新編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と問答集 -2016年更新版

AirAsia が使う”フライスルー”つまり”経由飛行 (FLY-THRU)”という単語はいささか理解しづらい面があります。これまで多くの読者がこの単語を検索ことばにされていることからも、このことがわかります。

当ブログでは最初、2011年2月に『乗り継ぎ客のための項目 ”経由飛行” の説明』記事を載せました。次いで、2011年11月には『続編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と案内』を載せて、フライスルーに関する説明と案内を充実させました。

今年(2014年)KLIA2 がオープンしたこともあり、”経由飛行 (FLY-THRU)”に関して、全面的に改編して且つ問答集も含めて、新しい記事として掲載します。2014年10月増補、2015年8月更新、2016年6月更新

まず最初に 『続編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と案内』 をクリックして開いて、基本知識を得てください。その後で、当記事をご覧ください。そうすれば、フライスルーについて必ずやよく理解できるようになります。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【 AirAsia の用語”フライスルー”は乗り継ぐことだが、細かな規則がある】

巷で一般に使われる「どこどこの空港で乗り継いで何々国へ飛ぶ」という表現には、入国手続をする場合としない場合の2通りがあります。

そこで AirAsia は独自の表現であるフライスルー(FLY-THRU) ということばを次のような特徴を備えて使っている:
・通過ビザ不要
クアラルンプール到着時にマレーシアへの入国手続きは必要ない、且つ空港税を払う必要もない。ただしこれは、国際線間での乗継時の場合に限られ、マレーシアでの乗り継ぎ時間は最長 18時間までに限られる (注:FLY-THRU サービスが開始されてずっと6時間であったがその後具体的な時期は不明だが18時間に拡大された)。
バンコクのドンムアン空港におけるフライスルー(FLY-THRU) の場合は、乗り継ぎ時間は6時間までです。国際線間での乗り継ぎの場合は、入国検査を受けることはない、且つ空港税を払う必要はない。

・迅速なチェックイン
国際線へ乗り継ぐ場合は、乗継ホールでチェックインできる。

・機内預け荷物はそのまま最終目的地へ
預け荷物には最終目的地までのタグが付けられる。(つまり、乗り継ぎ地の空港で預け荷物を受け取ることはできない)

・フライスルー(FLY-THRU)サービスは国内線乗り継ぎと国際線乗り継ぎの両方で利用できる:国際線から国際線、国際線から国内線、国内線から国際線、の3通りある

Intraasia 注:つまり国内線から国内線への乗り継ぎは”経由飛行 (FLY-THRU)”とはならない。例えば、コタキナバルからランカウイへ行く場合、直行便はないのでクアラルンプールで乗り継ぐことになる。しかしこれはフライスルー(FLY-THRU)サービスの対象とはならない。タイでの国内線、インドネシアでの国内線も同様に乗り継ぎは”経由飛行 (FLY-THRU)”とはなりません。

・”経由飛行 (FLY-THRU)”が提供されている空港は2か所
・クアラルンプールの KLIA2 (第2クアラルンプール国際空港)
・バンコクの ドンムアン(Don Mueang) 空港

フライスルーする際の具体的な乗り継ぎルームの場所などの情報は 『KLIA2 (第2クアラルンプール国際空港)の案内と情報 - 降機してから到着ホールに出る前まで編』 及び
『KLIA2 (ケイエルアイエーツー)の案内と情報 - 国内線で到着してから乗り継ぐまたは到着ホールに出る前まで編』
をクリックしてご覧ください。

バンコクの ドンムアン(Don Mueang) 空港でのフライスルーに関しては、 AirAsia サイトに乗り継ぎ用の経路図が載っている。
その経路図の見つけ方
1. メインメニュの Travel Information の中から "Our Connections" の"Connecting flights" を選んでクリックする。

2. するとスライスルーに関するごく基本的な説明を書いたページに替わる。そのページの最下段にある " onground map" をクリックすると、別ページで PDF形式の経路図が表示される。

