AirAsia X 名古屋路線のフライトスケジュールの組み換えとその背景を推測し、変更通知メールを解説する

AirAsia X はクアラルンプール-名古屋路線のフライトスケジュールを2015年正月明けから変更しました。

A. 時期:2015年1月7日から3月28日まで、
・D7 547便:名古屋 09時35分発 - クアラルンプール 15時45分着
・D7 546便:クアラルンプール 0045分発 - 名古屋 08時20分着

注:それ以前は水曜と土曜がこのようなスケジュールです。

変更点
・週4便を週3便に減便した:月曜と水曜と土曜、なお金曜は便を停止。
・クアラルンプール発を全て深夜便にして名古屋に朝着、名古屋発を全て日中便にしてクアラルンプールに夕方着となった。

Intraasia のひとこと
従来のフライトスケジュールは名古屋着は夕方なので、マレーシア人旅行者には使いやすいスケジュールと言える。しかし折り返し便となるクアラルンプール行きは到着が24時頃となるため、日本人旅行者にとってはかなり不便な時間帯です。タクシーは割高、ホテルに入るのは午前2時ごろになりかねない。

今回のフライトスケジュール改正によって、名古屋に朝到着なのでマレーシア人旅行者にはとりたてて不便さはない、またクアラルンプール到着は夕方なので日本人旅行者にも好都合となる。

しかしこれは一時的なスケジュールのようです。その後のフライトスケジュールは現時点(2014年12月下旬)で次のようになっている。

B. 時期:2015年3月末から5月連休まで
週5便に増加:月曜、水曜、木曜、金曜、土曜、
その内月曜と木曜と金曜は名古屋夕方発クアラルンプール深夜着便で、水曜と土曜は名古屋朝発クアラルンプール夕方着便、

C. 時期:2015年5月連休明けから秋まで
週4便に変更:月曜、水曜、金曜、土曜、
その内月曜と金曜は名古屋夕方発クアラルンプール深夜着便で、水曜と土曜は名古屋朝発クアラルンプール夕方着便、

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。


【 スケジュール変更に至った推移とIntraasia の推測】

名古屋路線は減便されたり増便されたりと、フライトスケジュールが組み替えられた。

2014年11月中旬頃に気がついたことです、名古屋発の片道料金が約6万円という数倍に値上げされていた。
注: AirAsia サイトで表示される料金は常に ALL-In (全て込み)の料金です。燃料サーチャージが付加される路線は少なくないが、All-In 表示なのでこの料金に追加されるわけではない。

それまでは、繁忙期を除き、1万2千円から2万円程度を表示していたので、この料金の高さは目を引いた。

そこでIntraasia は『マレーシアの新聞の記事から』ブログの2014年11月20日付け記事のコメント中に次のように書きました(抜粋):
「タイとインドネシアで AirAsia X の姉妹会社を設立して、マレーシア発以外の路線拡大はしていく計画のようですが、長距離路線という制限があるのでどんどん増えることはない。 記事の調子から推測すると、来年は便数が減らされる路線または廃止される路線も出てくるかのように感じる。日本の名古屋路線は搭乗率が悪いようであり、奇妙なことに最近極端な高い運賃を表示している。果たしていつまで路線維持できるかな、と思えてくる。」

その後まもなくして、 AirAsia X は名古屋路線に異常な高額料金を2週間ぐらいかな?表示していた。なんと18万数千円という料金だ、エコノミークラスの料金にこんな高額を払う人はいない。AirAsia X があえてこの非常識料金を提示した理由があるはずです。

そこでIntraasia は『マレーシアの新聞の記事から』ブログの2014年12月2日付け記事のコメント中に次のように書きました(抜粋):
「 AirAsia は紙面、ウエブサイトで常時いろんなプロモーション広告を打っているが、この小1か月ほど名古屋路線の名前が消えている。今日の AirAsia X 広告でもいろんな都市名の中に東京と大阪だけであり、名古屋は載っていない。これは未だ推測にすぎないが、廃止される前兆ではないだろうか。」

そうこうしている内に、12月中旬に入ったら名古屋路線は料金が以前より多少値上げされたが普通程度の料金に戻った。

そこでIntraasia は『喫茶ツイッター』 の2014年12月12日付けツイートで次のように書きこみました:
「AirAsia Xの名古屋路線が2日ほど前から通常の価格に戻った。年始を除き1月2月3月は1万9千/2万2千円。その前数週間は片道19万円近い無茶な価格だったので約10分の1になった。プログラムミスによる非常識価格提示とは考えられない。推測すれば、存続か廃止を検討していたのかな。」

以上のような推移をたどると、 AirAsia X は名古屋路線の方針を見直したことが推測される。それが今回のフライトスケジュール組み替えにつながったことでしょう。

【フライトスケジュール変更に伴って AirAsia から届いたEメールの内容を解説】

さて Intraasia は今年(2014年)東京へ行った時、クアラルンプールへ帰る便に名古屋路線を使った。理由はその当時既に、AirAsia X 羽田空港路線は名古屋路線に比べてかなり高い料金を提示していたからです。そこでわざわざ東京から名古屋まで高速バスで行き、中部国際空港から乗りました。バス料金を含めた総費用を比べた時、手間はかかるが現在でもこの方が安くなる場合が多いでしょう。

