病気を患っているまたは病状のある人が AirAsia のフライトを利用する際に受ける制約に関して

はじめに
AirAsia の利用者が病気を罹っているまたは何らかの病状がある場合、その方たちが AirAsia フライトに搭乗することに制約を受けることに関して、これまでは AirAsia サイトでいくらか言及はされていても規定の形で具体的に明示されていなかったように捉えていました。

また利用者側が既に予約購入したフライトを病気のためにキャンセルする際の要件として、診断書の提出があげてありましたが、以前は具体的な病名に関しては規定されていなかった、少なくとも AirAsia サイトには明示されていなかった、はずです。

しかしながら AirAsia サイトは膨大な文章量ですので、そういった規定は既に掲載されていたが Intraasia がそれを目にするのが遅れたという可能性も捨てきれないので、このこと(上記の2点)を断定するものではありません。

最近 (2016年10月)AirAsia サイトにこの制約に関しての具体的な規定と説明が掲載されていることに気がつきました。この規定の正確な掲載開始日はわかりませんが、推定すればそれほど前のことではないように思われます(時期が重要ではなく、内容が重要です)。

そこで今回の記事では 病気/ 疾病症状を持った人が AirAsia フライトを利用する際に制約を受けることに関する規定を取り上げます。以下この場で利用者と書く場合は全て AirAsia 利用者の意味です。 初掲載 2016年11月

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【病状をお持ちまたは病気を患っている利用者の方々】

空の旅を安全に且つ快適に行っていただくために、病状をお持ちの利用者は、弊社が別段に定めない限り、空の旅が充分できる状態にあることを確認すべく、チェックインをされる際に、旅行される日(搭乗日)から 7日以内の日付である有効な診断書を提示する及び有限責任の陳述書に署名する必要があります。 
さらに AirAsia 各社の輸送約款の第7条の3 を参照してください。

Intraasia注: AirAsia/ AirAsia X 各社の輸送約款は AirAsia サイトに掲載されている。第7条の3 は病気を患っている利用者に直接関係する条項です。

病状/ 疾病の定義
・既存の病気がある、または
・不安定な医学的状態にあること、または
・最近病気、けが、手術または入院を経験した、または
・海外で治療を受ける意図を持っている、または
・感染症、伝染病、または慢性疾患に罹っている。

弊社の運航規程上、弊社は、フライト中に絶え間なく酸素吸入を必要とされる利用者をお引き受けすることができないことをご了承ください。


【診断書を用意する必要がない病状/ 疾病】

病状またはけがが安定しており、その人の体調が良い限り、とする。

・まひ症
・運動ニューロン疾患
・パーキンソ病
・ある種の食物に対するアレルギー症
・高血圧または高コレステロールの症状
・糖尿病
・貧血症のような血液疾患(酸素吸入の必要がないという条件です)
・てんかん(該当フライトの出発時間前24時間以内に発作が起きなかったという条件です)
・関節炎
・虫刺され
・軽微なけが、例えばつま先や指のけが、足首の捻挫、肉離れ、小さな切り傷
・日焼けの炎症
・B型またはC型肝炎
・デング熱
・ウイルス性髄膜炎
・マラリア
・コレラ -コレラの症状が落ち着き、その利用者自身が旅行することに問題ないと感じており且つ飛行目的地国の保健当局がその人の飛行を認めている場合
・A型肝炎 -その人自身が旅行することに問題ないと感じているとき
・帯状疱疹-発疹が滴を染み出させていないまたはふさがっている場合
・黄熱病 -その人自身が旅行することに問題ないと感じており且つ飛行目的地国の保健当局がその人の飛行を認めている場合
・インフルエンザ -症状が消散した場合

搭乗するそのフライトの出発日に先立つこと 3か月以上前に病状または病気が発症し、病状が安定しており、そしてその利用者自身が体調は良いと感じている場合は、次に掲げる病状/病気に関して、その人はなんら診断書を用意する必要はありません(ただしフライト中に酸素吸入の必要がないことが条件です)

・心臓麻痺または血管形成術(を受けた)
・深部静脈血栓症または肺動脈血栓症
・脳卒中または頭部損傷
・心臓、肺、腹部の手術(を受けた)
・関節置換または切断(を受けた)


【診断書を用意する必要がある病状/ 疾病】

次に掲げる感染症、伝染病、慢性疾患は診断書による証明が必要となります。ただし列挙した病気が(対象となる病気を)全て網羅しているということではありません。さらに安全な旅行時期も示しています。

病名: 利用者が空の旅をしてもかまわない時期

水疱瘡: 発疹が最初に現れてから5日後、皮膚の吹き出物が引っかかれたという前提です

はしか(麻疹): 発疹が最初に現れてから 5日後、

おたふく風邪: 腫れが最初に起きてから5日後

風疹: 発疹が最初に現れてから5日後

結核: その人(利用者のこと)が他人を感染させることはないと診断書が証明する場合

百日咳: 抗生物質による治療を始めてから5日後、または治療はしていないが症状が発症してから3週間後


【イントラアジアのひとこと】
以上は全て 、AirAsia サイトの 『病状をお持ちまたは病気を患っている利用者の方々』 と題したページの内容です。
具体的な病名が列挙され、さらに日数までも明示されている、という点に AirAsia らしさを感じます。

この件に関連して参照すべき記事:  Refund(返金、払い戻し)を請求できる項目の中に、医療上の理由からも含まれている。これに関しては、既掲載の 『AirAsia 利用者が求める払い戻しに関する新しい規定』 をクリックしてご覧ください。なおこの場合、現金の形では返金されずに、クレジットシェルの形態で返金されますよ。

こうした請求は電子書式 e-form を使って行いますので、e-Form についての詳しい説明は 『トラブル発生時や頼み事の際に e-Form (電子書式) を使って AirAsia 側に伝えて、問題解決を図る』 をクリックしてよく読んでください。




フライトの予約には、予定外の変更がつきものと言えるでしょう。そんな時のために次の記事 『予約購入した AirAsia/ AirAsia X フライトを変更する場合の説明』 を読んでおきましょう。

『エアアジアの機内持ち込み手荷物における禁止と制限に関する説明』 も有用な情報です。
スポンサーサイト

テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

プロフィール

airasia

Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

カテゴリ
最新記事
検索フォーム
リンク
FC2カウンター
RSSリンクの表示
最新コメント
QRコード
QR
最新トラックバック