AirAsia と系列会社及び AirAsia X の2014年第3四半期/ 9か月間の業績

【エアアジアの 2014年第3四半期決算の結果】
  
AirAsia Bhd は2014年9月末締めの2014年第3四半期は座席利用率が向上し 78%を記録しました。これは AirAsia が提供座席総数を減らしたことも貢献しています。
有償旅客キロ数(RPK) は対前年同期比で1%減の 124億、輸送乗客数は 1074万人でした。保有機数は4機増えて 171機です。

Intraasia 注: AirAsia Bhd と区別するときは、Thai AirAsia などの系列会社を含む、連結決算にするのでしょう。 Bhd(ブルハットと発音)とはここではマレーシアの上場企業を意味する。

AirAsia グループ各社毎の2014年第3四半期の業績
・Malaysia AirAsia
座席利用率 77%、 輸送乗客数 530万人、(0.5%増)
・Thai AirAsia
座席利用率 82%、 輸送乗客数 290万人(12%増)、
・Indonesia AirAsia
座席利用率 ? %、 輸送乗客数 180万人(10%減)、
・Philippines AirAsia
座席利用率 ? %、 輸送乗客数 62万人(15%減)、

AirAsia Bhd の2014年第3四半期決算、
純利益額 RM 540万、対前年同期比で 85%減。
営業利益は RM 2億2700万、対前年同期比で 14%減、これは(連結決算となる)Thai Airasia が同第3期に RM 4300万の赤字であった影響とのこと。
「Thai Airasia は乗客数では12%の増加、好調な座席利用率 82%を記録しているが、平均運賃を下げたことで営業収入が減ったためである」

Malaysia AirAsia
収入額 RM 13億2千万、対前年同期比で3%増。
乗客1人当たり収入 RM 216、乗客1人当たりの付随収入 RM 47、対前年同期比で15%伸び。
2014年9か月間をみると:
収入額 RM 39億3千万、 前年同期は RM 38億4千万
純利益額 RM 5億1200万、前年同期は RM 1億9800万

【エアアジア X の 2014年第3四半期決算の結果】

AirAsia Bhd の決算には含まれない企業である、AirAsia X は9月末締めの 2014年第3四半期の決算を発表しました。

この期は収入額は RM 6億9800万と前期より16%増でした、しかし RM 2億1千万の純損失となった。これは前年同期の RM 2600万の黒字とは対照的です。赤字の主たる要因は支出が43%増加したことです。
中身をみると、従業員数を増やしたことで人件費が40%増の RM 8140万、航空燃料費が26%増の RM 3億6800万など。

AirAsia X の2014年第3四半期決算の結果
座席利用率 80%、 輸送乗客数 104万人、対前年同期比で 24%増、
有償旅客キロ数(RPK) は51億3千万、保有機数は対前年比で7機増の 24機、

AirAsia X の2014年9か月間の業績
収入は RM 21億、対前年同期比で 30%増。
RM 3億5千万の赤字です、前年同期間は RM 4400万の黒字でした。
座席利用率は 80%、輸送乗客数 310万人、
乗客1人当たりの付随(add on)収入 RM 136、

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。


【Intraasia のひとこと】

依然としてMalaysia AirAsia の占める比重の大きさは変わりませんね。
乗客は AirAsia で1人当たり付随サービスにRM 47、 AirAsia XではRM 137も支払っている。これをみても乗客の間におけるバジット意識の薄れがわかる、というより大多数の乗客はあれこれのサービスに金を払うことをあまり気にしなくなっている。そこで AirAsia 側は付随サービス収入をさらに増やそうとしている、その典型が Premium Flex 運賃タイプの導入です。

長距離航空会社である AirAsia X は 短中距離航空会社 AirAsia ほど順調には伸びていかないようです。これまでにもヨーロッパ路線を全廃したし、ニュージーランド、モルジブといった路線は長続きしなかった。タイとインドネシアで AirAsia Xの姉妹会社を設立して、来年はマレーシア発以外の路線拡大はしていく計画のようですが、長距離路線という制約があるので AirAsia ほど頻繁に路線が増えることはない。 

AirAsia グループ各企業の細かな財務報告書は、 AirAsia サイトの Investor Relations ページ内の Financial Information を開くとPDF形式でダウンロードできるようになっている。ただ英文会計をよく知っていないと理解は容易ではない。
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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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