて確認してください。きっとその広範囲な路線網に驚かれることでしょう。

エアアジアを2002年の初飛行以来観察し、利用してきたイントラアジアから観ると、日本でのエアアジア紹介記事・書き込みの的外れさにはあきれること多々です。そんな状況を鑑みれば、日本人旅行者はまだまだエアアジアに関する知識をほとんどお持ちでないない方が圧倒的多数といえそうです。

エアアジアは単にウエッブ販売主体だからそして機内サービスが有料だから航空券が安いという捉え方は、木を見て森を見ずといえます。エアアジアはあらゆる面で低コストに徹底しています。よってその中には一般日本人的な感覚には馴染まないことが当然でてきます。この点をイントラアジアは繰り返し且つはっきりとお伝えしておきます。

Intraasia注:有償の旅客座席数(切符を購入して搭乗した旅客の座席数)にフライト距離を乗じた、有償座席キロ当たりの費用を比較すると、2008年度の数字では、日本の航空会社の費用はエアアジアの4倍にもなるそうです -「空港の大問題がよくわかる」光文社新書を参照。

エアアジアグループで現在運行中は 4社ある

エアアジア本体はマレーシアが基盤であり、タイエアアジアはタイが基盤であり、インドネシアエアアジアはインドネシアが基盤です、そしてどのエアアジアもほぼ1種といえるぐらいに機種(エアバスA 320)を絞り込み、国内路線と国際路線の両方を運行しています。(エアアジアが他国で設立する合弁会社は今後も増えるかもしれません)

注:タイとインドネシアでは航空会社の株式において外国資本は過半数を超えて保有できないとの規制があるとのこと。AirAsia のThaiAirAsia と IndonesiaAirAsia における株式保有比率はいずれも 48.9% です。

これらとは別にエアアジアグループの長距離路線部門を扱うのがエアアジア Xであり、マレーシアが基盤です。つまり国際路線を運行するのが即エアアジア Xということではありません。国際路線の中である一定距離以上の路線は、長距離飛行が可能な機種(Airbus A330-300) を導入しているエアアジア Xが運行するという、いわば棲み分けです。ですから例えば、マレーシアと中国を結ぶ路線の中で、広州行きのような中距離路線はエアアジアが運行しているのです。

【最近のニュースから】

2011年第2四半期のエアアジア3社の乗客総数が発表されました。この3ヶ月間にエアアジア (AirAsia)3社を利用した人は対前年同期比2割増の 735万人でした。
乗客総数の内訳は、マレーシアのエアアジアが447万人、タイエアアジアが 162万人、インドネシアエアアジアが 126万人です。


【エアアジア公式サイトで予約購入する際の説明と注意点】

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知しません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。


予約購入ページはエアアジアグループに共通な1種類だけです。つまりエアアジア、タイエアアジア、インドネシアエアアジア、エアアジア X の各航空会社毎にフライトを選択するのではなく、出発地と到着地の組み合わせに基づいてどの航空会社になるかが必然的に決まります(2社の便が飛んでいる組み合わせもある)。従って例えば、バンコク -クアラルンプール路線では選んだフライトが、たまたまエアアジア(航空会社コードAK)の運行である、またはタイエアアジア(航空会社コードFD)の運行である、というようになります。

フライト選びの手順
まず出発国を選び、その中で表示される出発空港を選びます、次に到着国を選びその中で表示される到着空港を選びます。3番目に金額表示通貨(支払い通貨)を選択し、4番目に出発月日を選択します。最後に乗客数を選ぶ。ここまでが第一段階です。
初期設定では往復購入する設定になっていますので、復路も往路と同様な選択を行います。片道だけ購入の場合は、片道にチェックを入れます。

すると画面が変わり、その時点で得られるフライトが表示されます。表示されないのは、その月日にフライト自体がない、またはすでに座席売り切れということです。2011年11月上旬のサイトプログラム更新によって、選んだ日付前後の日にちに関してもフライト座席状況が帯状に表示されるようになった、別の日程を検索しやすくなりました。

表示されたフライトの中から1つだけを選択してそのフライト番号をクリックする、次に下段にある通知事項を読んでからそれを了承した旨としてチェックを入力する。そこで画面が変わって、右欄に選んだフライトの航空券合計金額(自分で選んだ通貨での表示)が明細付きで表示されます。よく確認しましょう。

その過程以降に進むにはエアアジア会員番号を入力するか、そうでない人はまず会員登録することになります。ただフライト検索する前に会員登録しておいた方が、プロセス上楽に進めますので、必須ではないけどあらかじめ会員登録しておくことをお勧めします。とりわけ使用するつもりのクレジットカードはカード情報をあらかじめ登録しておいた方が便利ですが、購入時に入力することを好む方のこともよくわかります(イントラアジアは最初から会員にならずに、購入時にその都度入力していた期間が長かったので)。