【”経由飛行 (FLY-THRU)”が利用できる行き先は簡単にわかる】


どの出発地(国と都市を問わず)からどの到着地(国と都市を問わず)へのフライトが”経由飛行 (FLY-THRU)”が利用できるかに、悩む必要はありません。

AirAsia サイトの予約購入画面において、選んだ出発地に基づいて到着地の選択が表示される。表示されない目的地へは”経由飛行 (FLY-THRU)”サービスが利用できないということです。
なおこの際、”経由飛行 (FLY-THRU)”サービスが利用できる到着地であっても、複数の表示されたフライトの中には乗り継ぐフライトの出発時間のためにフライスルーが利用できないフライトがある、つまり90分から 18時間 / 6時間の枠に入らない接続時間の場合です。画面に表示された情報をよく見ると、接続に必要な乗り継ぎ時間 ( Layover ) も表示されますよ。

例えば、羽田空港を選択する、すると到着地としていくつかの外国都市名とマレーシア国内都市名が選択肢となる。ベトナムのホーチミンシティーは選択肢であるが、ハノイは表示されない。だから羽田からハノイへは”経由飛行 (FLY-THRU)”では行けないことがわかる。

もちろんこの2区間を別々に予約購入することはできる。だからこの場合は、羽田からクアラルンプールに着いてマレーシア入国手続きをして入国する、次に出国手続きをしてからハノイ行フライトに乗る、という乗り継ぎ方法となる。
これは一般に、クアラルンプールでストップオーバーするという言い方に相当する。しかし AirAsia が使っている”経由飛行 (FLY-THRU)”ではない。

マレーシア国内のどの都市へ経由飛行(FLY-THRU)できるかも同様にわかる。例えば2015年9月時点で、関西発クアラルンプール経由ではジョーホールバルまたはミリへのフライスルーはできる(FLY-THRUの範囲時間内に限る)、一方羽田発クアラルンプール経由ではこのどちらの都市も予約検索画面に表示されない。もちろんこの2区間を別々に予約購入することはできる。

【 ”経由飛行 (FLY-THRU)”に関するよくある質問とその答え】

そこで、 AirAsia の AskAirAsia に掲載されている ”経由飛行 (FLY-THRU)”に関する問答からほぼ全問答を訳し、さらに解説を加えて以下に載せます。

おことわり

問答集としてはこれまで既に、『フライト情報内の新項目”経由飛行” に関するよくある質問とその回答』-2011年2月13日付け、及び『エアアジアを利用する際のよくある質問とその答え -経由飛行 (FLY-THRU)編』-2012年7月16日付けを掲載しました。
今回の新編記事では、過去2編の記事で扱った問答を統合しさらに拡張しました、加えて AskAirAsia の2014年の記述に合わせた内容にしました。
なおごく短期間だけジャカルタ空港も FLY-THRU 可能空港に加わっていたが、とっくに除かれて現在ではできません。

1. ”経由飛行 (FLY-THRU)”とはどういうことですか?
返答:経由空港でストップオーバーすることで2つの異なるフライトに乗って最終目的地へ行く場合、出入国手続きや預け荷物を受け取るといった面倒なことなく、1つの区間フライトから別の区間フライトへ乗り継げる過程を言います。
例えば羽田からクアラルンプールに着き、さらにクアラルンプールからパースへ飛行する場合、クアラルンプールつまりKLIA2が経由(乗継)空港になる。

2. 経由飛行 (FLY-THRU)サービスの購入の仕方を教えてください。

返答:AirAsia サイトにログインするかまたは AirAsia サービスセンターを訪れる、そうして経由飛行 (FLY-THRU)が使える目的地までのフライトを予約購入してください。

3. どのフライトで経由飛行 (FLY-THRU)サービスが利用できるかといった情報はどのようにして得られますか?

