AirAsia は KLIA2 に国際線出発乗客用の高級ラウンジを設けた -更新版

AirAsia は 2016年9月2日から KLIA2 で、”AirAsia Premium Red Lounge エアアジア プレミアムレッドラウンジ”という新しい施設サービスを始めました。
(マレーシアの)新聞がこのニュースを9月初めに報じ、また AirAsia サイトにはその開始を告げる案内項目が2016年9月上旬に現れました。

追記:2017年になってはっきりした時期は不明だが恐らく中頃であろう、利用条件が変更されました。

当記事では、 AirAsia サイトに掲載されている AirAsia Premium Red Lounge に関する案内項目とよくある質問と答えページを参照した情報を載せています。 初掲載2016年9月、 更新歴 2016年10月、2017年7月

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【 AirAsia Premium Red Lounge エアアジア プレミアムレッドラウンジ】

場所:LCCT KL (KLIA2)の国際線出発フロアの中2階(詳しくは下記の問答 No4を参照)
注意:エアアジア プレミアムレッドラウンジは現時点(2017年7月)においても KLIA2 だけに設置されている。

営業時間:24時間オープン

利用条件
・KLIA2 から出発する乗客であること
・最初の3時間が無料になる利用者:プレミアムフラットベッド乗客 と プレミアムフレックス乗客
・有料利用者:この2種類の乗客以外の AirAsia 乗客は、3時間毎に 大人1人 税込利用料 RM 79.がかかる。 なお同伴する 2歳以下の子供は無料です。
・他の航空会社の乗客も有料同料金で利用できる。

2017年に変更された主な点
1. プレミアムフラットベッド乗客 と プレミアムフレックス乗客はプレミアムレッドラウンジの無料利用が 3時間までに制限された。それ以後は3時間毎に RM 79の料金が掛かる。
2. 有料利用者は予約なし(飛び込み)でプレミアムレッドラウンジを利用する場合、3時間毎にRM 79の料金が掛かる。
3. プレミアムレッドラウンジを事前に予約した AirAsia X 利用者は1回 3時間までの利用料金が税込 RM 69人になる。ただし予約できるのは、  AirAsia X (D7) 乗客が BIC 会員アカウントを使う場合だけに限られる。(3時間を超える予約はできないと理解される)
4.同伴する子供が無料になる年齢が 2歳以下の幼児に引き下げられた。

Intraasia 注: KLIA2 (ケイエルアイエーツー)と LCCT KL
AirAsia / AirAsia X が発着する空港は KLIA2 (第2クアラルンプール国際空港)であり 、呼称は「ケイエルアイエーツー」、 マレーシア語なら「ケイエルアイエードゥア」です。マレーシアで使われているのはこの2つの呼称です。一部の日本人が依然として使っている、マレーシアで用いられていない呼称は使わないこと。詳しくは 「KLIA2 の案内と交通機関情報」 カテゴリーをご覧ください。

2016年6月末から AirAsia はそのサイトで KLIA2 の名称として LCCT KL という呼称を用いるようになった。 この呼称を用いるに至った経緯は長くなるのでここでは省略しますが、実際には KLIA2 と LCCT KL の両方を併用している。

AirAsia サイトのフライト検索ページには次の一節が掲載されている:
「LCCT KL とは AirAsia がフライト運航に使っている低コスト航空用ターミナル (LCCT) のことです。 LCCT KL はまた、第2クアラルンプール国際空港 (記号 KUL) としても知られている。」
日本人利用者としては、この一節を覚えておけばそれでいいでしょう。


【AirAsia Premium Red Lounge エアアジア プレミアムレッドラウンジに関するよくある質問とその答え】

1. AirAsia Premium Red Lounge について説明してください。
(以下この問答編では プレミアムレッドラウンジ と略称します)

返答:プレミアムレッドラウンジでは次のサービスを提供しており、また設備が利用できます:
VIPルーム、 新聞と雑誌、 食べ物と飲み物、シャワー設備、
Wi-Fi 接続、ワークステーションの設置コーナー、充電コーナー、
女性用更衣室、エアコン完備、フライト情報の掲示、

2.プレミアムレッドラウンジのオープン時間を教えてください。
返答:プレミアムレッドラウンジは毎日、24時間オープンです。 乗客の皆さんはフライトの出発前にいつでもご利用できます。
ラウンジ内にはフライト情報を掲示する情報ディスプレイが備わっています。

3.プレミアムレッドラウンジが利用できるのはどのような乗客ですか?

