変貌を遂げる エアアジア の近い将来の方向性と姿を示唆するプレス発表の内容

AirAsia はそのサイト内のプレス発表のページで、マレーシアを基盤とする AirAsia Berhad の最高経営責任者(CEO)交替のお知らせを2017年12月中旬付けで載せています。文面によれば、交替は 2018年1月10日付けで発効するとのことですから、既にCEO交替は実施されたわけです。
Intraasia注:”Berhad”が付くと、公共企業体を除いて、一般にマレーシア証券取引所に上場する企業を意味する

ちなみにAirAsia Berhad 前最高経営責任者(女性)は昇格扱いを受けて、AirAsia グループのより上層経営陣に加わり、新たな任務を与えられたとのことです。一方、新最高経営責任者は前職がマレーシアの有名な大企業グループのトップ経営陣の1人であったが、航空産業界は全く初めてのようです。

AirAsia Berhad は巨大な AirAsia グループ随一の中核企業であり且つ現在につながる同グループ発祥の会社でもある。ですから単なるグループ会社中のある1社の最高経営責任者(CEO)交替とは重みが違う。

とはいえ、当ブログの大多数の読者にはほとんど興味を起こさせないニュースであることは承知しています。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


今回のブログ記事でこのニュースを取り上げて紹介しているのは、実はこのプレス発表に直接関連する興味深い且つ重要なニュースが同じくプレス発表に載っているからです。それではその内容を見ていきましょう。

【 AirAsia グループ下に設立した数々の事業体を通して、非航空産業分野のビジネスにまい進する】

AirAsia グループにはグループ副CEOの職が複数あり、その内の1人に任命された、AirAsia Berhad前最高経営責任者(女性)は新たな任務として、非航空産業分野に属するいくつもの AirAsia グループ系列企業を率先してけん引していくことになる、と書かれている。

そして、グループ翼下にあって航空産業には属さない、分類されない会社名・事業体名、ポータルサイト名が列挙されています: BIGPay, BIG Loyalty, ROKKIshop.com, ROKKI Portal, Travel360, Vidi, RedTix, AirAsiaGo, BD4H, RedCargo, Red Box, Santan.

これらの会社名やポータルサイト名の多くは この数年 AirAsia サイトや AirAsia サイト上での直リンク案内でいつも目にするようになった。さらに AirAsia から頻繁に送られて来るニュース兼販促メールにもこれら会社名やポータルサイト名が載っています。

さらに続くプレス発表の中には次のような一文がある:「 AirAsia は第四の産業革命の大きな可能性を最適に引き出すべく優先事項を再構築しています。」
「新しくグループ副CEO職に任命された彼女は、大きく戦略的なグループ全体のイニシアチブを監督することになります。さらに AirAsia をグローバルでクラウドが引っ張る製品と基盤の企業に変貌させていくことにも力を注ぎます。」 

LCC (低コスト航空会社)として驚異的に成長してきた AirAsia は既に複合企業(英語でconglomerate)といえるほどに変貌し、今ではさらにその複合企業度を推し進めている状況にあることを強く感じさせます。
今回のAirAsia Berhad 最高経営責任者の交替劇はこの状況を再認識させ且つ、新たな段階に進んでいく前哨となるかのようです。

マレーシアの産業界で最も有名な経営者の1人である、AirAsia Group CEO のTony Fernandes氏 (AirAsia 創業者の1人)はプレス声明で述べる:「(AirAsia Berhadの CEO交替を含め)今回の AirAsia Group 及び AirAsia におけるトップ経営陣の人事異動は、我々の中核ビジネスである航空ビジネス及びデジタル成長ビジネスの両方に焦点を絞ったものです。」

このように、 AirAsia グループが近年いかに非航空産業の分野に力を注いでいるかは、 AirAsia グループ総帥のこの発言でも明らかです。

マレーシア国外でのジョイントベンチャーに関する、 AirAsia グループの全ての投資を行う持ち株会社として、AirAsia International Limited という会社があるそうです。この会社の業務執行取締役にもグループ経営陣の1人が新たに任命されました。

