AirAsia グループ各社及び AirAsia X の2013年度の運行成績(速報値)

はじめに
AirAsia サイトには企業情報としてグループ会社の業績も載っています。
AirAsia Berhad は、速報値での2013年度の運行成績(会計年度は暦年と同じく2013年12月31日締め)をサイトで発表しました。今回の記事ではその中から抜粋して、現時点で得られる2013年度のグループ及び各社の運行成績統計(速報値)を掲載します。

Intraasia注:Berhad が会社名に付くと一般に上場企業を示す、ただしその全てが上場ということではない。”ブルハット”と発音し、決して"ベル"ではありません。AirAsia Berhad は AirAsia グループの本体ともいえる企業です。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。



【 AirAsia の 2013年度の運行成績】

 AirAsia グループ
(マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピンの各社)
2013年2012年変化率
輸送乗客数42,613,49134,137,59425%
乗客定員総数54,036,77042,980,58026%
座席稼働率79%79%-
有効座席キロ数 ASK60,52448,58125%
有償旅客キロ数 RPK48,06438,69924%
飛行便数300,527238,78126%
路線距離の平均 km1,1081,0803%
月末の航空機数15411539機

注:合弁を解消して既に運航を停止した AirAsia Japan のデータは含まれていない。
 フィリピンの AirAsia Zest の2013年5月以降のデータは含まれている。

【用語の定義】
  • 輸送乗客数:飛行した航空機に備わっている座席の内で乗客に販売した座席数。これにはノーショーの場合も含まれる。
  • 乗客定員総数:飛行した航空機に備わっている座席数の合計
  • 座席稼働率:座席利用率。 乗客定員総数に対する輸送乗客数の割合
  • 有効座席キロ数:ASK  (available seat kilometers)、飛行総座席数に飛行したKm 数を掛けたもの
  • 有償旅客キロ数:RPK (revenue passenger kilometers)、乗客数にその乗客が飛行したKm 数を掛けたもの
  • 飛行便数:実際に飛行したフライトの数(便数)
  • 月末の航空機数:予備機を含んだ保有機数
Intraasia のコメント
年間輸送乗客数で4千万人を超えるという数字は、 AirAsia の拡大し続ける姿を示していますね。1日当たり823便を飛ばしていることになる、 AirAsia の東南アジアにおける存在の大きさがわかります。

以下は AirAsia グループ各社の運行成績です。

マレーシアAirAsia
2013年2012年変化率
輸送乗客数21,853,03619,678,57611%
乗客定員27,307,98024,751,80010%
座席稼働率80%80%-
有効座席キロ数 ASK31,58228,37911%
有償旅客キロ数 RPK25,33322,73111%
飛行便数151,709137,51010%
路線距離の平均 km1,1441,1480%
月末の航空機数72648機

Intraasia  のコメント
エアアジア (AirAsia)グループにおけるマレーシア AirAsia の存在は依然としてたいへん大きい。輸送乗客数でグループの51%、飛行便数でグループの50%を占めている。


タイAirAsia
2013年2012年変化率
輸送乗客数10,500,3818,300,89226%
乗客定員総数12,628,82010,092,06025%
座席稼働率83%82%1%
有効座席キロ数 ASK12,95110,49923%
有償旅客キロ数 RPK10,8298,61826%
飛行便数70,14956,06725%
路線距離の平均 km1,0261,040-1%
月末の航空機数35278機

Intraasia  のコメント
輸送乗客数で1千万人を超えた、座席稼働率がグループ中で最も良い、といった数字がタイ AirAsia の好調さを示していますね。


インドネシアAirAsia
2013年2012年変化率
輸送乗客数7,853,3755,847,11034%
乗客定員総数10,314,1807,585,56036%
座席稼働率76%77%-1%
有効座席キロ数 ASK12,1369,15233%
有償旅客キロ数 RPK9,2937,01233%
飛行便数57,30142,14236%
路線距離の平均 km1,1951,233-3%
月末の航空機数30228機

Intraasia のコメント
グループの中で、座席稼働率を除いて各項目の変化率が最も高くなっている。巨大なインドネシア市場で少しづつシェアを増やしているようです。

おことわり:フィリピン AirAsia の統計は省略しました。

【 AirAsia グループの定刻出発に関する統計 -2013年】

ここでは ”定刻出発率” と呼んでおきます。
航空業界の基準に従って説明しますと、定刻に出発するとは、指定された駐機場所から予定出発時刻から15分以内に出発することを言う、と書かれている。

2013年1月2月3月4月5月6月
定刻出発率87%84%80%81%83%79%
2013年7月8月9月10月11月12月
定刻出発率83%74%77%79%76%70%

Intraasia のコメント
この表からわかることは、AirAsia 各社の出発便は大よそ5本の内1本は定刻出発時刻より 15分を超えて出発する、要するに遅れて出発する、ということです。


【 AirAsia X の2013年度の運行成績】

AirAsia X
2013年2012年変化率
輸送乗客数3,161,4562,580,94622%
乗客定員総数3,860,4803,072,98126%
座席稼働率82.1%83.8%-1.7%
有効座席キロ数 ASK19,30916,23119%
有償旅客キロ数 RPK15,85713,60117%
飛行便数10,2408,18725%
路線距離の平均 km5,0025,306-6%
月末の航空機数1697機

Intraasia のコメント
乗客数が22%も増加したことに貢献した最大要因は、航空機数が7機増えたことによる便数と定員数の大きな増加だと見なせます。

おわりに
AirAsia グループ各社及び AirAsia X の2013年度決算報告はまだ AirAsia サイトに現れていません。例年の例からいえば、企業の財務実績が発表されるのはもう少し先のことになるでしょう。




AirAsia X を利用される方は、あらかじめ 『エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 を開いて AirAsia の費用・料金システムをよく承知しておきましょう。
そして『機内預け荷物料金とスポーツ器具・用品料金の重量区分が改定された』も目を通して AirAsia の定義する荷物の意味をつかみましょう。

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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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