そこでしばらく前に2015年前半のAirAsia X 日本行フライトを予約購入した際、帰路だけは名古屋発にしました。
注:当時はまだ複数路線購入方式が始まっていなかったので、片道ずつの購入です。

そうしたらごく最近、AirAsia から Intraasia に名古屋便のフライトスケジュール変更を知らせるEメールが届きました(もちろん英文です)。

当ブログの読者の中には、2015年の名古屋便を予約購入された方がいらっしゃることでしょう。名古屋発または名古屋着に関わらず、そういう方には当然同じまたは似た内容のEメールが届いているはずです。

2015年1月7日から変更実施であり且つ金曜日フライトは一時停止ですから、フライト利用まで最も日数が少ない方は、余裕が3週間程度しかないことになる。かなり短期間の事前通知といえる。

当ブログで何回も強調しているように、 AirAsia はこのようにフライトスケジュールの変更とフライト停止・廃止をかなりの頻度で行っており、その際一部の利用者には通告がかなりの短期間前となる。
AirAsia / AirAsia X の利用者及び利用を考慮されている方は、このことをよく頭に入れておかれることです。

それでは読者の皆さんの今後の参考のために、届いたEメールの内容を抜粋して説明しておきます。

上記で紹介したように、予約購入したフライトが名古屋朝発 - クアラルンプール夕方着に変更された旨が書いてある。フライト No も変わっている。
多くの日本人利用者は往復購入でしょうから、クアラルンプール深夜発 - 名古屋朝着のことも書いてあるはずです。

なおこのメールには新しい名古屋路線フライトスケジュールを通知するPDFファイル形式のレター(数行のごく短文)も添付されている。

大事な点は次の内容です:
Intraasia注:メールは英語のビジネススタイル文ですから、当然表現の仕方及び文章の組立が日本語とは異なります。英語自体は比較的易しいので、日本人利用者は表現と組立に慣れるしかないですね。

次にあげる項目に当てはまる場合は、この弊社メールアドレス(address は省略)まで連絡してください、その場合必ず予約購入番号を記入してください。

・あなたが( AirAsia がメール内で例に挙げているフライト以外の)ご自分のお好きな名古屋-クアラルンプール便に変更*されたい場合
・あなたがご自分の航空券をキャンセルして返金を要求される場合
  Intraasia注: AirAsia はチケットレス航空会社ですから、ここでは概念としての航空券です。物体として航空券が存在するわけではない。
・あなたが購入された航空券の料金をオンライン上のクレジットシェルに転換されたい場合
・あなたがなんらかのAirAsia / AirAsia X 接続便を既に購入されている時は、弊社がその接続便を都合に合わせて変更*します
・あなたがなにか心配事をお持ちであり、それを弊社に取り上げてもらいたい場合

”変更*”についての但し書き:座席が得られることを条件に、費用はかからない。

Intraasia注:クレジットシェルについては、当ブログで既に数回説明済みです。例えば 『エアアジアの航空券はキャンセルして払い戻しは受けられない』 記事内です。
この場合 AirAsia 側の都合で変更したから費用はかからないわけです。利用者の都合で変更する場合は、当然規定の変更料がかかる。

弊社がこのEメールで提示した、(同じ期日の)時間変更後のフライトをそのままお受け入れになる場合は、このメールを受領した旨を返信の形でこのアドレスまで送ってくださるようお願いします。

Intraasia注: AirAsia からEメールを受け取った方は、スケジュール変更後のフライトに支障がなくても返事だけはくださいということです。その場合は、”I don't move to any other date and chosse to stay on the new retimed flight.” のように書いて返信しておきましょう。もちろん予約購入番号を忘れずに。
なお予約購入したフライトが運航停止された場合でも、その方が取ることになる選択の種類はほぼ上記のようになるでしょう。

以上がフライトスケジュール変更を伝える AirAsia からのEメール(英文)の主要な内容です。

言うまでもなく、将来に渡って全く同じ文面、表現になることは期待できないが、内容自体はほとんど変わらないことだと思われる。つまり出発地、到着地、期日、フライトNoといった可変因子を除いて、 AirAsia が伝えてくる内容は基本的には同じでしょう。




【良くも悪くも AirAsia の特徴をよく知ることが大切です】

年末にあたってひとこと鳥瞰的コメントを書いておきます。
Intraasia がこのブログを2010年10月に開設して以来、既に4周年を過ぎ5年目に入っています。当ブログの総字数は、恐らく100万字に達していることでしょう。それほど多面的に且つ詳細に書いてきました。同時に頻繁に内容更新もしています。

AirAsia 発足以来10数年にわたって AirAsia を観察し、利用してきた者として、ブログを通して発見した、感じたことを述べると、日本人利用者は AirAsia に対してあまりにも日本人的捉え方を当然視しがちです。 AirAsia は発祥も育ちも日本とは全く無関係な航空会社ですから、その間には当然ギャップが生じる。

Intraasia は、”どのような航空旅行者であれ AirAsia を勧める” というようなことはしません。"Now everyone can fly" という歌い文句と多少違って、 AirAsia は決して万人向きではない。だから AirAsia を利用する人、利用したい人は、好むと好まずに関わらず、 AirAsia の特徴をわきまえて乗る必要がある。それが賢い利用法というものです。

その後の記事: 『AirAsia X の名古屋路線は廃止』
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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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