そこでグループ総帥の発言を同じくプレス発表ページから見ておきましょう。
「(上記で言及した新しく任命した)業務執行取締役は AirAsia International Limited において重要な役割を果たします。彼の第一の役割は、アセアン(ASEAN)各国つまりマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアにある AirAsia グループ航空会社を統合させることです、これは One AirAsia という名称の上場持ち株会社の下における統合です。」

【2つの主要トピックスが目指すこと】

ここで取り上げたトピックスは2つに集約できる。まず1つ目のトピックス。
現在のAirAsia グループは、非航空ビジネスを本来の事業である航空ビジネスの単なる補完と考えるのではなく、グループの成長を並んで支えていく主たるビジネスに育て上げるのが目標になっているかのようです。例えて言えば、非航空ビジネス、具体的にはデジタルビジネスは、前輪駆動車を後ろから車体(本体)を押していく車輪である、しかしそれは自動車にはなくてはならない後輪の役割を果たす、ということなのでしょう。

それほどまでに最近の AirAsia は乗客を運んでいくこと以外のことに力を注いでいる。 AirAsia を創業して以来 AirAsia グループを引っ張ってきたトップ経営陣を称賛する観点から言えば、時代の趨勢を上手に読んで事業を拡大させてきた彼らは今後も時代の流れに乗って、時には先取りすることで、 新または転換AirAsia ビジネスモデルは成功し続けていくのであろう。

2000年代前半と中期までは可能であった純粋な LCCビジネスモデルはもはや続行しえないゆえに、新たなビジネスモデルの創出またはビジネスモデルの転換が求められていることは、Intraasia にもわかります。

一方、筋金入りのバジット旅行者としての観点から言えば、近年 AirAsia グループ全体に顕著になっているビジネス多角化とこの数年立て続けに導入した AirAsiaフライトの諸サービスにおける価格付けの複雑化は、もはや LCC(低コスト航空会社)と呼ぶ一線を越えている、というのが Intraasia の失望感の混じった捉え方です。

2002年以来16年間に及ぶ AirAsia ウオッチャー兼利用者として、2010年以来の AirAsia 専門ブログ発信者として、この相反する2つの判断を同時に抱かざるを得ません。

トピックス2つ目です。
AirAsia サイトではグループ航空会社のどのフライトでも、まるで1つの航空会社のフライトであるかのように、予約購入できる。例えばグループのM社からグル-プのT社への乗継の際であっても、これは同様だ。フライトに付随した諸サービスもほぼ同一のサービスが提供されており、違いは料金・価格だけと言える。使用航空機は実質的に2種類だけであり、機内の内装も配置も全く同じだ。客室乗務員は国内だけを飛ぶフライトを除けば、各社のフライトは複数国籍の乗務員から成っていても珍しくなくなりつつある。目に見えて異なるのは機内飲食メニューの品目ぐらいであろう。

AirAsia は飛行路線拡大当初からこの「少品種、徹底した規格化コンセプト」を積極的に取り入れて遂行してきた。もちろんこれが LCC(低コスト航空)としてのコスト減に大いに貢献してきたことであろう。
こういう経営理念の下であっても、現在に至るまでアセアン(ASEAN)各国の AirAsia グループ各社においてさえ、資本構成までの”いわば規格化”は達成できていない(はず)。 統一したAirAsia ブランドを実現できる程度に似たような資本構成を達成できてはいるのですが。

航空会社の現地法人化には国毎に法制と規制が異なる以上、資本構成の”いわば規格化”は容易でないことはわかります。
AirAsia トップ経営陣は以前からアセアン(ASEAN)各国にあるグループ会社を仮称アセアン(ASEAN)本部の翼下にまとめることを試行してきた。実際、一時期ジャカルタにアセアン(ASEAN)本部を置いたこともある。

上記で紹介した AirAsia 総帥の「マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアにある AirAsia グループ航空会社を One AirAsia という名称の上場持ち株会社の下に統合させる」 という意欲的な発言は、アセアン(ASEAN)各社の一本化への道に見通しがかなりできているのであろうと、感じさせられます。

仮にアセアン(ASEAN)各社の統合化が成就すれば、各社間で機材配置の融通がより容易くなり、乗務員の融通も当然行われることでしょう。つまりトップ経営陣が考える、航空ビジネスのより効率化とよりコスト減が達成しやすくなるのではないだろうか?

