最近のエアアジア ニュースから:成田路線、 AirAsia X の財務問題とその否定、及び AirAsia アセアンパス

【祝:AirAsia X はクアラルンプール-成田空港路線を2014年11月21日から開始した】

当サイトで既に数か月前からお知らせしていたように、 AirAsia X の東京路線として2番目であるクアラルンプール-成田便が開始されました。当サイトも祝意を表します。

羽田路線と違って、成田路線はKLIA2 深夜発で成田空港朝着です。また成田空港朝発で KLIA2 夕方着です。

注: KLIA2 は「ケーエルアイエーツー」と発音し、第2クアラルンプール国際空港のことです。ほとんどの場合 "KLIA2" が呼称としてそのまま使われるので、日本人利用者もこのことを知っておきましょう。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。


【 Indonesia AirAsia X が発足、12月に初フライトを飛ばす】-2014年10月27日付けのプレス発表

AirAsia X Berhad (AirAsia X)の系列会社である、Indonesia AirAsia Extra (略称 IAX)はその最初の路線であるメルボルンと IAX のハブであるバリを結ぶ路線を発表しました。Indonesia AirAsia Extra は既に2014年9月にインドネシア当局から航空運航証明を得ています。

インドネシアの長距離低コスト航空会社がこの初フライトを飛ばすのは 2014年12月26日を予定しており、週5便になります。

Indonesia AirAsia Extra の最高経営責任者はこの最初の路線に関するニュースをジャカルタで発表しました。また株主を代表して AirAsia X 最高経営責任者がメルボルンでこのニュースを発表しました。

(今年)Thai AirAsia X Co. Ltdが成功裏に設立された後、2番目のオフショアハブになるのが Indonesia AirAsia Extraです。これは AirAsia X の、途切れのない接続による包括的なネットワークを提供する戦略に沿ったものです。

この路線開始の公式発表にちなんで、Indonesia AirAsia Extra はメルボルンからバリまでのフライトの料金に驚くべき料金を提供します、エコノミークラス片道運賃が全て込みで最低 AUD99* / IDR1,808,000* からです。

ビジネスクラスはプロモ運賃として最低 AUD499 / IDR4,808,000 からです。
このエキサイティングな料金が提供されるのは2014年10月28日から11月2日までです。

Indonesia AirAsia X (航空会社記号 XT)の運行スケジュール
Bali発 0830- Melbourne 着 1815、火曜と土曜、
Melbourne発1855 - Bali着 2250、火曜と土曜、
Bali発 0005- Melbourne着 0925、水曜と金曜と日曜、
Melbourne 発1000 - Bali着1350、水曜と金曜と日曜、

【Intraasia のひとこと】

AirAsia はサイトでは Indonesia AirAsia X と呼んでいる。企業名の Indonesia AirAsia Extra ではわかりにくいので、これが通称として用いられるのでしょう。 バリ島がハブということなので、推測すればバリ島-日本の直行路線も計画しているのかもしれないですね。

【バリ島-メルボルン路線の運航開始は遅れている】 - 2015年1月下旬の追記

Indonesia AirAsia X のバリ島-メルボルン路線の運航開始は遅延することになりました。 Indonesia AirAsia X  はごく最近、このことを発表しましたが、開始月日を未だ特定していません。
報道によれば、 Indonesia AirAsia X はオーストラリア当局からフライト許可を未だ得ていないとのことです。

【インドネシア AirAsia X はフライト開始を遅らせている】  - 2015年2月10日追記

AirAsia サイトでの予約検索では、バリ島 -メルボルン間の直行路線は現時点でも依然として表示されない。クアラルンプール乗継便のみの表示です。
AirAsia グループはビジネス上の理由からこの路線開始を遅らせていることだと推測される。
詳しくは 『燃費サーチャージは廃止された、付随サービス料(Add-on) はまた値上がりした』 をクリックしてご覧ください。

