AirAsia X グループの 2016年第2四半期の運航業績

【AirAsia X Berhad 2016年第2四半期の運航業績】

Intraasia 注: Berhad とはここではマレーシア証券取引所に上場している企業であることを示す。グループ3社の連結決算になるので、以下の数字は3社を連結した業績だと思われる。 2016年8月26日に増補。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


AirAsia X は2016年8月上旬に、2016年第2四半期の運航業績を発表しました。

輸送乗客数 103万人、 2015年第2四半期は 81万人でしたので対前年同期比で27%増となる。

AirAsia X は声明中で述べる、「2016年第2四半期の業績は予測を上回った。2015年から行っている立て直しプランを背景に、全ての地区で強い需要が戻ってきた。」

「2016年第2四半期は、輸送能力(提供座席総数、約137万座席)が対前年同期比で13%増ながら、輸送乗客数で 27%増を記録した。」
「輸送能力を増やしたことには、運航している全ての地区で戻ってきた強い需要が十分こたえてくれた。この結果座席稼働率が対前年同期比でかなり向上して 75%になった。2015年第2四半期は68%でした。」

「 AirAsia X は引き続き核となる市場、とりわけ中国市場を強化していきます。弊社を利用してマレーシアに入国する中国人旅客数が1年前に比して18%増を記録した。」

AirAsia X グループの2016年第2四半期末時点における総保有機数は A330機が 31機 です。

【 AirAsia X グループに属する3社の2016年第2四半期の話題】

・Malaysia AirAsia X
4つの路線で便数を増やした、具体的にはパース路線、メルボルン路線、札幌路線、大阪路線。
新路線としてテヘラン路線をオープン。
運航に用いている航空機(A330型)の機数は23機。

・Thai AirAsia X
座席稼働率は好調な数字である 89%を記録した。2015年第2四半期は 72%でした。
新路線としてテヘラン路線とオマーン国マスカット路線をオープン。
運航に用いている航空機(A330型)の機数は6機。 

・Indonesia AirAsia X
座席稼働率は 75%でした。2015年同期の座席稼働率は49%。
運航に用いている航空機(A330型)の総機数は変わらず 2機。

【Intraasia のコメント】

AirAsia グループでは、グループ中核企業である Malaysia AirAsia が依然として売り上げ比率など諸面でグループ他社を圧倒しています。
上記の保有機数を見ただけで、 AirAsia X グループにおいても、マレーシアに本拠地を置く Malaysia AirAsia X のグループ内での重みがわかりますね。

AirAsia X Berhad は2015年度までの数年間、毎年度赤字決算を記録してきた。そこで2015年から企業改革を遂行中であり、現時点ではその成果の一端が現れているとの見方もある。そこで今年下半期の業績はどうなるでしょうか。

AirAsia X も、 当然ながら AirAsia グループに特徴が似ており、路線の新設と改廃は全然珍しくありません。例えばニュージーランド路線です、何年か前にこの路線を新設したが、その後1年前後という短期間の後に廃止した。ところがまたそのニュージーランド路線を復活させました。

今年2016年、テヘラン路線を Malaysia AirAsia X とThai AirAsia X の両社が開設。さらに「意外な」と言えそうな、オマーン国マスカット路線をオープンとのこと。 こういう路線新設方針を見ていると、不採算ならたちまち廃止に踏み切るであろうという意向が感じられます。

日本の名古屋路線が廃止され、札幌路線がThai AirAsia X 運航から Malaysia AirAsia X 運航に変わったという経緯は、 AirAsia X のあり方から見て取り立てて意外なことではないと、当時 Intraasia は捉えました。

AirAsia グループも AirAsia Xグループも、革新的な企業方針と素早い行動のトップ経営陣の下で、しばしば大胆に、ドライにビジネス運営をしています。

Intraasia はこのサイトで日本人利用者または利用考慮者に向けて、 AirAsia という企業体に日本的あり方を期待しないように、と度々呼びかけてきました。 
AirAsia はまず LCC (低コスト航空)です、その結果として格安航空なのです。 エアアジアを利用する方は、当サイトをよく読んで賢く利用しましょう。




【増補:  AirAsia X の2016年第2四半期決算の内容 】 - 2016年8月26日追記 

AirAsia X は2016年の第2四半期決算(6月30日締め)を8月下旬に発表しました。なお同社の決算期は暦年と同じです。
以下はマレーシアの新聞に載った記事から抜粋したものです。

今四半期は営業利益でRM 2003万を記録した。2015年第2四半期がRM 1億近い赤字を出したことに比べて大幅に改善した。

売上高は RM 8億8316万、これは対前年同期比で 35.2% の増加でした。座席稼働率が75%に向上したように、需要の増加も貢献した。

平均基本運賃が 34%という堅実な伸びを記録した、これは中国市場と東アジア市場からの寄与が大きい。
コスト面ではジェット燃料の平均価格が 1年前のバーレル当たりUS$72から US$59 に下がったことが大きく寄与している。