返答: AirAsia サイトには利用できる経由飛行 (FLY-THRU)スケジュールが載っています。

Intraasia 注: AirAsia サイトでの見つけ方・調べ方です:
a.サイトで最初に表示されるメインページのメニューから”Travel Information" にマウスのポインターを合わせる。
b.その中にあるたくさんの項目から”Flight Schedule" を選んでクリックする。
c. その開いたページには AirAsia 全グループのフライトスケジュールである PDF Schedules 及びフライスルーサービスが利用できるフライトを全て載せた PDF Schedules for Flight Transfer の項目がある。
d.自分の利用する航空会社、例えば AirAsia X、を選んでクリックするとPDFファイルが開く。
e. 1つのPDFファイルは非常にページ数が多い。その中から自分の行きたい出発地と到着地、例えば Tokyo - Haneda (HND) - Bali (DPS)、を探して見ると、該当する経由飛行 (FLY-THRU)スケジュールが載っている。なお接続時間に注意すること。

4. 経由飛行 (FLY-THRU)サービスにはどんな利点がありますか?
返答:
・預けた荷物は最終目的地までそのまま運ばれる。従って 利用客は乗継空港で機内預け荷物を受け取って再度預ける必要はない。
・最初の区間を飛んで空港に到着すると、利用客は乗継ホールを経由することになる。

・国際線から国際線へ乗り継ぐ場合は、利用客は入出国手続きを行う必要はない。従ってクアラルンプールの KLIA2(空港)またはバンコクのドンムアン空港における入国査証の必要条件を満たす必要もありません、ただしフライトが遅延した場合はこの限りに非ず。

・最初の出発地で2番目のフライトの搭乗券が利用客に発行されていなければ、その人は乗継ホールにあるカウンターでその搭乗券を発行してもらいます。
・そして利用客はそのまま出発ホールへ進みます。

Intraasia 注:日本人の場合はマレーシアにもタイにも査証免除で入国できるので、フライト遅延が起きて入国する事態になっても、まず問題はないですね。

5. 私の飛行希望日には経由飛行 (FLY-THRU)サービスが片道である往路/復路だけ購入できるのですが、もう一方の片道である復路/往路が買えません、どうすればいいのでしょうか?

返答:片道を経由飛行 (FLY-THRU)サービスを利用して買い、もう一方の片道は区間毎に別々に購入してください。なお経由飛行 (FLY-THRU)サービスは、区間毎に別買いした場合は利用できないことをご承知ください。

Intraasia 注:例えば、往路便である関西空港-シンガポールをバンコクのドンムアン空港でフライスルーする、必然的に予約購入番号は同一となる。復路便は、シンガポール-バンコク、とバンコク-関西を別々に購入する、つまり予約購入番号が異なる、方法を使ってくださいということです。

参考までに、 AirAsia が2014年8月上旬から全く新たに導入した”multi-city予約購入”方式を利用すると、 AirAsia X 便の異なるルートを同一の予約購入番号PNRで購入できるようになった。”multi-city予約購入”についての詳しい説明は 『複数路線 (Multi-city) 予約購入の説明』 をクリックしてご覧ください。

なお関西空港-シンガポールは、クアラルンプール経由でも飛行できる。出発時間によってフライスルーのルートが決まる。だから往路はドンムアンでフライスルー、復路はKLIA2でフライスルーという組み合わせも選べる。

6.フライトが遅延した場合はどうなりますか?

A. 1つの区間で予定された遅れ/予定外の突然の遅れまたはキャンセルが起きたことで、私は乗継便に乗れなかった、この乗継便は1つの予約購入番号の下で経由飛行 (FLY-THRU)サービスとして購入したフライトです。

返答:弊社がその利用客に対して、次に利用できるフライトを無料で割り当てます。しかしながら、そのことで新たな接続時間が
次の範囲を超える場合は、経由飛行 (FLY-THRU)サービスは利用できないことになります。
・ KLIA2 では90分から 18時間まで (国際線から国際線及び国内線から国際線)
・ドンムアン空港 では 90分から6時間まで

Intraasia 注:ここでいう接続時間とは、あるフライトが到着してから経由飛行 (FLY-THRU)するための別のフライトが出発するまでの時間をいう。その接続時間は90分を下回ってはいけない、且つ 18 or 6時間を越えてもいけない。

B.1つの区間で予定された遅れ/予定外の突然の遅れまたはキャンセルが起きたことで、私は乗継便に乗れなかった、この乗継便は区間毎に別々に購入しており、経由飛行 (FLY-THRU)サービスを利用することになっていません。

返答:この場合は弊社の輸送約款を適用することにはなりません。その理由は、弊社は2つの都市間を結ぶ航空会社として、この質問の状況下でのサービス回復は、旅程が乱れた原因に基づき航空会社が全くの自由裁量権を有します。 