【Indonesia AirAsia X のバリ島-メルボルン路線の運航開始が確定】 -2015年3月8日追記

AirAsia は2015年3月5日付けで、Indonesia AirAsia X のバリ島-メルボルン路線の運航開始のプレス発表を行いました:
「 Indonesia AirAsia X はオーストラリアの民間航空安全庁からバリ島-メルボルン路線直行便の認可を得ました。
Indonesia AirAsia X はこの路線の運航を2015年3月18日から週2便で開始します。そして2015年4月1日から週5便で運航します。」以上


【 AirAsia X は今年9か月間は赤字を記録、財務状況は良くないとの一部報道がある】

AirAsia X の 2014年第3四半期決算に関しては、『AirAsia と AirAsia X の2014年第3四半期/ 9か月間の業績』 記事をご覧ください。

AirAsia サイトでの2014年11月19日付けプレス発表の声明を参照して以下にごく短くまとめました。

AirAsia X は路線拡張をスローダウンさせ、またコスト削減を引き続き実行していきます。
近々受け取る2機を売却しその2機をリースバックします。これはキャッシュフローを増やすことにつながる。

また注文済みの航空機の受取を今後3年は遅らせることを発表しました:
・2015年は8機を受けとることになっているが6機に減らし、2機は売却する
・2016年は8機を受け取ることになっているが4機に減らす、残りは2018年以降に受け取る
・2017年は8機を受け取ることになっているが5機に減らす、残りは2018年以降に受け取る

「2015年はオーストラリア路線でフライト便数を減らす、一方北アジアと他の方面はフライトの便数を増やすことになるでしょう。」 「受け取る6機のほとんどはタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X に回す。」

「マレーシア市場での変化をみると、旅行需要は落ちている。そこで2015年は我々の中核であるマレーシア路線ネットワークでは拡大の必要があまりないと考える。」 「2013年と2014年に増やした路線と提供座席数が成熟して黒字化するのにより時間をかけることになる。平均運賃は需要に伴って増加するからです。」

「マレーシアでのフライトを減らす分はウエットリース(航空機の短期貸し出し)に回すことを計画している。低い収益になってしまうよりも、我々の余分な座席数を活用することでこの期間中は健全な利益を生みだすことになる。」 「2015年はウエットリースとチャーター運営で収入全体の13%をまかなうことになるでしょう。これは営業収入では23%になる。」
以上


【 AirAsiaグループ最高経営責任者は AirAsia X が財務危機にあるという報道を一蹴】

以下はIntraasia の『マレーシアの新聞の記事から』で2014年11月21日に掲載したものです:
AirAsia グループの創業者である、最高経営責任者は AirAsia Xが財務問題に面しているという報道を一蹴しました。

「 AirAsia X の経営陣を更迭するという計画はない。その替りに、(彼自身とグループ副最高経営責任者が経営に)直接かかわる対処策を今後取っていきます。」
「さらに次のことを明確にしておきたい。  AirAsia Xの従業員の給料を払うこと及び航空機の借款返済に問題は出ていません。」 
「航空業界は常に良くなったり悪くなったりする。 だから我々もそれを経験することになる。我々は解決策を見出します、あきらめることはない。今年は、とりわけマレーシアを基盤にした航空会社には厳しい年です。」

「航空事故で落ちこんだ、中国からの需要は強く戻っている。その他の市場はそれなりに良い状況である。2015年は AirAsia X にとって大変良い年になることでしょう。」
AirAsia Xはコスト削減の一環として、 そのいくつかの部を AirAsia Bhdの部に合併させるとのことです。

「航空燃料はコストの半分を占めるので、我々の利益は石油の価格に大いに影響を受ける。(世界的な石油価格の下落のために)これは大いに我々の味方になることになる。」  「従って AirAsia X は2015年の航空燃料は必要量の12%しかヘッジしていない。今年の第4四半期は半分をヘッジしている。だから第4四半期は50%の上向き調子だ」
以上

【Intraasia のひとこと】

石油が安値傾向にあるのならヘッジする必要はない、ヘッジは高値になると予想するとき、それよりも低い値で先物予約するはずです。11月20日で載ったマレーシアのある新聞の AirAsia X 財務問題報道を、最高経営責任者は明確に否定している。