自動車産業には既にアセアンカーという車がある。部品調達を含めてアセアン(ASEAN)内の複数国で生産され、最終的に拠点国の工場で完成車となる、主にアセアン(ASEAN)内で販売される、そんな自動車を言うようだ。

One AirAsia という名称の上場持ち株会社の下に統合することになる近い将来の AirAsia は、アセアン(ASEAN)カーのコンセプトを供えた LCC(低コスト航空会社)になるのかもしれません。

以上今回の記事では、AirAsia はこれまで以上に理念を転換して変貌しつつある、真のバジット旅行者の観点から言えば変節しつつもある、という充分ニュース価値のあるプレス発表ページの内容を評しました。




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AirAsia X がクアラルンプール発大阪経由のホノルル便を 2017年6月から就航させる

AirAsia X は2017年2月中旬に AirAsia サイトにおいて、初めての米国路線となるハワイ行きフライトを就航させると発表しました。 AirAsia X はまた恒例となっている、マスコミ向けの新路線発表式兼記者会見も行いました。

新路線:クアラルンプール(KLIA2) - 大阪(関西空港)経由 - ホノルル
就航の開始: 2017年6月28日
ホノルル路線の予約購入受付け: 2017年2月11日から既に始まっている。なお1年以上先の便も予約購入できる。
ホノルル路線の運航頻度: 週4日、往復8便

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【ホノルル路線のフライトスケジュール】 -2017年6月末の就航開始時点

フライト番号 D7 001  クアラルンプール発 1400、   大阪着   2125、 月、水、金、土、
フライト番号 D7 001  大阪発         2325、  ホノルル着 1230、 月、水、金、土、

フライト番号 D7 002  ホノルル発  1600、   大阪着         2025、 月、水、金、土、
フライト番号 D7 002   大阪発    2200、  クアラルンプール着 0400、 火、木、土、日

飛行時間:クアラルンプールと大阪間 約6時間半、大阪とホノルル間 約8時間、
関西空港でのストップオーバー時間:2時間

関西空港で米国行きフライト乗客に課される航空運賃以外の料金・費用は実に多項目に渡る:
Carrier Fee(航空会社費用) 800円
US APHIS Passenger Fee (米国 APHIS 料)460円
US Customs User Fee (米国通関利用料)630円
US Immigration Fee (米国出入国管理費)800円
Airport Tax (空港税)3,040円
Arrival Tax (到着税)2,090円

合計 7820円
AirAsia サイトの予約購入画面では常に、フライト料金は運賃と運賃以外の費用の合計金額として表示される ( All in )。同時に、予約購入画面の最初の方のページでは上記の明細も表示されるので、内容を確認して購入手続きを進めていきましょう。

【ホノルル路線の特徴】

A. 2つの区間のフライト番号が同じであることからわかるように、AirAsia X として初めての経由便です。つまり関西空港で乗客を降機と乗機させ、給油するために、同じ1機の航空機が同空港でストップオーバーする。これはある1機の航空機がストップオーバーしないあり方を創立以来続けてきた AirAsia グループ全体にとって例外的な運航スタイルとなる。

ストップオーバー便ゆえに、D7 001便の利用者は、クアラルンプールー大阪区間だけを購入することもできる。当然大阪-ホノルル区間だけも販売される(空席があることが前提)。逆方向の ホノルル - 大阪 -クアラルンプール路線も同様である。