こうしたことから AirAsia X は第2四半期で RM 1千万の営業純利益を記録した。前年同期はRM 1億1800万の赤字でした。

しかしながら第2四半期決算は税引き前損失 RM 923万となった。前年同期がRM 11億6200万の損失であったことを考えれば税引き前損失は大幅に減った。

以上の結果、2016年第2四半期は純利益で RM 102万となった、 一方2015年第2四半期は純損失 RM 1億3294万でした。

AirAsia X グループ最高経営責任者は語る、「第2四半期は同航空会社にとって伝統的に収益性が薄い四半期ではあるが、弊社はいろんな困難を克服して、第2四半期のとしては初の黒字を達成できた。」
Intraasia 注:このAirAsia X グループ最高経営責任者は、現在 広義のAirAsia・Tune グループをけん引している創業者2人のうちの1人です。創業者2人は、 AirAsia においても、AirAsia Xにおいても、直接的及び間接的にかなりの株式を保有している。

「 AirAsia X としてはいろんな面で向上した。2016年第2四半期、マレーシア AirAsia X にとって最も伸び率が高かったのはオーストラリア路線です。同路線の売上高は前年同期比で56%増でした。」

「中国路線に関して前年同期と比べると、売上高が47%増であり、座席稼働率も向上して82%です。平均基本運賃は53%増です。」
「我々は、この傾向が今年下半期も続くと見ている、これはマレーシア政府が中国人旅行者向けにマレーシア入国ビザ取得の義務を一時停止する措置を実施していることのおかげがある」

「 AirAsia Xグループの今後は中国市場及びその他の核となる市場へより展開していくことになるでしょう。これは AirAsia Xグループがアジアでマーケットリーダーとなるとの戦略に沿ったものです。」


【Intraasia のひとこと】


上記の発言でも示されているように、AirAsia X にとっても中国市場は最重要であることがわかる。 中国との間に AirAsia X が 6路線、Thai AirAsia X が 2路線を運航している。加えて Malaysia AirAsia と Thai AirAsia はマレーシアとタイから多数の中国路線を運航している。
AirAsia/ AirAsia X グループが1つの国との間にこれほど数多くの路線を運航しているのは、もちろん中国だけである。


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AirAsia グループの 2015年度の運行統計

 AirAsia サイトの投資家向けページで、 AirAsia グループ及びグループ各社の2015年度の運行統計が発表された。各四半期毎の統計をまとめた年間統計も載っています。名称に速報(仮)統計とついていますが、例年確定後の統計値とほぼ変わらないはずです。
こういう運行統計は AirAsia の現況をよく理解するためには、欠かせない情報と言えるでしょう。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


AirAsia各社 の企業会計年度は全て暦年と同じです。つまり2015年度は205年1月から12月となる。

【AirAsia グループの 2015年度の年間運行における主要統計】
(マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、インドの各 AirAsia から構成される)

項目名 2015年1年間2014年1年間対前年の変化率
輸送乗客数
座席総数
座席稼働率
5068万
6334万
80%
4557万
5818万
78%
11%
9%
2%
有効座席キロ数 ASK
有償旅客キロ数 PRK
738億4800万
589億8100万
666億2500万
521億8300万
10%
8%
平均運賃
乗客1人当たりの付随収入
RM
RM
RM
RM
%
%
飛行路線数(便数)
路線距離の平均 ㎞
航空機数(12月末時点)
351,777
1118km
170機
323,266
1072km
172機
9%
4%
2機減少
消費した燃料(バーレル)
燃料の平均価格(US$/バーレル)
-
-
-
-
%
%

注:用語の定義は AirAsia Berhad の項目をご覧ください。


【(マレーシア)AirAsia Berhad の 2015年度の年間運行における統計】
注:ここでの Berhad (ブルハットと発音)とは、マレーシア証券取引所 (Bursa Malaysia)の上場企業であることを示す。

項目名 2015年1年間2014年1年間対前年の変化率
輸送乗客数
座席総数
座席稼働率
2425万
3008万
81%
2213万
2807万
79%
10%
7%
2%
有償旅客キロ数 RPK
有効座席キロ数 ASK
300億600万
374億800万
272億7400万
345億9000万
10%
8%
平均運賃
乗客1人当たりの付随収入
RM 157
RM 47
RM 165
RM 46
- 5%
2%
有効座席キロ数あたりの収入RASK
有効座席キロ数あたりの収入
RM sen 16.84
US$ 4.27
RM sen 15.66
US$ 3.97
8%
8%
有効座席キロ数あたりの費用CASK
有効座席キロ数あたりの費用
RM sen 12.61
US$ cent 3.20
RM sen 13.16
US$ cent 3.34
-4%
- 4%
飛行路線数(便数)
路線距離の平均 ㎞
航空機数(12月末時点)
167,002
1247km
80機
155,962
1217km
81機
7%
2%
1機減
消費した燃料(バーレル)
燃料の平均価格(US$/バーレル)
6,267,403
81
5,629,921
102
11%
-20%


