複数路線 (Multi-city) 予約購入の説明

AirAsia サイトで2014年8月上旬から、 エアアジアが”Multi-city”と呼ぶ複数路線予約購入の方法が加わりました。
このため AirAsia X だけにおいて、航空券の買い方で、従来からある”片道”と”往復”及びこの”複数路線”の3つの選択ができるようになった。

なお”Multi-city”とは直訳すれば複数都市ですが、そのままでは意味がよくわからない。 AirAsia サイトにおける意味は、複数都市を順次選択することで複数の路線を予約購入できる、ということです。直訳では意味が伝わらない。

AirAsia 利用者が必ず知っておくべき必須知識:

・ AirAsia はチケットレスの航空会社ですから、ここでいう航空券とは概念としてのそれです。航空券を買うのであっても、現物としての航空券が発行される、航空券を印刷することは起きない。
AirAsia サイトには次のように明記されている: AirAsia is a low fare, ticket-less airline
従って旅行代理業者が引換券(バウチャー)をなんと呼んでいようと、当ブログの関知するところではない。

・ AirAsia は point to point つまりある都市から別のある都市へ飛行する航空会社ですから、1つのフライトが複数都市を経由して飛行することはありません。さらに "往復”を購入するとはあくまでも、"片道"と"逆方向の片道"を同時に購入するという意味です。往復料金が存在するわけではありません。
なおごくごく限られた路線と日程で往復幾らとプロモーション広告が出されることがある。その場合でも、 AirAsia サイトでは往路 RM ???、 復路 RM ???、 計 RM ??? という形で必ず片道毎の料金が表示される。つまり宣伝文句は往復でも実質は決して往復料金ということではありません。 
RM はマレーシアの通貨リンギットマレーシアであり、紙幣の表示を始めとしてマレーシアの一般社会ではほぼ全てこの通貨記号が用いられる。 MYR は主に外為市場での通貨記号です。

・ 現時点では AirAsia X だけに適用される”複数路線”予約購入とは、例えば A都市からC都市へのフライト、その後日にC都市からB都市へのフライト、さらにその後日にD都市からA都市へのフライトを同時に購入できるということです。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【AirAsia X 用として 2014年8月から導入された複数路線(multi-city)予約購入に関する問答】 - AskAirAsia を参照、  2015年11月更新

1. 複数路線(multi-city)とはどういうことですか?

返答:複数路線(multi-city)とは、利用者が最少で2つの非連続旅程、最多で6つの非連続旅程を予約購入できる、システム機能です。この際、1つの予約購入番号(PNRという名称)で予約購入となる。例えばA都市からB都市へのフライトを購入し、続いてC都市からA都市へのフライトを購入できます。

Intraasia 注:”multi-city”を当ブログではわかりやすく、複数路線(multi-city)予約購入と訳します。

2. 複数路線(multi-city)予約購入はいつからできますか?

返答:複数路線(multi-city)予約購入は既に、2014年8月7日から利用できます。

3. 1回の複数路線(multi-city)予約購入で許される旅程数は最多でいくつまでですか?
返答:1つの複数路線(multi-city)予約購入における旅行日程(itinerary)では、最多で6つの旅程が可能です。各旅程は、2都市間(point-to-point)を結ぶフライトでも経由飛行 (Fly-Thru )のフライトでもかまいません。

Intraasia 注:例です。大阪発クアラルンプールでフライスルーしてシドニー着。オーストラリアに滞在後の第2フライト:メルボルン発クアラルンプール着、 マレーシアに滞在後の第3フライト:クアラルンプール発大阪着。 このような旅行日程が1つの予約購入番号で組める。なおフライスルーは1つの旅程となる。第3フライトを例えばクアラルンプール-羽田にしてもよい、つまり最初の出発地へ戻らなくてもよいし、各旅程が非連続であっても構わない。
フライスルーに関しては 『新編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と問答集 -最新版 』 を参照のこと。
 
4. 友達といっしょに複数路線(multi-city)予約購入をして旅行したいと思っている。そこで友人のために私と同じ旅行日程で予約購入できますか?

返答:はい、できます。一つの旅行日程(itinerary)では最大9人までの乗客が認められています。

5. 自分のフライトの予約購入を既に済ませました。預け荷物/ 機内食/ 座席選び(座席指定)を予約に付け加えたいのですが、それができますか?