返答:KLIA2から出発する、プレミアムフラットベッド乗客とプレミアムフレックス乗客はプレミアムレッドラウンジが無料で利用できます。それ以外の乗客の方々は飛び込みという形でご利用になれます、その際利用料金として 1人 RM 79が掛かります。 なお上記の利用条件変更点を参照してください。

Intraasia注:詳しくは 『運賃タイプ 'Premium Flex (旧名 ハイフライヤー)  及び低運賃と Business Class (プレミアムフラットベッド)に関する説明 -最新版』 をクリックしてご覧ください。

4.プレミアムレッドラウンジはどこにありますか?

返答:KLIA2 の国際線出発ホールの中2階 (Mezzanine Level、空港当局はLevel 3 と表示)です。区画番号 AS-3-73。

Intraasia注: AirAsia サイトが載せている平面図ではその位置があまりよくわからない。そこでこのニュースを伝える新聞の写真から判断すると、エアロブリッジをサテライトビルに向かって歩いて行き、エアロブリッジが終わって国際線出発ホール (Level 2) へ降りる手前の一画に設立された。
追記:最近 AirAsia の該当ページに載せられた Google アースを見ると、Level 2 へ降りるエレベータ、エスカレータの左側に位置していることがよくわかる。いずれにしろ、サテライトビルへ行く人は必ず通る場所の左手にあるので、見つけやすいでしょう。

『KLIA2 (第2クアラルンプール国際空港)の案内と情報 - 出国検査場を経てサテライトビルにある国際線搭乗口まで編』 記事で載せている写真(サテライトビルの出発中央ロビーへ下るエスカレーターの写真)では、上階にあたる場所の一画にこのラウンジができた。

5.プレミアムレッドラウンジの利用方法を説明してください。

返答:プレミアムフラットベッド乗客(旧名 ビジネスクラス)と プレミアムフレックス乗客の方は、利用資格を確認できるように搭乗券を提示してください。

6. プレミアムレッドラウンジを利用するために事前に予約することができますか?

返答:プミアムレッドラウンジの事前予約ができるのは、クアラルンプールから出発する AirAsia X (D7) の乗客だけです。その場合は各自の 『自分の予約を管理する(Manage my booking)』 メニュー上で予約できます。

Intraasia 注:フライトの出発前にラウンジを利用されたい方は、ラウンジを直接訪れて利用できる余裕があるかを尋ねればよい。
Intraasia注:新聞記事によれば、プレミアムレッドラウンジの収容能力は110人とのことです。

7.プレミアムレッドラウンジでは食べ物が提供されますか?

返答:はい、食べ物と飲み物(アルコール飲料を除く)が無料で提供されます。

8.それではプレミアムレッドラウンジにアルコール飲料は置いてありますか?

返答:はい、あります。アルコール飲料は有料ですので、ラウンジ内のバーでお求めください。

9.シャワー設備はありますか?

返答:はい、温水ヒーター付きのシャワールームがあります。

10.手荷物を一時預けるためのロッカーはありますか?

返答:残念ながら、手荷物用ロッカーはありません。しかしながら、手荷物一時預かりコーナーがあります。預かり量に限りがあるので、ラウンジ利用者はラウンジの受付けで手荷物一時預かりが利用可能かをお尋ねください。

11.VIPルームの予約法を説明してください。

返答:ラウンジの受付けで VIPルームの予約ができますので、VIPルームの利用が可能かどうかをお尋ねください。VIPルームの利用料金はRM 25で、最大 8人までが使える広さです。

12. プレミアムレッドラウンジ内に喫煙コーナーは設けてありますか?