なお会員登録したくない人でももちろんエアアジア航空券を購入できますが、1回限りの必要情報を入力することになります。

以下はすでに会員登録していることを前提にします。

予約購入過程の手順と説明
エアアジア予約購入過程の基本は、いくつかの付加購入事項を経ていく構成になっています。その事項を順番にあげておきます。この予約購入過程の画面内容は頻繁に変更されていますので、このブログ記事もそれに合わせて随時更新しています(2011年11月上旬に最新の変更がありました):

・機内預け荷物の重量選択(エアアジアはこの預け荷物の重量選びをSupersizeと呼んでいる)
・機内販売の快適セットを買う買わないの選択
・預け荷物としてのスポーツ器具の有無と選択 
・機内エンターテイメントの利用の有無
・機内食の選択、その路線で注文できる機内食が表示される

・空港の有人カウンターでチェックインする、しないの選択。する場合はRM10、外貨の場合は同等の価格

次いで座席選びの画面に変わる
・初期設定として”座席選びをする”ようになっているので注意しましょう。座席を指定する場合は、座席配置図が表示されますので、具体的な位置と指定料金がわかります。空いてる座席の中から好みの位置をクリックする。
座席選びをしない場合は、ポップアップする小さなウインドウでCancel をクリックしてから確認ボタンを押す。画面にはしつこく座席選びを奨励する文句が現れるが無視すること。

また別の画面に変わる
・エアアジア推奨の搭乗者保険 AirAsia Insure
・LCCターミナルを発着する空港バスであるSkyBus切符
・エアアジアグループの携帯電話会社が販売するTuneTalkプリペードカード
項目ごとに買うのか、要らないのかを選択します。

全ての購入項目は払い戻しをしません と小さく書かれた文句が表示されています。

1つの予約購入過程で乗客が複数人数の場合は、乗客毎に付加事項を選択することになります。

以上の関門を順次乗り越えていかねばなりません(笑)。
特徴は、ほとんどの事項が、いわば初期設定でそれぞれの事項を購入することが第一選択になっていることです。
ある事項が不要である場合は、ポップアップするメッセージボックスの説明をよく読んでから、要らないを選ぶまたはキャンセルの欄にチェックを入れる必要があります。

それを怠ると、意図せずに”購入させられてしまう”ことになりますので、注意しましょう。もっともそういうときは、その予約過程自体をキャンセルしてしまってもまだ支払い段階に進んでいないので、なんら実害はありません。ただそうすると、また一から始めなければならないので、面倒なだけです。

2011年9月の追記:エアアジアはごく最近のプログラム更新によって、座席指定を完全な初期設定にしてしまいました。座席選びなどするつもりのないイントラアジアのような利用者にはいささか面倒な画面です。わざわざその座席指定を解除(Remove)しなければなりません、おまけにその画面ではなんの変化も現れず、次の画面になってようやく座席指定を解除したことがわかるようになっています。エアアジアはこんな姑息ともいえる初期設定を止めて、以前のように利用者が座席選びをする、しないの選択画面に戻すべきです。

2011年12月の追記:またまた購入手続の一部にプログラム変更があり、9月の追記で批判した、わざわざ座席指定を解除する必要はなくなった。このあたりは頻繁にプログラムが変更されているので、購入手続の細かな部分に今後も変更はあるでしょう。

2012年4月の追記: 携帯電話に関しては、イントラアジアのホームページ 旅行者・在住者のためになるページ の 『国の基本知識と様々な実用・有用情報』 項目内でマレーシア最新携帯事情を載せています。

すべての事項での選択を終えると支払い段階に進みます、Review and Pay Page です。その時点で、これまで選んだ付随サービスや付加項目の料金を加えた総合計金額が表示されます。

クレジットカード使用、銀行口座から即引き落とし、その他の選択があります。日本人乗客の場合、マレーシアの銀行に(またはごく一部のタイ、インドネシア、シンガポールの銀行でもよい)口座を持ってない限り、口座即引き落としは選択できませんから、ほとんどの方はクレジットカード支払いの選択となるはずです。

エアアジアのサイトAirAsia.com で支払いに使えるクレジットカード

Visa: どの通貨建てでも可能
MasterCard: どの通貨建てでも可能
Amex: 次の通貨建てのみ使用可能 MYR, THB, USD, AUD, SGD, BND, HKD
JCB: 日本円建てのみ使用可能

注:エアアジアサイト上で購入する際、上記で書いたように一部の国ではクレジットカード以外に支払いに使える手段があるが、日本はこの一部の国に含まれていない。

注: AirAsia サイトの説明を引用しておきますと、クレジットカードを使用して支払いをしたときに、カード使用手数料である”便宜サービス料”が課されます。この料金は1人につき1回毎に課され、現存の予約に対して変更を加えるまたは追加する場合はこの料金は発生いたしません、 と書かれています。
イントラアジアが日本のVISAカードを使用したところ、便宜サービス料として200円かかりました。通常使っているマレーシアのカードでは換算すると多少違う料金なのでカードによって多少の差はあります。2011年9月の時点で、このカード使用手数料が300円に値上げされた。 マレーシアカードでリンギット建て支払いの場合は RM8