なお当ブログが度々強調しているように、 AirAsia / AirAsia X には往復航空券という物は存在しない。あくまでもある区間とその逆方向区間を同時に購入するという形式である。日本人利用者はこのことをよく承知しておきましょう。従って、例えばクレジットカードを使用して支払うと、クレジットカード手数料は2手数料分が請求されるのです。

B. 日本人以外の外国人利用者がこのホノルル便を利用する場合、関西空港でストップオーバーするだけなので日本入国ビザを取得する必要はない。

C. ホノルル便のために、関西空港で Fly-thru(経由飛行)サービスが提供される訳ではありません。 AirAsia が使っている Fly-thru(経由飛行)という用語は、あくまでも AirAsia 独自の定義に基づいた、経由型飛行サービス方式を言う。
参照: 『新編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と問答集 -2016年更新版』 をクリックしてご覧ください。

ホノルル路線は AirAsia X が運行するわけですから、 『エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 をクリックして開いて AirAsia X の費用・料金システムと条件を知っておきましょう。

【 Intraasia のコメント 】

AirAsia X グループ最高経営責任者( AirAsia 創業者の1人でもある)は発表式の場で述べる、「ハワイはいわば試合の流れを変える飛行目的地です。我々はこれをずっと待っていた。我が社が国際的な低運賃を提供することでアセアン(ASEAN)と東アジアを米国と結ぶことによって、太平洋を越えて旅行し休暇を過ごすという夢を持つ人たちにそれを可能にさせるのです。」 「私たちは関係当局と複数の政府に向かって我々への支持に対して感謝をお伝えしたい。」

この最高経営責任者の言葉にも狙いが込められているように、 世界的に有名な旅行地であるハワイは、AirAsia X グループの既に充分バラエティに富んだ飛行目的地の幅をさらに広げることになる。 AirAsia X ホノルル便はマレーシア人、タイ人、インドネシア人などがクアラルンプール発で直接ハワイを訪れる機会を提供することになる、さらに経由地の大阪で日本人乗客などの利用ももちろん期待されていることでしょう。




AirAsia X は日本の LCC(低コスト航空会社)ではありません。日本人利用者または利用希望者の皆さんには、日本の LCCとの違いを知っていただくためにも当ブログの関連記事に目を通されることをお勧めします。
例えば 『Intraasia のエアアジアブログを見つける際に使われた検索ことばを説明する』 記事は、そのような記事の1つです。

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機内預け荷物の料金表改正 - AirAsia の最近のニュースから

【 機内預け荷物の料金表改正】

AirAsiaフライト及び AirAsia X フライトにおいて、機内預け荷物の料金表が2016年1月28日から改正されます。

機内預け荷物料金が3段階制になる
a. 最初のフライト予約購入時に一緒に機内預け荷物料金を支払ってしまう
b. その後、搭乗する前までに 『自分の予約を管理するメニュ-』 を使って機内預け荷物料金を支払う -新設の料金段階です
c. 空港のチェックインカウンターで初めて機内預け荷物料金を支払う

当ブログでは既に該当ページを更新して情報を載せています。カテゴリー欄の『エアアジアの料金・費用の金額及びその内容(荷物を含む)』をご覧ください。
AirAsia 利用者は Manage my booking メニューを充分に活用しましょう。『自分の予約を管理する(Manage my booking)メニューの特徴と利点を説明します-改訂版』 をクリックしてよくご覧ください。

予約購入時に荷物の重さ見込みがはっきりしない方も多いことだと思われます。ただ a と b 間の料金差は小さいので、そういう方は b の段階で支払うようにしましょう。
c の料金はたいへん高くつきます。 c 段階で支払うのは是非避けましょう。

今回の機内預け荷物料金改正における例外
インドネシアから出発するフライトだけは、従来通りの2段階制である: インドネシア国内線フライト及びインドネシアの都市を出発する国際線。

