エアアアジアを利用する際に遭うかもしれないトラブルやよくある質問に関する、エアアジア側の説明 -その2

前回に続き、今回もエアアジア (AirAsia)サイトに載っている ”お答えします(よくある質問とその回答)”ページを参照しながら綴っていきます。さらにエアアジア (AirAsia)の輸送約款からも関係部分を抜き出して訳しておきます。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


質問:フライトのキャンセルに関する、エアアジア (AirAsia)の方針を教えてください。

答え:
フライトがキャンセルされた時、利用客には次の選択があります:
利用客がすでにお支払いになった航空券料金と同じ金額分をご自分の(エアアジア)口座に残しておき、今後のエアアジア航空券の購買に使えます。ただしこれはその時点から3ヶ月以内に予約購買しなければならないとの条件が付きます。

ところがこの”お答えします(よくある質問とその回答)”ページの答えだけでははちょっと不十分に感じます。2010年12月の時点では、この質問に対する答えが1つしか載っていません。そこで公式サイトの最下段に載っている項目、エアアジア (AirAsia)の輸送約款を見ると、もう一つの選択がちゃんと書かれていますので、その約款から関係箇所を訳しておきます:

a. キャンセル便となった乗客には、エアアジア (AirAsia)定期便で且つ空き座席がある次に一番早い同区間便に振り替えを致します。その場合は追加費用はいただきません。また必要であれば、利用客の予約の有効期限を延長します。

b. キャンセル便となった乗客が別の時間または日にちにエアアジア (AirAsia)機に乗ることを選択された場合は、すでにお支払いになった航空券料金と同じ金額分をご自分の(エアアジア)口座に残しておき、今後のエアアジア航空券の購買に使えます。ただしこの場合はその時点から3ヶ月以内に予約購買しなければなりません。

これで選択の内容がおわかりになったことでしょう。
ところでこの輸送約款については、公式サイトの全ての言語ページでその言語に訳してあるわけではありません。タイ語、韓国語、日本語のページなどでは訳文が載っていますが、英語約款をそのまま載せている言語ページもあります。つまり英語ページがエアアジア (AirAsia)サイトでは基準ページになっていることが、このことでもわかります。


質問:利用客は自分のフライトをキャンセルして払い戻しを受けられますか?

答え:予約がひとたび確定したら、(利用客側の都合で)キャンセルはできません、且つキャンセルしても払い戻しは受けられません。

補足しておきましょう。
エアアジア (AirAsia)が格安航空である前提として低コスト航空会社であるということを、日本人利用者はよーく理解しておきましょう。

エアアジア (AirAsia)は、当初の座席予約の売れ具合を前提にコスト計算し、それを基に低価格で座席を提供しているわけです。予約した座席は客側がすでにお金を払っており、その座席に利用客が実際に乗ろうと乗らまいと、基本的に会社側は感知しないということです。利用客は購入した座席の便に乗らなくても会社側に通知する必要はありませんし、いわゆる ”ノーショー” 料が利用客に請求されることはありません。

なおフライトの事前変更はできますが、手間のかかる予約変更サービスは会社側からみたらコストの増加ですから、全て有料となります。

一方会社側の都合でフライトをキャンセルしたときは、利用客はすぐ次の便など別便を待って乗るのではなく、利用客のエアアジア (AirAsia)口座にひとまず支払った料金を返してもらう方法も選択として取れます。ただしその場合の有効期限は3ヶ月ですよ、ということですね。


質問:便宜サービス料とは何ですか?

答え:
利用客がクレジットカード、デビットカード、特定店だけで利用できるクレジットカードのどれかを使用して支払いをしたときに、この便宜サービス料が課されます。この料金はお1人につき1回毎に課されます。なお現存の予約に対して変更を加えるまたは追加する場合は、この料金は発生いたしません。

補足です。この便宜サービス料がいくらまたはは何パーセントかはこのページには書かれていませんので、多分それぞれカードによって違いがあるのでしょう。

2011年3月の追記

イントラアジアが試しに日本のVISAカードを使用したところ、便宜サービス料として200円かかりました。いつも使っているマレーシアのVISAカードではその額が多少違います(円に換算すれば)。カード会社ごとに請求される金額に違いがあることがわかりました。