返答:はい、できます。 AirAsia サイトで”自分の予約を管理する”メニューを開いて、こういった付随サービス(add on) を追加購入できます。

Intraasia: AirAsia はビジネス戦略上から利用者に付随サービス(add on)を非常に奨励している、ですから預け荷物/ 機内食/ 座席選び/ 旅行保険といった付随サービスの購入は、搭乗近くになってもできるわけです。
『自分の予約を管理する(Manage my booking)メニューの特徴と利点を説明します - 改訂版』 をよく読んで、『自分の予約を管理するメニュー』を使いこなせるようになりましょう。

6.複数路線(multi-city)予約購入したフライトに関して、その内の1つのフライト期日を変更したい。どのようにすればいいのでしょうか?

返答:AirAsia サイトで”自分の予約を管理する”メニューを開いて、ご自分のフライトの期日を変更できます。しかしながら次の規則が適用される:

利用者は第1フライトの出発日時を第2フライトと第3フライトの出発日時より後の日時に変更はできない。同様に、第2フライトの出発日時を第1フライトの日時より前の日時に変更はできない、加えて/または第2フライトの出発日時を第3フライトの出発日時より後の日時に変更はできません。

第1フライトに関する何らかの変更がその後に続く旅程に影響を及ぼすことになる場合は、弊社の輸送約款の規定が適用され、加えて変更料が1人毎且つ区間毎に掛かります。

Intraasia 注:複数路線(multi-city)予約購入では、第1フライト、第2フライト、第3フライト・・・・は常に時間の自然な流れに従った順番でなければならないということです。だから日程によっては、第1フライトを後日の月日に変更する前に、第2と第3のそれをより後の月日に変更をしておく必要がある。あらゆる変更には変更料がかかります。

7. 複数路線(multi-city)予約購入には現在どのような制限がついていますか?

返答:複数路線(multi-city)予約購入に適用される制限の内容 -

・ AirAsia X(D7)便だけで購入できる。(注:Thai AirAsia X は含まれていない)

・ある都市から別のある都市まで飛行する単区間でのビジネスクラスとプレミアムフレックス(Business Class & Premium Flex)運賃はまだ提供されていない。  2015年11月時点で既に、プレミアムフレックスと プレミアムフラットベッド(Business Class)
も選択できるようになっている。

・ウエブチェックインは利用できない。従って利用者は空港の有人カウンターでチェックインする必要がある。

・Tune 旅行保険 を除く全ての SSR が利用できます。(Intraasia注:SSR とは何かの説明もなく、いきなりこの種の略語を使うのは AirAsia サイト制作者の傲慢です。AskAirAsia で調べてもSSRの定義は見つからない)

Intraasia注:数路線(multi-city)予約購入時には、ある都市から別のある都市までの単区間(単路線)でのビジネスクラスとプレミアムフレックス運賃は表示されない、だから買えないことに注目してください。”フライスルー”または”フライスルーではない乗り継ぎ”にするとこの2つの運賃は表示される。

8. それぞれの旅程において、預け荷物の重さは同じ重量クラスにして予約払いする必要がありますか?
返答:フライスルーする旅程を除いて、各旅程の預け荷物重量クラスは異なってもかまいせん。経由飛行(Fly-Thru) の旅程では、最初のフライトの預け荷物重量クラスがそのまま必然的に乗継フライト(次に乗るフライト)の預け荷物重量クラスになります。

Intraasia注:例で考えればわかりやすい。複数路線(multi-city)予約購入方式は、非連続旅程でも構わない。従って1つの旅程が終われば必ず荷物を受け取る、次の旅程ではまた新たに荷物を預けるので、重量クラスが異なってもなんら問題はない。経由飛行(Fly-Thru)は預け荷物がそのまま乗継フライトに引き継がれるので当然重量クラスは変更できない。

9.乗継地である第2クアラルンプール国際空港(KLIA2)に到着した際、預けた荷物を受け取ったり入国検査を受ける必要がありますか?

返答:利用客が単区間(ある都市から別のある都市を結ぶフライト)の接続を自分で行う形の予約購入をされた場合は、到着する、入国検査を受ける、預け荷物を受け取って税関検査を通過する、といったことを自分で行います。その後にチェックインカウンターで次に乗るフライト用にチェックインを行うことになる。

経由飛行(Fly-Thru)をされる場合は、第2クアラルンプール国際空港(KLIA2)に着いたら、乗継フライト用の搭乗口へ向かうだけでいいのです。その際、乗継フライトの搭乗券を最初のフライト出発地で入手していなかった時は、乗継カウンター(Transfer desk)に立ち寄ってください。預け荷物はそのまま(手続することなく)乗継フライトに載せられます。

10.フライトが遅延したりキャンセルされた場合、そのことに対するなんらかのサービス回復が受けられますか?