改正の影響を受けない場合
2016年1月28日より以前に、機内預け荷物料金を既に支払っており且つ1月28日以降に重量クラスを変更しない場合は、今回改正の影響はありません。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
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そのため、 AirAsia が日本で設立した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。



AirAsia を利用される方は 『AirAsia と AirAsia X の路線棲み分け及びエアアジアグループ各社の路線新設・廃止の多さ』 記事にも目を通しておきましょう。

テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

AirAsia X が2015年10月からクアラルンプール-札幌路線を運航する、一方8月中旬で成田路線を廃止する

2015年10月1日から AirAsia X (D7便)がクアラルンプール-札幌路線の運航を始めます。

運航スケジュール:週4便
・クアラルンプール発(D7 550便) 火曜、木曜、土曜、日曜。
・札幌発(D7 551便) 月曜、水曜、金曜、日曜

・クアラルンプール発 23時35分(23時15分)- 札幌着 08時10分(08時20分)
・札幌発 09時20分(08時55分)- クアラルンプール着 17時00分(17時00分)
注:( )内は冬時間のタイムテーブルです。

2015年7月末頃から既に予約購入が始まりました。
クアラルンプール-日本間を飛行する AirAsia X に関しては、『エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 をクリックして開いて AirAsia X の費用・料金システムをよく承知しておきましょう。

一方 AirAsia X 運行のクアラルンプール-成田路線の廃止が決まった。最終フライトの飛行日は2015年8月19日です。

これは 7月29日の当地の新聞に小さく載った記事を見てAirAsia 予約検索サイトで調べたところ、8月20日以降は全く当該フライトが表示されないからです。予約購入済の利用者に最短期間で1か月にも満たない余裕しか与えない路線廃止だ。

Thai AirAsia X(記号XJ)については、 『タイエアアジア X の日本路線で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 をクリックしてください。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
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そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


Intraasia のコメント

当サイトで既報したように、タイエアアジア X によるバンコク-札幌路線の運航が2015年8月から暫定的に中止となる。そこで エアアジア X による札幌路線運航に切り替えたものだと推測される。
『タイAirAsia X (XJ) のバンコク-札幌路線は2015年5月と6月は予定通り運行、しかし8月から暫定的に運行を停止 』 をご覧ください。

北海道の持つ観光地としての魅力を考えると、マレーシア、タイ、シンガポールなどからの旅行者がより容易に北海道を訪れることができる。

一方北海道の日本人にとっては、 直行便でクアラルンプールを訪れることができるようになるだけでなく、AirAsia グループの本拠地で最大ハブ空港である KLIA2(ケイエルアイエーツー)を経由して、マレーシア国内各地、東南アジア各地、さらにはオーストラリア、ネパールなどへの乗り継ぎが容易にできるようになる、という大きな利点がある。

参考: 『AirAsia グループに属する各航空会社名とその航空会社記号(コード)』 をご覧ください。
フライスルーは単なる乗り継ぎではありません、『新編・乗り継ぎ客のための ”経由飛行 (FLY-THRU)”の説明と問答集 』 をよくご覧ください。

Thai AirAsia X による札幌路線は残念ながら、タイ当局と Thai AirAsia X の間に問題が起きたらしいことから、短期間の不安定な運航となってしまいましたが、AirAsia X による札幌路線運航は安定したものになることを期待しています。

唐突なクアラルンプール-成田路線の廃止について

AirAsia サイトでは目立つ形で札幌路線の開始を告げる宣伝を7月29日から載せたが、路線廃止の際におけるいつもの例のように、 AirAsia は成田路線廃止のお知らせを載せていない(7月29日時点)。 追記:それ以後も AirAsia サイトには載せていないので、廃止または羽田便に振り替えたお知らせを出すことはもうないでしょう。 そして確かにサイトでのお知らせはその後もありませんでした。

路線廃止やスケジュール変更場合は、 AirAsia 側から購入済み利用者には登録アドレス宛てに通知メールが送られることになっている。急ぎの場合は登録電話番号に電話がかかってくることもある。

