続編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と案内

【はじめに】
エアアジアサイトは頻繁に更新、修正、追加が行われているので、当ブログでもそれにあわせて随時記事の更新、修正、追加を行っています。

今回は”経由飛行 (FLY-THRU)”に関することです。当ブログでは最初、2011年2月1日付け記事 『乗り継ぎ客のための項目 ”経由飛行” の説明』 でこの件を扱いました。 そして今回はさらに情報と案内を充実させる意味合いから、続編という形で記事を載せます。この続編も2015年に一部更新あり。
2014年8月の追記: 2014年5月に KLIA2がオープンしたことで、その2011年の記事の情報は古くなりましたので、”経由飛行 (FLY-THRU)”に関しては、この記事をお読みください。

2014年9月の追記 新編に続く
当記事をお読みになった後は、新たに書き下ろした 『新編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と問答集 -最新版』 を必ずご覧ください。
この2つの記事を丁寧に目を通されれば、フライスルーに関する十分な知識が付きます。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです(日本語ページは一切参照及び関知はしません)。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、成田空港をハブにして運航していた合弁会社エアアジア・ジャパンは初めから全く対象にしませんでした、同様に将来新たな合弁会社が日本で設立されて再度運航を始めても当ブログは一切扱いません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【”経由飛行 (FLY-THRU)”の意味を理解しましょう】

おことわり:KLIA2がオープンしたで、LCCターミナルに関する説明と写真は関係なくなりましたので、打消し線を加えました。多少見にくいのですが、過去情報として残してあります。

ある路線からある路線へ”経由飛行 (FLY-THRU)”ができるのは、エアアジアの規定に沿った限られた数の便だけです。エアアジアは”経由飛行 (FLY-THRU)”に関して、次のように、説明や定義をしています。

●経由飛行 (FLY-THRU)の良さ
乗り継ぎホールを利用するだけでフライトから別のフライトに乗り継げます。乗り継ぐ際には最低90分間が必要です!

●経由飛行が利用できる要件
1.エアアジア路線中の限定された飛行区間だけを乗り継ぎ利用される場合であること
2.このサービスにおいて予約購入できる期間に現在のところ制限はありません
3.利用客がご自分の2つの便を一つの予約番号で購入する場合に限ります
4.利用客が最初の出発地において、有効な旅行書類を所持されていることが必要です
5.全部の予約が確定している飛行日程であること

巷で一般に使われる、「どこどこの空港で乗り継いで何々国へ飛ぶ」という表現には、入国手続をする場合としない場合の2通りがあります。
そこで上記文言からすでにおわかりのように、エアアジアは、国際線乗り継ぎホールを利用することで入国手続を経ることなく乗り継ぐことを、経由飛行 (FLY-THRU)と呼んでいます。
エアアジアが独自表現として "FLY-THRU" という単語を使っているので、当ブログも ”経由飛行”と訳してあります。


追記:【 KLIA2 でフライスルーを利用して国際線から国際線に / マレーシア国内線に乗り継ぐ場合】

第2クアラルンプール国際空港(KLIA2) でフライスルーつまり乗り継ぐための案内情報を 『KLIA2 (第2クアラルンプール国際空港)の案内と情報 - 降機してから到着ホールに出る前まで編』 に2014年8月下旬掲載しました。クリックしてご覧ください。

【経由飛行 (FLY-THRU)にまつわるエアアジアの定義及びエアアジアが提供しないこと】


●経由飛行 (FLY-THRU)の定義
1.接続時間とは、あるフライトが到着してから経由飛行 (FLY-THRU)するための別のフライトが出発するまでの時間をいう。その接続時間は90分を下回ってはいけない、且つ 18時間を越えてもいけない (従来は6時間だった)。
弊社は、空港当局がエアアジア側に求めてくる空港規則のために、または/及び運営上の必要から、事前に通知することなくこの接続時間に関して変更を加える権利を留保します。

2.経由飛行 (FLY-THRU)とは、一つの(飛行)旅程下で購入したフライトのためのフライト乗り継ぎサービスのことを言います、この場合最初のフライトの到着と乗り継ぐフライトの出発が接続時間内に収まっていること。

●手荷物
1. 弊社は、利用客とその手荷物を輸送する際に遅延を避けるために必要な全ての妥当な方策を取ります。
2.超過重量手荷物、及び/またはその他の関連する支払い料金は最初のフライトに乗る地点で両フライト区間の分を払うこと。