C. フライト遅延が起き場合、次に乗ることになるフライトが出発するまで、私は何時間くらい出発ホールに留まることができますか?

返答:現在は、KLIA2 では最長 18時間まで、ドンムアン空港では 最長 6時間までです。それを超えれば、利用客は出発ホールを去らなければなりません(つまり入国条件に合致しており入国手続きが必要となる。仮にその利用者がマレーシア入国条件を満たしていなければ、弊社が個別にイミグレセン(Imigresen)当局と交渉する必要がある)

経由飛行 (FLY-THRU)サービスで出発ホールに滞在できるのは、KLIA2 で90分から 18時間の範囲内であり、ドンムアン空港とジャカルタの空港では 90分から6時間の範囲です。運営上の必要からまたは/及び空港規則から、弊社はこの接続時間に関して変更を加える権利を留保します。

Intraasia 注:この質問 NO6 は重要な内容が書かれているので、ちゃんと理解しておきましょう。フライト遅延が起きて、新たな接続時間が許容範囲時間数を超えたら、預け荷物を引き取ってから入国する、そしてカウンターで再度荷物を預け、出国手続きに進むということです。

7.私は既に2つのフライトを予約購入しました。そこで、プロモーション運賃で経由飛行 (FLY-THRU)サービスが利用できることに気がつきました。既に購入した予約を変更できますか?

返答:できません。経由飛行サービスが利用できるのは、2つのフライトを1つの予約購入番号(PNR)の下で購入した場合だけです。

Intraasia 注: PNR とは Passenger Name Record の省略形であり、 AirAsia が予約購入番号の意味で使用している。予約購入番号はアルファベットと数字を組み合わせた形式になっており、利用者が AirAsia のフライト予約をひとたび確定すると(つまり支払が終わると)、この PNR が発行される。要するに、後から経由飛行 (FLY-THRU)でのフライトに変更することはできない、ということです。

8. 私が次に乗るフライトのために搭乗場所へ進んでしまった後で、出発ホールから出ることが許されますか?

返答:それはできません。もしあなたが出発ホールから出るのであれば、イミグレセン(Imigresen)で出入国手続きを経なければなくなります。さらにマレーシアに入国するための入国査証条件に合致していなければなりません。

Intraasia 注:旅行者が知っておくべき当然のことが書いてある。なお日本人の場合は、イミグレセン(Imigresen)でマレーシア出国切符の提示を求められるようなことはまず起きないが、ある特定国からの入国者はよくその提示を求められている。 AirAsia サイトは世界中を対象にしているので、こういう記述は必要ですね。

9.乗り継ぐフライトにおける機内預け荷物の重さ許容量はどれくらいですか?

返答:フライスルーする乗継フライトの場合も、預け荷物重量の許容範囲は、ある都市からある都市までの単区間飛行の場合と同じです。経由飛行 (FLY-THRU)時の預け荷物は最終目的地までそのまま運ばれるので、利用客が預け荷物の料金をオンラインで支払う時は、第2区間の預け荷物重量は第1区間のそれが規定値となります。

10. 第1区間のフライトで免税品を買い、その免税品を第2区間のフライトに持ち込めますか?

返答:オーストラリアへ飛行される場合は、免税品を買うことができるのは乗り継ぎ地点または最終目的地だけになります。オーストラリア以外の最終目的地へ飛行される場合は、買った品物が免税袋に封印されて入れてある限り、免税品の持込みは許されます。

11. 私の希望する目的地への運賃が見つかりません、どうしてですか? エアアジア (AirAsia)サイトではその目的地への接続便があることになっているのですけど。

返答:経由飛行 (FLY-THRU)サービスがあるのは限られた日にちの限定したフライトだけです。

Intraasia 注: 上記の”AirAsia サイトでの見つけ方・調べ方”箇所を参照してください。

12.経由飛行 (FLY-THRU)において、 AirAsia や AirAsia Xが提供するいろんなサービス、例えばビジネスクラス(旧プレミアムフラットベッド)、 AirAsia 旅行保険、機内預け荷物重量を重い方に変更、座席選びなど、が同じように提供されますか?