AirAsia を創立してここまで育ててきた経営者なので信頼しましょう、利用者の1人として、そして 当ブログ主催者として彼の一報道否定発言は結構なことです。 AirAsia X に日本路線の便数を減らしたり、路線廃止して欲しくないので、財務状況が早期に好転してまた穏やかな拡大基調に戻って欲しいものです。




【AirAsia は地上職員用の新しい制服を発表】- 2014年11月18日付けプレス発表から

AirAsia は地上職員用の新しい制服を公表しました、これは(会社名)HPE Clothing による最新の服地技術を使用しています。

AirAsia が注文した新しい制服は、顧客サービス係りからランプで働く人たちまで弊社の空港職員にそれぞれの仕事環境でより快適でより良く適したものになっています。さらに新制服はスタイル性も向上しています。

【 AirAsia アセアンパス】-2014年11月21日のマレーシアマスコミのニュースから

AirAsia Bhd は AirAsia アセアン(ASEAN)パスを発売することを発表しました。
これは AirAsia のアセアン(ASEAN)内でのフライト用であり、利用者は1つのパスを使ってアセアン(ASEAN)内を飛行できることになる。
発売は2015年1月からで、詳細は後日に発表されます。(発売開始が遅れた)

続報 【AirAsia アセアン(ASEAN)パス の発売が開始された】 - 2015年2月24日掲載

2014年11月に予告されていた、 AirAsia アセアン(ASEAN)パスの発売に関するお知らせが、2015年2月24日から AirAsia サイトに現れました。以下はその内容をわかりやすくまとめたものです。

アセアン(ASEAN)の加盟国は10か国です:
マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイ、カンボジア、フィリピン、ラオス、ミャンマー、ベトナム、

AirAsia アセアン(ASEAN)パスの特徴と種類
・このパスは利用者にフライトが利用できる枠(クレジット)を提供するものです。
・各フライトの出発日より最低14日以上前にクレジット持ち分からその所定クレジット数が差し引かれなければならない。従って一番最初に飛行する場合もその飛行日よりも14日以上前にパスを購入する必要がある。
・アセアン(ASEAN)内を飛行する 140路線を超えるAirAsia グループのフライトを利用することができる。

10クレジットパス(名称 AirAsia Asean Pass):価格RM 499、フライトが利用できる有効期間 30日
20クレジットパス(名称 AirAsia Asean Pass +):価格RM 888、フライトが利用できる有効期間 60日

Intraasia 注:路線毎に、そのクレジットの値が決まっている。全て片道が基本であり、1クレジットまたは3クレジットの2種類がある。
例:クアラルンプール-シンガポール路線は1クレジット、バンコク-バリ島路線は3クレジット、
具体例:10クレジットのパスを購入。クアラルンプールからバンコクへ飛ぶと3クレジット、バンコクからバリ島へ飛ぶと3クレジット、バリ島からシンガポールへ飛ぶと3クレジット、シンガポールからクアラルンプールへ飛ぶと1クレジット。これで10クレジットを使い切ったことになる。

AirAsia アセアン(ASEAN)パスの利点
・得たクレジット数は保証されており、各路線のその時点での運賃には関係なく、クレジットを使って飛行できる。もちろんフライト予約が取れることが前提です。
・フライトを特定する際にクレジット持分から所定のクレジット数が引かれるが(英語では redemptionと呼ぶ)、それに対して手数料はかからない
・飛行することでBIGポイントも稼げる

このパスにはいろいろな規定と条件がありますので、注意してください。アセアン(ASEAN)パスを説明する別記事として掲載しましたのでクリックしてご覧ください: 『AirAsia アセアン(ASEAN)パスの案内と解説』 

【Intraasia のひとこと】

新しい制服は掲載の写真で見ると、男女とも赤と黒が基調になっている。女性はパンツスタイルとスカートスタイルの2通りある。従来の地上職員制服は客室乗務員のそれとよく似ていたが、新制服は多少差異感が増したような印象です。
AirAsia は次から次と運賃の種類を増やしてきますね。
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テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

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Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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