エアアジアが新しく取りれたフライト乗り継ぎサービスの解説 -旧版

おしらせ
2014年5月に第2クアラルンプール国際空港(KLIA2)がオープンしたことで、LCCターミナルは運営が終了しました。そこで当記事での説明にも過去情報となった部分が多くなりましたので、 読まずに飛ばしてください。

新に書き下ろした 『続編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と案内』 - 記事をクリックしてご覧ください。



エアアジア (AirAsia)便同士での乗り継ぎに関して、最近エアアジア (AirAsia)公式サイトにお知らせが掲載されていました。今は”フライトの情報”のプルダウンメニュー内の1項目として載っています。

メニューを開きますと、
「弊社の新しい”フライト乗り継ぎ”サービスによって、乗客の皆様は手間が省けることになりました
という歌い文句で、エアアジアが新しく取り入れたフライト乗り継ぎサービスが説明されています。

そこで今回のブログではこれを取り上げます。ではまずその項目の内容を列記しましょう。

注:このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトである英語ページです(日本語ページはまったく参照しません)。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。


【フライト乗り継ぎ】 
エアアジア利用者は乗り継ぎホールを経由するだけで2つの便間で乗り継ぐ、つまりフライトからフライトに乗り継ぐことができます。この場合エアアジアの2つの便における乗り継ぎ所要時間は最低90分が必要です。

【弊社のフライと乗り継ぎサービスの特徴

●1つの予約番号で行う
利用客は最初の出発地から最終目的地まで1つの予約番号でフライトを予約購入してください。

●乗り継ぎ所要時間は 90分から6時間まで
利用客は乗り継ぎホールにあるカウンターで、ご自分の2番目のフライトのチェックインをしてください。
乗ってきた(最初の)エアアジア便が遅れた場合は、別の乗り継ぎ便へ無料で移行することができます。

●容易く乗り継げます
利用客の預け荷物には最終目的地までのタグが付けられます。

●トランジットビザは要りません
クアラルンプール国際空港の格安航空用ターミナル(LCCターミナルと呼ばれている)にある出入国管理ブースに並ぶ必要はもうありません。
乗り継ぎホールからそのまま直接出発ホールに行くことができます。

●エアアジアのフライト乗り継ぎサービスを利用できる要件
1.エアアジア路線中の限定された飛行区間だけを乗り継ぎ利用される場合であること

2.このサービスにおいて予約購入できる期間に現在のところ制限はありません

3.利用客がご自分の2つの便を一つの予約番号で購入する場合に限ります

4.利用客が最初の出発地で有効な旅行書類を所持されていることが必要です

5.全部の予約が確定している飛行日程であること


【補足と解説】
それではイントラアジアの補足と解説を書いておきましょう。

エアアジアは2002年の飛行開始以来つい最近まで、エアアジア間の乗り継ぎでもいったん到着ロビーから空港のメインホールに出て、出発ロビーのチェックインカウンターで新しく手続きをするという方式を取り続けてきました。つまり一般に空港の出発ロビーか到着ロビーに設けてある乗り継ぎカウンターではエアアジア (AirAsia)便を一切取り扱いませんでした。

エアアジアは本拠地クアラルンプール国際空港だけでなく、バンコク空港、ジャカルタ空港、コタキナバル空港での発着便を充実させることでこれらの空港を準ハブ化させる意図を公言しています。とりわけ主ハブであるクアラルンプール国際空港格安航空専用ターミナルで発着する多国及び多都市間を結ぶエアアジアの発着便は飛躍的に便数が増えました。

このため乗り継ぎ客がますます増加していることは容易に推測できます。エアアジア便同士の乗り継ぎ客がいったん出発ロビーに出てから再度チェックイン手続きしなければならないのは、よけいな手間と時間がかかりますから、新サービスは確かに時間と手間の節約になります。始めるべくして始まった”フライト乗り継ぎサービス”だと言えますね。

とりわけ外国人旅行者がクアラルンプール空港で(マレーシアに入国するつもりではなく)トランジットする際に、いちいち入国手続きをしなければならなかったというのは、旅行者側にとっては不便さと不要な出費を伴うのであり、エアアジア側にとってはハブ化への障害になっていた面がありますから、限定的とはいえ、”フライト乗り継ぎサービス”の導入は大いに歓迎するものです。

ただしこの新サービスはクアラルンプール国際空港格安航空専用ターミナル(LCCターミナル)だけでの実施であり、さらにいくつかの条件が付きますよ、ということを公式サイトの中で説明しているわけです。

フライト乗り継ぎサービスが受けられる便の組み合わせに関しては、現時点では「フライト時刻表」メニュー内に”フライト乗り継ぎ便時刻表”という項目があり、別画面で開く設定になっています。

エアアジアにとって準ハブといえる他の空港ではいつごろ”フライト乗り継ぎサービス”を取り入れるのでしょうか? 当然ながらまだわかりません。クアラルンプール国際空港格安航空専用ターミナルはエアアジアがほとんど全てのフライトを占めているといえるぐらい専用度の高い空港ですから、エアアジアの方針が実施しやすいと思われます。しかしバンコク空港やジャカルタ空港となるとエアアジア (AirAsia)はその他航空会社の1社ですから、それぞれの空港当局との話し合いも時間がかかり且つ手間取ることでしょう。

ところで”フライト乗り継ぎサービス”の説明の中で、なるほどと思ったことがあります。それは、乗り継ぎするための所要時間が最低90分に設定されていることです。イントラアジアはブログの12月21日付け記事の中で、従来言われている 60分の乗り継ぎ所要時間ではちょっと不十分ではないかなと書きましたが、まさにその通りだったようです。90分というのは妥当なところでしょう。

この乗り継ぎサービス導入が、いくつかの国を自由旅行される、自由旅行してみたい日本人旅行者によるクアラルンプール空港でのトランジット利用の増大、ひいてはマレーシアへの立ち寄り増加にいくらか貢献するようになるだろう、とイントラアジアは期待しています。
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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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