返答:いいえ、ラウンジ内は全て禁煙となっています。

13.省略

14. プレミアムレッドラウンジに関してさらに知りたいです。

返答:プレミアムレッドラウンジに関してさらなる情報をお求めの場合は、 AirAsia サイトの Live Chat または AirAsia 公式ツイッターを使って顧客サービス係りに連絡してください、または電子フォーム(e-Form) をお使いください。

15.プレミアムレッドラウンジを無料で利用できる子供の年齢幅は何歳ですか?

返答: 2歳以下の幼児にはラウンジ利用料は掛かりません。2歳を超えた利用者には、1人あたり利用料 RM 79が掛かります。ひとこと: 上記の変更点で書いたように、無料になる子供の年齢は2歳以下です。2歳超は大人と同料金だ。

Intraasia 注: AirAsia は大人の同伴者がいない子供が乗客になることを認めていないので、子供だけでラウンジを利用するケースは出てこない。だから子供がラウンジを利用する際は、必ず同伴者である大人と一緒ということになる。

16.プレミアムフラットベッド乗客またはプレミアムフレックス乗客である場合、プレミアムレッドラウンジが提供するサービスを利用しなければ、何らかの返金が受けられますか?

返答:プレミアムレッドラウンジが提供する無料サービスは、プレミアムフラットベッド乗客とプレミアムフレックス乗客のための付加的な恩恵です。従ってその方たちがラウンジを利用されなくてもなんら返金はいたしません。

17.プレミアムレッドラウンジを飛び込みで利用する際、支払いはどのようにすればいいのでしょうか?

返答:利用料などの支払いは現金かまたは Visa / MasterCard社のクレッジトカード/デビットカードが使えます。受け入れ可能な通貨はリンギットマレーシアだけです。

18. AirAsia 乗客でない人もプレミアムレッドラウンジが利用できますか?

返答:はい、利用できます。1人に付き 料金RM 79を支払うことで、ラウンジは誰でもご利用になれます。

19.プレミアムレッドラウンジの利用に関して、返金や交換は認められますか?

返答:いいえ。 一度お支払いになりますと、返金も交換も認めていません。

20.私はプレミアムフレックス乗客です。乗るフライトの出発時間に余裕がないので、プレミアムレッドラウンジは利用できそうにありません。ラウンジ利用に関して返金が受けられますか?

返答:上の No16 の返答内容と同じです。

21. プレミアムレッドラウンジで提供されるサービスと施設に関する利用契約条件はどこに載っていますか

返答: AirAsia サイトの ”プレミアムレッドラウンジ” Q & A ページ内にあるリンクを開くと参照できる。

22. プレミアムレッドラウンジを飛び込み利用する人に掛かる料金 RM 79の内訳はどうなっていますか?

返答:RM 79は1回の利用において3時間毎に掛かる定額料金であり、物品とサービス税(GST)込です。ただし追加のサービス要求であるアルコール飲料、タオル代、VIPルーム利用料などは含まれていません。

23.子供は必ず大人に付き添われていなければなりませんか?

返答:はい、そうです。子供は全て、大人に同伴されている必要があります。

24.プレミアムレッドラウンジで支払う飛び込み客としての利用料(RM 79)は、 AirAsia BIGポイントの申請対象になりますか?

返答:現在のところ、この利用料は AirAsia BIGポイントの申請対象外です。

25.プレミアムレッドラウンジ内でフライト出発時刻を利用者に知らせる何らかのアナウンスがありますか?

返答:ラウンジ内に設置してある、フライト情報ディスプレイがフライト出発時刻を掲示しています。従って誰でもご自分のフライト出発状況をチェックすることができます。ラウンジ内でフライト情報をアナウンスすることはありません。

26.プレミアムレッドラウンジではベジタリアン食品を提供していますか?

返答:はい、ベジタリアン向けの食品を用意しています。

27.プレミアムレッドラウンジ内へ食べ物を持ち込んでもかまいませんか?