返答:はい、経由飛行 (FLY-THRU)を利用するフライトを予約購入される場合でも、同じサービスが得られます。

13. 第1区間のフライトにチェックインする時に、搭乗券は2枚もらえるのですか?

返答:はい、そうです。ほとんどの空港では、利用客が第1区間のフライトにチェックインする時に搭乗券を2枚お渡しします、そして機内預け荷物には最終目的地へのタグ(荷札)が付けられます。

14.乗継フライトに乗れなかった(乗り逃がした)場合、どこで手助けを求めればいいのですか?

返答:顧客サービスカウンターへ向かって下さい、弊社スタッフがお手伝いします。

15.最初に出発する空港で第2区間用の搭乗券を受け取りませんでした。どこで手助けを求めればいいのですか?

返答:顧客サービスカウンターへ向かってください、弊社スタッフがお手伝いします。

16. 意図したわけではないですが、乗継ホールから出てしまいました。こういう場合でも、そのホールへ戻って自分の乗継便に乗ることができますか?

返答:あなたが乗ることになっている乗継便用の搭乗券を手元に用意して、出発ホールへ進んでください。そして出国検査と保安検査を再度受ける必要があります。とにかくその搭乗券に記載されている出発ゲートへまっすぐ進んでください、その際再び乗継ホールへは入らないでください。

17.私の機内預け荷物が第1区間フライトから(乗継便である)第2区間フライトに間違いなく転送されることを、いかほどに確信できますか?

返答:経由飛行 (FLY-THRU)サービスによってフライトを購入され、その両区間の搭乗券をお受け取りになれば、あなたの預け荷物は間違いなく最終目的地への荷札(タグ)が付けられます。

18. 乗り継ぎの時に自分の預け荷物から物を取り出すことができますか? 

返答:それはできません。 預けられた手荷物には乗継の荷札(タグ)が付けられており、最終目的地に着いた時点で初めて受け取ることができます。

19.クレジットカードやデビットカードで経由飛行 (FLY-THRU)のフライトを購入する時、(カード利用に掛かる)便宜サービス料はどれくらいになりますか?

返答:便宜サービス料は乗客1人につき且つ区間毎にRM 8が掛かります。

20.経由飛行 (FLY-THRU)でフライトを予約購入する時の時間的締め切りはありますか?

返答:経由飛行 (FLY-THRU)のフライトがオンライン購入できるのは、そのフライトの出発予定時刻の4時間前までです。なお機内食の事前注文ができるのは予定出発時刻の48時間前までです。

Intraasia注:フライト予約購入時だけでなく”自分の予約を管理する”メニューを開いて機内食を事前注文または変更できる。2013年からこの締め切り時間が 24時間前までにと変更された。 従って、この部分のAskAsia の記述は訂正されていない。

21. 経由飛行 (FLY-THRU)サービスの下で、例えば往路 HND-KUL-SIN、 復路 SIN-KUL-HND のフライトを既に購入したとします。 SIN(シンガポール)まで乗り継いでいくのではなく、旅程をKUL (クアラルンプール)で止めてSIN へは行かないとすることで、往路または復路の日時を変更できますか? 

返答:フライト変更料を支払うことで、往路であれ復路であれ日時を変更することはできます。しかし往路または復路において1区間だけの日時を変更することは認められません。 1つの旅程の途中で中断してしまうことを弊社は認めていません。 フライトの遅延または取消によって利用客が乗継便に乗れなくなった場合だけに、弊社は利用客が次に利用できるフライトに(変更して)乗ることを認めています。

Intraasia注:ひとたび経由飛行 (FLY-THRU)のフライトを予約購入したら、途中で旅程を中断する、つまり乗り継がないようにすることはできないということです。

22. 経由飛行の場合の、最少乗継時間(MCT)は何時間ですか?

返答:経由飛行 (FLY-THRU)サービスで定める乗継時間は
KLIA2 では 90分から 18時間の範囲(国際線から国際線及び国内線から国際線の両方で)です
ドンムアン空港では 90分から6時間の範囲 (全ての乗継便において)です

23. 出発地で手荷物の重量が規定を超過する場合、どちらか1つの区間で重量超過料金を払うのでしょうか、それとも両区間で重量超過料金を払うことになるのですか?