妊娠中の方が航空機を利用されることに関して、世界の各航空会社は細かく規定を定めていると思われます。少なからずの航空機利用者がこのことに関心を持ったり関係するはずですが、エアアジア (AirAsia)の定める規定について、”お答えします(よくある質問とその回答)”ページではまったく触れていません。そこで、エアアジアの輸送約款から抜粋して訳しておきます。

【妊娠中の乗客に関して(輸送約款より)】


妊娠中の方は座席予約の際に、及び搭乗手続きカウンターでチェックインの際に、妊娠の状態を会社側に通知することが義務となっています。わが社は次の条件に従って妊娠されている方を輸送することになります:

*妊娠27週間までの方(27週を含む):
該当乗客はチェックインの際に、エアアジア (AirAsia)またはエアアジア (AirAsia)X が定める有限責任陳述書に署名する必要があります。それによって飛行に起因するどのような問題に対してもエアアジア (AirAsia)側の責任を免責します。

*妊娠28週間から34週間までの方(34週を含む):
1. 該当乗客は会社側に認定医師の診断書を提出する必要があります。その診断書においては、妊娠の第何週かが確定してあること、その該当乗客が飛行に耐えられること、が記載されていなければなりません。その診断書の日付は、外国往き便の出発期日または外国からの便の出発期日から30日を超えない範囲の日付であること。

2. 該当乗客はチェックインの際に、エアアジア (AirAsia)またはエアアジア (AirAsia)X が定める有限責任陳述書に署名する必要があります。それによって飛行に起因するどのような問題に対してもエアアジア (AirAsia)側の責任を免責します。

*妊娠35週間以上の方:
エアアジア (AirAsia)とエアアジア (AirAsia)X はそういう方の搭乗を認めません。



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フライトのキャンセルができないので・・・

HND-KUL-PEN の往復航空チケットを購入しましたが、KULで滞在したくなりました。
しかし、一緒に購入したチケットなのでHND-KUL、二日後に KUL-PEN にすると
行き先が違うために変更ができない。と、解釈しています。

KULで滞在したい場合、二日後の片道 KUL-PEN を購入して
HND-KUL-PEN のKUL乗換の時点で国内線を放棄して、KULに滞在することは可能でしょうか?
解りにくい文章ですみませんが回答いただけたらうれしいです。

えるもちゃんさんの質問に答えて

「HND-KUL-PEN の往復航空チケットを購入しました」ということですから、 Fly-Thruサービスを利用されることだと推測されます、つまり1つの予約番号で2区間を同時に購入したわけですね。

Fly-Thru サービスはもちろん区間変更はできませんし、キャンセルもできません。できるのは次のようなことです。
You can change the date (flight change fee will be charged) on an onward or return journey but you are not allowed to change the single segment date/time in single journey (onward/return). Break in between a journey is not allowed.
つまり乗り継ぐ区間と区間の間で日程を取ることはできない。Fly-Thru は乗り継ぎ時間が最長で6時間までですから。

Fly-Thruで国際線からマレーシア国内線に乗り継ぐ場合
手順1:
到着したら、まず入国検査場へ進みマレーシア入国検査を受ける。
預け手荷物は受け取る必要はありません(注:つまり自動的に次の目的地へのフライトに積込まれる)
手順2:
(既にマレーシアに入国したことになるので、出発カウンターが並ぶホールにある)国内線チェックインカウンターの R64へ行く、AirAsia側に確認してもらうためにそこまで乗ってきた国際線フライトの搭乗券を提示することで、次に乗る国内線フライト用の搭乗券を受け取る。
手順3:
国内線出発ホールへ入る。

従って 「HND-KUL-PEN のKUL乗換の時点で国内線を放棄して、KULに滞在することは可能でしょうか? 」 という問いには可能だと答えておきます。
ただし羽田空港で預けた手荷物がペナンまで自動的に送られてしまうので、預け手荷物のある人は、この方法は無理ですね。

羽田空港でのチェックイン時点で、KL-penang 区間を放棄すると伝えるしか手はなさそうです。
Fly-Thru の第2区間を放棄できないとは、AirAsia の説明に書いてないからです(AirAsia サイトを探した限りそういう文言はなかった)

なおクアラルンプールからペナンへは実にたくさんのバス便があるので、そちらの選択も十分取れる。

ありがとうございました

早速の回答ありがとうございました。バス便も考えてみたいと思います。
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airasia

Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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