返答:食べ物類の持込はお断りします。場合によっては例外を認めます、例えば乳児用調製粉乳、医薬品などです。

28.ベビーカー、ベビーチェア、赤ん坊用着替え室は備わっていますか?

返答:ラウンジではベビーチェアと赤ん坊用着替え室は備えていますが、ベビーカーは用意していません。

29.プレミアムレッドラウンジで持ち帰り用食品を要求できますか?

返答:ラウンジの食べ物と飲み物は持ち帰り用ではありません。

30.プレミアムレッドラウンジを利用するには、何を持っていけばいいのでしょうか?

返答:ラウンジを利用するには、搭乗券の提示が必要です。

Intraasia 注:プレミアムレッドラウンジは国際線出発の乗客専用ですから、誰でも必ず搭乗券は持っていますね。フライスルー(経由飛行)をする乗客も、エレベーターかエスカレータで中2階(Mezzanine Level)へ上がれば、ラウンジの利用ができる。

31.利用者はプレミアムレッドラウンジにどのくらい滞在できますか?

返答:プレミアムレッドラウンジの利用者は3時間まで滞在することができます。各自の搭乗券に、ラウンジ入室時刻を記します。ラウンジのスタッフは利用者に対して残り時間を告げます。航空機の搭乗時刻が3時間を超える方にはラウンジスタッフが、追加の3時間分の料金を支払っていただくようにとの要求をいたします。

32. 利用者がプレミアムレッドラウンジに3時間を超えて滞在する場合、料金はどうなりますか?

返答:ラウンジの利用料金は1回の入室に付き掛かります。そして利用者1人毎且つ3時間毎に課金されます。つまり3時間を超えて1時間を追加で利用すると、さらにRM 79 の料金が発生します。6時間を超えて利用する場合は、3回分と計算して計 RM 237 になります。

2016年10月追記
最近 AirAsia のプレミアムレッドラウンジ案内ページにはラウンジ内の写真と Google アースによる画像が追加された。それを眺めるとラウンジ内部の様子がよくわかります。

【イントラアジア (Intraasia)のコメント】

プレミアムフラットベッド(旧名 ビジネスクラス)と プレミアムフレックスは基本運賃以外にいろんな付随したサービスの料金も含めた高価な運賃タイプとなっている。そこで AirAsia はビジネス方針として、熱心にこの両運賃タイプを宣伝し、利用者に推奨している。

AirAsia 側にとって、この両運賃タイプの乗客は低運賃(Low fare)乗客に比べて厚遇する乗客であることはいわば当然でしょう。
そこで高料金を支払ってくれる乗客用に AirAsiaプレミアムレッドラウンジという名の高級ラウンジを設置した。また一般乗客が有料で利用できるようにすることで、ビジネスとしても確立させようとの狙いだと推測されます。

現代の航空乗客は、LCC利用者でありながらも、プレミアム料金が含まれたある程度の高料金を支払ってもより多くのサービスを享受したい、という人たちが少なくないように見受けられるので、プレミアムレッドラウンジの利用者は一定してあることでしょう。

注意:ところで、日本人の AirAsia 利用者の中には誤解している人がありますので、この場でも次のことを重ねて説明しておきます。

プレミアムフレックス(Premium Flex)もお値打ちパック(Value Pack)も静穏座席区域も、全てクラスはエコノミークラスです。これらは座席種ではなく、運賃タイプです。
エコノミークラスの中に、静穏座席区域があり、また座席の横列番号によってホットシート座席が設定されている。

AirAsia の航空機では唯一プレミアムフラットベッドだけがビジネスクラスです。そしてビジネスクラスは  AirAsia X グループ3社のフライトだけに設置されている。




AirAsia サイトで予約購入する前に 『AirAsia サイトで予約購入する際とウエブチェックインする際に表示される文言を解説し、注意点を述べる』 をよく読んでおきましょう。そうすれば不必要な予約上でのミスは防げます。

AirAsia 利用者は自分の予約管理するメニューについて是非知っておきましょう。 『自分の予約を管理する(Manage my booking)メニューの特徴と利点を説明します - 改訂版』 をよくお読みください。

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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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