路線が廃止された、スケジュールが変更されたような場合に参考にしてください: 『予約購入したエアアジア便のフライトスケジュールが思いがけずに変更されたらどうすればいいか』 
クレジットシェルの説明は 『AirAsia 会員アカウント(My BIG Shot アカウント)ページを解説します』 の中でしています。

8月1日の追記:ところが今回はそのプロトコルから外れた対処策が一部で取られているようだ。例えば何か月もずっと先のクアラルンプール-成田フライト購入者である Intraasia 宛には待っていてもメールが送られてこないので、自分の予約を管理する(Manage my booking)メニューで調べたら、いつのまにか飛行先だけが”羽田”に変更されていた。到着地が同じ東京圏だから本来の日にちを変更せず、羽田便に変更した/振替た、と推測するしかない。それ自体は結構な措置だが、必ずその旨のメールは送信すべきである。
参考:『自分の予約を管理する(Manage my booking)メニューの特徴と利点を説明します - 改訂版』をご覧ください。

AirAsia X の暫定最高経営責任者は、「利益をもたらさない路線は廃止する」と新聞記事で言明している。それは理解するが、1か月にも満たない程度の事前予告期間はあまりにも短い、少なからずの予約購入済者が困ることであろう (到着地が羽田に変更されたことを含めて)。

AirAsia グループのフライトの利用者にはあらためて注意を呼び掛けておきます。
『AirAsia と AirAsia X の路線棲み分け及びエアアジアグループ各社の路線新設・廃止の多さ』 と 『AirAsia X の名古屋路線は廃止 -増補 札幌路線の開設』 に目を通しておきましょう。

さらに日本人利用者は”電話がつながらない”といういわばない物ねだりの期待を AirAsia にしない方がいいですよとアドバイスしておきます。 『顧客サービス電話を廃止したエアアジア』  も読んで、 AirAsia のビジネススタイルをあらかじめ知っておきましょう。




AirAsia フライトを予約購入する前に 『新編 エアアジアホームページで予約購入する際の説明と注意点-最新版』 を開いて必ず知っておくべき知識をつけてださい。

『エアアジアのセールスプロモーションについて例を上げて説明します』 を読んで、 AirAsia のセールスプロモーションの基本知識をつけましょう。

相変わらず、予約購入した AirAsia フライトを取り消ししたいという日本人利用者がいます。 『エアアジアの航空券はキャンセルして払い戻しは受けられない』 記事を読んで、事前に承知しておきましょう。この中でもクレジットシェル (credit shell) に関する説明をしています。

テーマ : 海外旅行
ジャンル : 旅行

タイAirAsia X (XJ) のバンコク-札幌路線は2015年5月と6月は予定通り運行、しかし8月から暫定的に運行を停止

はじめに
『AirAsia X の名古屋路線は廃止 -増補 札幌路線の開設』 記事内容にその後の変化が出ましたので、追記でなく新たな記事として掲載します。
さらに変化が起きましたので 2015年5月28日、次いで6月24日に追記しました。さらに7月末追記。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
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そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【タイ AirAsia X が運航するバンコク-札幌路線の2015年6月のフライトスケジュール】

AirAsia サイトのプレス発表ページに掲示されているお知らせ - 5月15日付け (ただし実際にサイトに載るのは多少遅れる)

タイAirAsia X はバンコク-札幌路線における2015年6月のフライト運航を予定通り行うことを確認します。なお同期間中のフライトコード(記号)は XJ から D7 に変更される。

この期間にバンコク-札幌路線を利用される方は本来のスケジュールに従ってドンムアン空港へ行ってください。出発時刻と到着時刻は本来のスケジュールと同じです。

ドンムアン空港(DMK) - 新千歳空港(CTS)   新フライト番号 D7 620  出発時刻 23:10  到着時刻 07:50
新千歳空港(CTS) - ドンムアン空港(DMK)   新フライト番号 D7 621  出発時刻 08:55  到着時刻 14:10