●フライトの不規則さ
1.弊社フライトに遅延、取り消し、日程変更が起きたことで利用客がすでに予約確定している経由飛行 (FLY-THRU)のフライトに乗れないことになった場合、その利用客は次のことを受ける権利があります:
・利用客のフライトが出発する地点で遅れが出た時は、 弊社の定める接続時間以内で最終目的地へ乗り継ぎが可能な、その次に利用できるフライトに無料で変更できる。

・利用客の乗り継ぐフライトに遅れが出た時は、弊社の定める接続時間以内でその次に利用できるフライトに無料で変更できる。

2.利用客が乗ることになる新しいフライトが弊社の定める接続時間の範囲外になってしまう時、または次に利用できるフライトが翌日になってしまう時は、弊社は次のことを提供いたしません:
・日中の滞在または一晩の宿泊
・陸上交通手段
・利用客が預けた手荷物を保管すること。利用客は乗り次ぎ空港でご自分で預け手荷物を受け取り、新しい次のフライトに乗るべく再チェックインをする必要がある。

Intraasia注:項目2に注目してください。要するに、どんな理由であれ次に乗るフライトとの接続時間が許容範囲時間数を越えてしまったら、乗り継ぎ自体はできるがもう経由飛行 (FLY-THRU)というサービスは利用できない。その時は利用者は自分の責任で、手荷物を引き取り、滞在・宿泊、再チェックインを行ってください、エアアジアは面倒を見ませんよ、ということです。


【経由飛行 (FLY-THRU)に関して羽田路線と関西路線で違いがある】


羽田 -クアラルンプールLCCT 路線と関西 -クアラルンプールLCCT 路線を比べると、経由飛行 (FLY-THRU)が使えるフライトの種類と数に違いがあります。
羽田便は週3便、関西便は週4便ですから、単純に考えても関西便の方が幾分選択が多くありそうですね。

以下は2012年1月2月の飛行スケジュールを基にします。
飛行スケジュールは夏スケジュール、冬スケジュールという変更だけでなく、時々変更されることがあるので、あくまでも比較はこの時点においてということです。

両路線とも経由飛行 (FLY-THRU)が利用できる飛行先、ただし実際に使えるフライト本数に違いはある。
インドネシア:バリ、ジャカルタ、メダン、スラバヤ
タイ:バンコク、プーケット
シンガポール、

関西 -クアラルンプールLCCT 路線だけで利用可能
オーストラリア:パース

以上のことから、実際に利用できるフライト本数は少ないですが、それでも羽田路線に比べて関西路線の方が乗り継ぎ都合が良いということですね。なお同じ飛行先でもある曜日は経由飛行 (FLY-THRU)が利用できるが、ある曜日はできないという結果になります。

こうしたフライトスケジュールを詳しく知るには、エアアジアサイトのフライト情報(Flight Info) メニューから”経由飛行 (FLY-THRU)”項目をクリックする、次いでフライとスケジュールのページで出発地と到着地、飛行年月を選択する、ことで調べることができます。

それでは読者の皆さんは経由飛行 (FLY-THRU)の意味がよくお分かりになったことでしょうから、後は実際のフライトが遅延せずに到着して首尾よく乗り継ぎ便に乗れますように。




エアアジア (AirAsia)に関する基本的知識をつけておきましょう、そのためには 『AirAsia に関する日本人利用者のよくある質問、疑問に答える -その2』 のような記事をご覧ください。

関西路線の開始を祝して
AirAsia X の日本との間を運行する2つ目の路線である大阪路線がついに2011年11月30日にフライトを開始しますね。中部地方の一部を含めて関西以西の日本人旅行者にとってマレーシア及び東南アジア各国、さらにはオーストラリアなどへの飛行方法に、アジアで最多路線を持つ格安航空の利用というたいへん魅力ある方法が加わったことを喜びます。

エアアジアの日本人利用者または利用希望者の方々は、AirAsia グループをその2002年の初飛行以来観察し利用してきたイントラアジアのこのブログをよくお読みになって、十分に役立てていだきたいと願っています。

関西空港から初めてエアアジアグループの飛行便を使うことになる方がたには、往路復路ともにウエブチェックインの利用を強くお勧めしておきます。
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テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

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Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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