返答:重量超過料金とまたは他の関連する料金は、出発地点で両区間分を払う必要があります。

24. AirAsia の経由飛行 (FLY-THRU)サービスが提供されている乗り継ぎ空港はどこですか?
返答:2016年6月時点で、クアラルンプール(KLIA2)、バンコク(ドンムアン空港)、の計2か所の空港です。

Intraasia注:例えば、クアラルンプール-ペナン、 ペナン-バンコクというように2区間のフライトで飛ぶことも可能ですが、ペナン空港では経由飛行 (FLY-THRU)サービスが提供されていない。 

25. 乗り継ぎ空港に着いてから、その後どこへ行けばいいのでしょうか?

返答:着いたらまず乗継ホールへ向かいます、出入国手続きをするホールへ行かないことです。乗継便に乗るために出発ホールへ進むには、必ず乗継ホールを経由すること。

Intraasia 注:乗継ホール、乗継ルームと呼称表現は多少異なる場合があっても、同じ場所のことです。

26. と 27. 省略

28. ビジネスクラスを予約購入すると機内食が付いてきます、経由飛行 (FLY-THRU)サービスでこの無料機内食の選択をすることができますか?

返答:はい、できます。しかしながら、配膳業者の問題が起きたため、または(出発予定時刻の24時間前までにという規則に沿わずに)直前に予約したため、または航空機を小型化したため、事前予約の機内食が提供できないことがあります。その場合に弊社は、(当該する)乗客に代替えの機内食を提供する権利を留保しましす。代替え機内食は、別の暖かい食事品、サンドイッチ、傷みにくい食品、飲み物、またはこれらの組み合わせとなる、さらに代替え食の価格がその乗客が予約された機内食の価格に充当する場合もあればその価格を下回る場合もある。

29. 既にフライト、例えばバリ-クアラルンプール-羽田、を予約購入していたが、私の入国査証が認められないことがもし起きたら、その時はどうなりますか?払い戻ししてもらえるのですか?

返答:このような場合、弊社は個別に対応いたします。しかし、返金の請求は、そのこと(入国査証が得られないこと)を証明する書類を添付する必要がある。もしこのことが出発当日に起きた場合は、弊社は当直マネージャーまたは空港マネージャーと相談して、その利用客がチェックインまたは搭乗が拒否された理由を判断する必要があります。

30.乗継地である KLIA2に着いた時に、入出国手続きのためにイミグレセン(Imigresen)で検査を受けるまたは機内預け荷物を受け取る必要があるのですか?

返答:その必要はありません。乗継空港で入国検査を受けることも荷物を引き取ることも不要です、機内預け荷物は最終目的地までのタグが付けられてそのまま運ばれるからです。

以上の問答を丁寧にお読みになれば、フライスルーに関するほとんどの疑問は解けることになるでしょう。もしフライトが大幅に遅延したらという場合も、想定しておかれることをお勧めします。




氏名の訂正を含めた個人情報の訂正に関しては、『AirAsia 会員アカウント(My BIG Shot アカウント)ページを解説します』  内の該当項目をご覧ください。
AirAsia フライトのスケジュールが変更されることは、経験則上決して晴天の霹靂的なことではありません。『予約購入したエアアジア便のフライトスケジュールが思いがけずに変更されたらどうすればいいか』 はその際の必須知識です。
『機内預け荷物に何か問題が起きたらどうすべきか』 記事、 『予約購入した AirAsia/ AirAsia X フライトを変更する場合の説明』 も一度は目を通しておきましょう。
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2つの予約

別々に購入したため、成田ードンムアンとドンムアンーチェンマイ2つの予約を持っています。
フライスルーにならないのは理解しています。

荷物は機内持ち込み手荷物だけにします。

この場合、ドンムアン空港で、乗り継ぎ用のイミグレーションを通れますか。
>乗継ホールにあるカウンターでその搭乗券を発行してもらいます。
>・そして利用客はそのまま出発ホールへ進みます。