【クレジットカードの情報入力に関して】

この過程で多少気になることが一つあります。
使用するカードの(カード会社に登録した)住所を入力する項目があります。ただし住所の最初の20文字のみが求められる。
イントラアジアは通常マレーシアのクレジットカードを使っていますので、特にこの点が気になることはありませんでした。しかし今年日本からマレーシアに帰る際、初めて日本のクレジットカードを使用して購入しました。その時そのカードの住所入力で戸惑いました、なぜなら日本のカード会社の登録住所は(知人宅の)郵便番号と漢字住所だけであり、エアアジアサイトで求められるaddress は必然的に英字綴りになるからです。結局適当に入力しておきましたが、なんら問題は発生しませんでした。 

エアアジアサイトで購入するとき、購入者が入力したデータをカード会社のデータと照合する仕組みになっているのは当然でしょう。でもその際、アドレスまで照合することは日本のクレジットカード会社はしてないというのが、後で電話問い合わせした日本のクレジットカード会社からの返答でした。

エアアジアは世界中の利用者対象にサイトを運営しているので、世界の数あるクレジットカード会社の中には、マレーシアのように、アドレス照合もそのチェック項目になっている会社もあると推測されます。

なおエアアジアサイトでは、会員としてログインしてからのメニューの中に”My 1-Click card”という項目があります。これは決して必須ではなく希望すれば、通常使用するクレジットカードをあらかじめ登録しておけます。つまり航空券購入時に毎回クレジットカード情報をこまごまと入力する手間を省くための機能です。この”My 1-Click card”の入力項目にaddress もあるので、日本のクレジットカードの住所も英字綴りで20文字分入力することになります。

支払い手続きが成功裏に完了すると、画面が変わってその旨を伝えるメッセージと予約購入番号が表示されます。
それと同時に、会員登録時に記入したご自分のメールアドレス宛に旅行日程表(PDF形式)が送付されます。


【予約購入後にエアアジア会員は自分で予約の内容を変更できる】

航空券を購入した後でも、座席を選ぶまたはそれを変更する、機内預け手荷物の重量クラスを予約するなどといった、変更ができます。そのためには、まずエアアジアホームページを開き、エアアジア会員番号を入力してから”自分の予約を管理する”メニューに入ります。
詳しくは、2014年3月掲載の記事 『自分の予約を管理する(Manage my booking)メニューの特徴と利点を説明します』をクリックしてご覧ください。

【追記:座席選びについて】

・料金を払っても座席を指定したいという方
予約購入過程または後日変更過程における座席選びの際に、もちろん座席配置図が表示されますので、空いてる席から好みの位置をクリックするだけです。そうすることで座席選び料金が課金されます。
最近エアアジアサイトの「座席選び」のやり方を説明する項目の中で、座席配置図が表示されるようになりました。予約購入する前にあらかじめ大体の座席位置としてめぼしをつけておく場合に役立つことでしょう。

Airbus 320 機はエアアジア、タイエアアジア、インドネシアエアアジアの使用機です。人気ある座席と一般(スタンダード)座席では指定料金が違います。下写真の人気ある座席(Hot seat) は機内前方の4,5列と非常口付近の2列程度です。いずれも赤いシートカバーで目立たさせてあります。

エアアジア座席

Airbus 330機及び 340機は エアアジア X の使用機です。 プレミアムフラットベッド席がいわゆるビジネスクラスで、エコノミークラスには2種類の座席:人気ある座席と一般(スタンダード)座席があり、指定料金が違います。

AirAsia X の日本路線での使用機はエアバス A330-300 です。プレミアムフラットベッド座席が 12、エコノミー座席が 365 です。格安航空ですから、エコノミー座席の前後間隔はより狭くなっています(下の写真)。

エアアジアXの座席

・座席指定をせずに自動割り振りにまかせる方
イントラアジアは長年 AirAsia グループを利用してきましたが、座席指定をまったくしたことがないしするつもりもありません。その経験上いえることは、自動的に割り振られる座席位置は、3席横に並んだスタンダート席の真ん中の席になる可能性が比較的高そうですが、窓際席も割り当てられたことがあるので、要するにどの席になるかまったく予想できない。




Selamat Jalan ! イントラアジア (Intraasia)は、当ブログの読者の方々が首尾よくエアアジアの格安切符を購入して、マレーシアをはじめとする東南アジアを旅行、さらにオーストラリアやインドやヨーロッパへ飛行されることを期待しております。
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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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