これ以外の札幌路線便については、タイ AirAsia X は現在日本の民間航空当局と話し合い中ですので、フライトコードに変更が出る場合はお知らせいたします。

2015年7月1日以降のバンコク-札幌路線でフライトをもはや利用されない方に対しては、 弊社は次の選択を提供いたします:
A. バンコク-札幌路線において2015年5月15日から6月30日までの期間にフライト予定を早める。この日にち変更は1回に限り何ら費用はかかりません、ただし先着順サービスであり座席が得られることが前提です。

B. タイ AirAsia X が運行する大阪路線または成田路線に変更する。この航空会社記号がそのまま変わらない XJ 便への路線変更は1回に限り何ら費用は掛かりません。ただし飛行期間は2015年5月15日から2016年5月31日までとし、座席が得られることが前提です。

C. 予約購入されたフライトの費用分を90日間有効のクレジットシェルに変換する。このクレジットシェルは AirAsia の提供するサービスまたは品に交換することができます(航空運賃、座席選び料、事前予約機内食代、機内預け荷物料など)。
Intraasia注:クレジットシェルについては 『AirAsia 会員アカウント(My BIG Shot アカウント)ページを解説します』 をご覧ください。

D. 支払った料金の全額返金を受ける。この場合の払い戻しは予約購入時の支払方法と同一方法になる。

対象となる利用者は次の方法によって上記の選択をしてください。
AirAsia 顧客センターに電話する:タイの電話番号 02-515-9999, 日本の電話番号 0120-963-516、
または AirAsiaサイトの電子フォームに記入して送信する。
以上

Intraasiaのコメント
5月に続いて6月もバンコク-札幌路線を AirAsia X(D7便)が代行して運航するということですね。タイ AirAsia X は日本の航空当局と交渉中ということだそうですから、早期に問題解決して、本来の XJ 便が運航できるようになることを期待しています。

しかしながら次のような点は気になるところです、なぜなら AirAsia サイトで公式お知らせを載せていないからです。
5月終り時点で、 AirAsia サイトではバンコクー札幌路線のフライト予約購入が7月分もできる。そのフライトは XJ便となっているが、事情によってはまた D7便に変更されるかもしれないでしょう。さらに現時点で 8月以降分は販売していないので、バンコク-札幌路線は不確定な状態にあることに変わりはないようです。

【タイ AirAsia X は 札幌路線を8月から暫定運行停止にする】 - Intraasia の 『マレーシアの新聞記事から』 2015年6月23日付け

タイ AirAsia X は次のような声明を発表しました:
タイ民間航空当局の航空安全評価が下げられたことから、タイ AirAsia X は(現在運航中の)バンコク-札幌路線のフライトを暫定的に8月1日から運航停止にします。
AirAsia X の系列会社であるタイ AirAsia X は、バンコクとを結ぶ大阪路線と成田路線、及びソウル路線は引き続き運航をしていきます。

国連の国際民間航空機関 ICAO は先週、タイの民間航空当局がその管轄下にある複数の外国航空会社を適切に監督していないとの理由で、タイの民間航空当局の安全評価を格下げしました。このためタイ民間航空当局は調査を受けています。

「このできごとのためにタイ AirAsia X は日本への新路線の開設計画を遅らせる、そして新しい飛行先を探すことになった、」とタイ AirAsia X の最高経営責任者は発表しました。
タイ人旅行者の間で日本と韓国はトップクラスの旅行地になっています。

今年の3月後半に中国と韓国がタイ基盤の航空会社によるチャーター便及び新路線開設を禁止しました。その理由は安全面での憂慮からとのことで、タイ民間航空当局に90日間の問題解決猶予期間を与えました。それ以降タイ AirAsia X、 NokScoot などの航空会社の運行に影響が出ています。

タイ AirAsia X は日本の航空当局からバンコク-札幌便(日に1便)の暫定運行許可を得ていました、これには AirAsia X が運航に協力していると、タイ AirAsia Xの声明。