それとも、入国後、国内線に移動しないといけませんか。

タイの国内線は、ドキュメントチェックはありますか。
無ければ、WEBチェックインで搭乗券を発行して日本を出発します。

別々に買った2つの AirAsia フライトに関連性は全くない

片江さんの質問 「2つの予約」 という内容は、例えば日本からマレーシアやタイへ行く場合、タイ/ シンガポール /マレーシアからインドネシアへ行く場合など国際線である国に着き、次いでその国の国内線に乗る場合全てに当てはまります。ですから多くの読者に関係することです。

まず AirAsia の基本中の基本: point to point のフライトである。つまりある都市からある都市へ飛ぶだけであり、その途中に別の都市に降りて(経由して)飛ばない航空会社です。 だから、国際線で到着した場合は、誰でも必ず通常の入国審査を経る必要がある。通常の入国手続きとは、 transfer(乗り継ぎ)用の入国審査場ではなく、一般入国審査場を通ることです。
要するに到着した空港で2時間だけ滞在してから国内線に乗る場合も、市内で3日間過ごしてからまた空港へ行って国内線に乗る場合も、手続きは全く同じです。 同様に国際線に乗る場合も同じです。

だからある2つの区間で AirAsia フライトを別々に購入した場合、それが国際線であろうと国内線であろうと、その2つのフライト購入に関連性はありません。仮に2つのフライトの1つを放棄しても一切関係ありません。

AirAsia を利用して乗り継ぎ(transfer)用の入出国審査カウンタを利用できる場合が唯一ある、それが 経由飛行(Fly-thru) です。 経由飛行(Fly-thru) については、当サイトで詳細に説明している通りです。
巷で使われている乗り継ぎということばには2つの場合があると、当記事で説明している部分を再度読んでください。


外国人利用者が、マレーシアでは全てではないが一般に、国内線に乗る場合は、事前に書類チェックを受ける必要はない。タイの場合、インドネシアの場合、国によってまたは路線毎によって異なるでしょうから、断言はできません。

WEBチェックインにして打ち出した搭乗券に Please proceed to our Document Check Counter" の文言がなければ、書類チェックを受ける必要はない。 
なお Document Check専用カウンタがない空港の方が多いので、どのカウンターで書類チェックを受けるかは案内が掲示してあるはずです。 荷物を預ける人は当然その際こ書類チェックが行われる。
これに関しては、『セルフチェックインについて再度説明します  - 搭乗券と Baggage Drop に関して増補』 記事をご覧ください。

乗り継ぐ際の手荷物料金

はじめまして。
四月にバリへ来ます。

羽田→クアラルンプール→バリ
という旅程です。

受託手荷物が20kgを超えるので、事前にオンライン予約の際に超過分を支払いました。
ですが、予約確認を見てみると、
羽田→クアラルンプールの区間しか超過手荷物のオプションがつけられていませんでした。

この場合は
クアラルンプール→バリの区間も支払わなくてはいけないのでしょうか?

フライスルーする際の預け荷物料金のこと

AirAsia のサイトで予約購入する際に、羽田-バリ は1回の予約でつまり1つの予約購入番号で購入できる。なぜなら予約購入開始画面で表示される目的地のリストにバリ(DPS) が表示される、つまり経由飛行 (FLY-THRU)が適用される目的地の1つだからです。

もちろん、強いて羽田 -バリ区間とクアラルンプール-バリ区間を別々に買うこともできる。その場合は予約購入番号は2種類になる。

質問者くまさんの場合は、経由飛行 (FLY-THRU)だと推測される。
まず当サイトの『新編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と問答集』 記事を再度お読みください。

その記事の【 ”経由飛行 (FLY-THRU)”に関するよくある質問とその答え】にある答えをここにコピーしておきましょう:
フライスルーする乗継フライトの場合も、預け荷物重量の許容範囲は、ある都市からある都市までの単区間飛行の場合と同じです。経由飛行 (FLY-THRU)時の預け荷物は最終目的地までそのまま運ばれるので、利用客が預け荷物の料金をオンラインで支払う時は、第2区間の預け荷物重量は第1区間のそれが規定値となります。
以上