返答:弊社の輸送約款を参照してください。その中の、経由飛行(Fly-Thru)における複数路線予約に対するサービス回復に関する部分をご覧ください。

複数路線(multi-city)予約購入を利用して、単区間と単区間との接続(乗り継ぎ)を自分で行う利用客に対するサービス回復を、弊社は提供しません。これは弊社の輸送約款における、ある都市から別のある都市へのフライト予約に関する規定に沿ったものです。

Intraasia 注:複数路線(multi-city)予約購入では、フライスルーする場合を除いて、1つの旅程と次の旅程は非連続となる、つまり先に乗るフライトが遅れようとキャンセルされようと、 AirAsia は次に乗るフライト(即ち旅程)に関する責任を一切負わないということです。これはある都市から別のある都市へ飛行する(point to point 即ち単区間)ことが運行の基本中の基本である、 AirAsia の原則です。複数路線(multi-city)予約購入で複数路線を購入した場合でもこの原則に変更がなされるわけではない。

11.複数路線(multi-city)予約購入でもBIGロイヤルティーのポイントを稼ぐまたはポイントを引き換えることができますか?

返答:はい、現在のところポイントが稼げます。しかしながらポイント引換ができるようになるのは後日になります。

12. 複数路線(multi-city)予約購入の機能は 全てのAirAsia グループ会社フライトと AirAsia Xのフライトで利用できますか? 飛行目的地によってはなんら運賃が表示されないのはどうしてですか?

返答:複数路線(multi-city)予約購入は、現在 Air Asia X (D7便)だけで利用できます。

13. 最初のフライトにチェックインする際に、全ての旅程用として搭乗券を1枚もらえるのですか?

返答:いいえ、違います。各旅程用にそれぞれの搭乗券が発行される。フライスルー旅程場合は、最初のフライトにチェックインする時に、ほとんどの空港では搭乗券を2枚発行します、そして利用客の預け荷物は自動的に最終目的地までのタグが付けられる。

(フライスルーではなく)ある都市から別のある都市までの単区間(point to point)予約購入の場合は、利用客は第2クアラルンプール国際空港(KLIA2)に着いたら、まず入国手続きを受け、預け荷物を受け取り、税関検査を通過しなければなりません。その後次の旅程のために再チェックインして出発に向かいます。

利用客が最初のフライトに乗った空港でフライト遅延に見舞われたことで、次に乗る乗継便を乗り逃がした場合でも、弊社は責任を負うものではありません。

Intraasia 注:この部分をよく承知しておきましょう。第1フライトも第2フライトも AirAsia X だから、遅延による乗り逃がしは航空会社の責任だという理屈は通じないということです。規定ぎりぎりの接続時間は避けたほうが無難だと思いますよ。

14. 複数路線(multi-city)予約購入には何らかの追加料金がかかりますか?

返答:現行の経由飛行(Fly-Thru)にはクレッジットカードなどの利用に対する便宜サービス料は掛かりますが、それ以外に掛かってくる追加の料金はありません。

15. 仮に第1フライトの出発時刻を第2フライトまたは第3フライトのそれよりも後の日時を選択したらどうなりますか?

返答:利用者はその予約を進めていくことができません、そしてシステムが発するエラーメッセージが現れて、利用者に重ならないようなフライトを再選択するように促します。

以上の問答とイントラアジアの解説を丁寧にお読みになれば、複数路線(multi-city)予約購入のことはほぼおわかりになることでしょう。




クアラルンプール-日本間を飛行する AirAsia X に関しては、 『エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 をクリックして開いて AirAsia X の費用・料金システムをよく承知しておきましょう。
バンコクと日本間を飛行する場合の情報は、『タイエアアジア X の日本路線で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 のページです。

”AirAsia は電話問い合わせを奨励していない”、 このことを日本人利用者はよく知ることが AirAsia 理解の第一歩です。 『AirAsia に関する日本人利用者のよくある質問、疑問に答える -その2』 をクリックしてご覧ください。
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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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