6月に入った時点で、タイ AirAsia X は2015年の売上予測を下方修正すると発表しました、その中で2015年の日本路線での利用者数の予測値を 80万人から60万人に下方修正しました。
以上

【クアラルンプール-札幌路線 として AirAsia X が2015年10月から運航する】 2015年7月追記

その後の進展に関しては、『AirAsia X が2015年10月からクアラルンプール-札幌路線を運航する』をご覧ください。



日本の民間航空当局が、タイ AirAsia X のバンコク-札幌路線の運航を認可しなかったことに起因する問題が起きたことで、 AirAsia はようやく2015年4月23日付けでサイトにお知らせを掲載しました。以下はその内容です(一部は省略)。

【AirAsia サイトの2015年4月23日付けお知らせ】

日本の民間航空当局は、バンコク-札幌路線の2015年5月1日から31日までのフライトに限って、 AirAsia X が救済する形で運行することを認めました。これは影響を受けるタイ AirAsia Xの利用者に便宜を図ってのことです。
AirAsia X はタイ AirAsia Xと同じ型の航空機 Airbus A330-300を使用します、また航空会社記号(コード)は D7 に変わります。

ドンムアン空港(DMK) - 新千歳空港(CTS)   新フライト番号 D7 620  出発時刻 23:10  到着時刻 07:50
新千歳空港(CTS) - ドンムアン空港(DMK)   新フライト番号 D7 621  出発時刻 08:55  到着時刻 14:10

AirAsia X によるバンコク-札幌路線における上記期間中のフライトは、本来のフライトスケジュールと同じです。また同便の利用者は本来のフライト搭乗地であるドンムアン空港で搭乗することになります。

バンコク-札幌路線に関して新たな進展があり次第、お知らせをいたします。

【タイ AirAsia X バンコク-札幌路線の2015年6月1日以降の便を予約購入された方へ】

そのフライトでの飛行をもはや望まれない方に対しては、 AirAsia は次の選択を提供いたします:

A. バンコク-札幌路線において2015年5月1日から31日までの期間にフライト予定を早める。この日にち変更は1回に限り何ら費用はかかりません、ただし座席が得られることが前提です。

B. タイ AirAsia Xが運行する大阪路線または成田路線に変更する。従って航空会社記号がそのまま変わらない XJ 便での路線変更は1回に限り何ら費用は掛かりません。ただし飛行期間は2015年5月1日から2016年5月31日までとし、座席が得られることが前提です。

C. 予約購入されたフライトの費用分をクレジットシェルに変換する。このクレジットシェルは AirAsia の提供するサービスまたは品に交換することができます(航空運賃、座席選び料、事前予約機内食代、機内預け荷物料など)。このクレジットシェルの有効期間は90日間です。
Intraasia注:クレジットシェルについては 『AirAsia 会員アカウント(My BIG Shot アカウント)ページを解説します』 をご覧ください。

D. 支払った料金の全額返金を受ける。この場合の払い戻しは予約購入時の支払方法と同一方法になる。

対象となる利用者は次の方法によって上記の選択をしてください。
AirAsia 顧客センターに電話する:タイの電話番号 02-515-9999, 日本の電話番号 0120-963-516、
または AirAsiaサイトの電子フォームに記入して送信する。

タイ AirAsia X は現在運航している路線に何ら影響ないことを再確認いたします。現行のバンコク-成田路線、バンコク-大阪路線、バンコク-ソウル路線は引き続きスケジュール通りに運行していきます。

Intraasia のコメント
所詮内部関係者以外には詳しい事情はわかりませんが、どう考えてもタイ AirAsia X の予測的行動が失態を招いたと思えるできごとです。せっかく札幌路線を開設するのですから、すべてが整ってから予約受付を開始すべきだったと感じます。




『タイエアアジア X の日本路線で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 をクリックしてご覧ください。

テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

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Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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