AirAsia サイトの予約購入時に HND - KUL - DPS (1Stop) という画面が表示される。その際機内預け荷物の選択で、例えば Up to 25kg 7300JPY という選択肢にすれば、それが HND - KUL - DPS (1Stop) における機内預け荷物料金になる。なぜならこのフライトは経由飛行 (FLY-THRU)の規則が適用されるからです。
参考:上記に示した、第2区間の預け荷物重量は第1区間のそれが規定値となる

KLIA2乗継14時間10分

はじめまして。
2016年6月にDPS→KUL→HND搭乗予定です。
FLY-THRUです。ただ14時間10分と長い乗継時間です。
支払い詳細にはTHRUという名目で600000IDR(3人分)あります。

KULで出入国手続き+受託手荷物のPickUpをする必要のない
Fly-Thruと認識していましたが、webチェックインをして、
搭乗券を印刷したら、KUL→HNDの搭乗券に、ご登場の流れとして
荷物がある場合はチェックインカウンターに預け、保安検査場もしくは
出国審査場へお進みくださいと 説明があり困惑してます。
旅程表には、国際線から国際線に乗継の客は、そのまま乗継デスクに
進むと書いてあります。
日本国籍パスポートの残存が3ヶ月しかなく、日本で新たに
パスポート更新をする予定なので、あえてマレーシアで出入国手続きの
必要のないFLY-Thruを選んだのですが、心配になり質問しました。
日本領事館に電話をして、パスポートの残存が3ヶ月しかなくても、
日本人が日本に入国するには問題ないと確認済みです。

支払い詳細のTHRUは、KULで出入国手続が発生する場合の
空港利用料金なのでしょうか。。

去年、KIX→KUL→LOPのFly-ThruでKULで乗継が10時間ほど
ありましたが、出入国手続きせずに、問題なく乗継できました。
その時の搭乗券には乗継デスクに進むと記載があったと記憶してます。

今回のDPS→KUL→HNDが確実に出入国手続き不要か
確認するために、どうするのがよいか教えてください。

長くて読みづらい文章になってしまい、すみません。

経由飛行 (FLY-THRU) の特典の1つは入国する必要がないこと

経由飛行 (FLY-THRU) に関しては、当サイトのカテゴリー 『エアアジアのチェックインと搭乗券、乗り継ぎ(フライスルー)の説明 』 で詳しく説明している通りです。

接続時間が18時間以内であり、予約番号 Booking Number が1つで、DPS→KUL→HND のフライト購入が成就しておれば、経由飛行 (FLY-THRU) ですね。 フライトの購入時の Invoice (PDF ファイル)をご覧ください。 payment details の欄に KLIA2 空港税RM 32は 表示されていないはずです。仮に 表示されていたら経由飛行 (FLY-THRU) 購入自体がおかしいことになる。

経由飛行 (FLY-THRU) の場合は、もちろん入国手続きは必要ない、つまりイミグレセン(Imigresen)の審査は受けない、そもそも国際線から国際線への FLY-THRU の際、通る場所に イミグレセンはない。 手に持っている荷物の検査場だけがある。 当サイトの 『KLIA2 の案内と交通機関情報 』 カテゴリー内の該当記事をご覧ください。
DPS で預けた荷物はそのまま乗り継ぐフライトに移される、だからこそ  AirAsia が定義する 経由飛行 (FLY-THRU)なのです。

事前に搭乗券は2枚とも自分で印刷しますから、KLIA2 で乗り継ぎデスクにもよる必要はなく、手荷物検査の場所へ直行すればいい。まあ、 フライトをあらためて確認するためにデスクに寄ってもいいですけど。 乗り継ぎデスクのある部屋を必然的に通るが、デスク自体に立ち寄る必要はないということです。
なお1枚しか搭乗券を印刷してない人は、もちろん乗り継ぎデスクに立ち寄る必要がある。

搭乗券に、お書きになっているような文句がなぜ現れたのかはわかりません。 そもそも AirAsia は英語が全て基準ですから、 Boarding Pass にそんな文句が現れるのかどうか、知りたいぐらいです。
どうしても不安でしたら、 E-Form を使って AirAsia Berhad つまり マレーシア AirAsia 宛に日本語ではなく英語で質問を送ってみて下さい。

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Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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