【用語の定義】
  • 乗客定員:飛行した航空機に備わっている座席数
  • 輸送乗客数:飛行した航空機に備わっている座席中、乗客に販売した座席数。これにはノーショーの場合も含まれる。
  • 座席稼働率:座席利用率。 乗客定員に対する輸送乗客数の割合
  • 有償旅客キロ数:RPK (Revenue Passenger Kilometers)、運賃を支払った乗客数にその乗客が飛行したKm数を掛けたもの
  • 有効座席キロ数:ASK(Available Seat Kilometers)、飛行の際利用できる座席の総数にその飛行Km数を掛けたもの
  • 有効座席キロ数あたりの収入:空港税、AirAsiaInsure保険の販売からの収入、保険請求など弊社の運行に関係する「その他収入」という項目名で表される特定の収入と支出を調整した後の総収入(収益)を有効座席キロ数(ASK)で除算したもの
  • 有効座席キロ数あたりの費用:空港税を調整し、不確定の外国為替損益及び弊社の運行に直接関係ない支出を控除し、確定した外国為替損益などの特定の金融収入項目を含めた後の運行に関係する総費用を有効座席キロ数(ASK)で除算したもの
  • 飛行路線数:実際に飛行した路線の総数(便数)
  • 付随収入とは運賃と燃油サーチャージを除いて、航空会社に直接収入となるいわばサービス収入です。機内預け荷物・スポーツ器具料金、座席選び料、フライト変更料、機内食販売、AirAsia 旅行保険など、様々な add-on サービスから得る収入です。


【タイAirAsia の 2015年度の年間運行における主要統計】

項目名 2015年1年間2014年1年間対前年の変化率
輸送乗客数
座席総数
座席稼働率
1485万
1822万
81%
1221万
1531万
80%
22%
19%
1%
有効座席キロ数 ASK
有償旅客キロ数 PRK
181億1600万
148億7200万
154億19000万
124億2000万
17%
20%
平均運賃
乗客1人当たりの付随収入
  %
%
飛行路線数(便数)
路線距離の平均 ㎞
航空機数(12月末時点)
101,231
995km
45機
85,074
1008km
40機
19%
-1%
5機増
消費した燃料(バーレル)
燃料の平均価格(US$/バーレル)
-
-
-
-
%
%



【インドネシアAirAsia の 2015年度の年間運行における主要統計 】

項目名 2015年1年間2014年1年間対前年の変化率
輸送乗客数
座席総数
座席稼働率
652万
875万
74%
785万
1004万
78%
-17%
-13%
-4%
有効座席キロ数 ASK
有償旅客キロ数 PRK
117億7400万
88億5700万
116億6400万
91億5000万
1%
-3%
平均運賃
乗客1人当たりの付随収入
RM
RM
RM
RM
%
%
飛行路線数(便数)
路線距離の平均 ㎞
航空機数(12月末時点)
48,655
1245km
25機
55,796
1181km
30機
-13%
5%
5機減
消費した燃料(バーレル)
燃料の平均価格(US$/バーレル)
-
-
-
-
%
%


インドネシア AirAsia はビジネス改革のために路線または便数縮小などを行った。そこで全体的に数値が前年より下がっています。
なおフィリピン AirAsia とインド AirAsia は数値が小さいので省略します。

【 AirAsia グループの定刻出発に関する統計 -2015年】

ここでは ”定刻出発率” と呼んでおきます。
航空業界の基準に従った説明:定刻に出発するとは、指定された駐機場所から予定出発時刻から15分以内に出発することをいう、とのことです。

AirAsia 2015年
1月 84%、 2月 84%、3月 85%、 4月 84%、5月 81%、6月 82%、
7月 77%、 8月 78%、9月 79%、10月 81%、11月 77%、12月は未発表

Intraasia のコメント
月によってある程度のばらつきがあるので、77%と85%の間に有意の差があることはわかる。毎月1万本以上のフライトが飛んでいるので、近い将来あるフライトの乗客になった時、そのフライトが定刻に出発するかどうかの参考程度にはなりそうですね。


【企業会計上は AirAsia グループと AirAsia X グループを区別する】

企業会計上、 AirAsia グループと AirAsia X グループは別立てです。そこで AirAsia X 各社の運行統計は AirAsia グループの統計には含まれません。
AirAsia X グループの企業会計年度も暦年と同じです。

【 AirAsia X の 2015年度第4四半期の運航統計】


AirAsia X の2015年年間決算はまだ公表されていません。 従って下記は2015年第4四半期の運行統計です。

項目2015年第4四半期2014年第4四半期対前年同期の変化率
座席総数1,193,9591,333,072-10%
輸送乗客数 (人)985,7391,086,800- 9%
座席稼働率83%81%2%
乗客1人あたりの平均運賃RM 563RM 46122%
乗客1人あたりの付随収入RM 139 RM 146- 5%
有効座席キロ数 ASK あたりの収入RM sen 14.49RM sen 12.5415%
有効旅客キロ数 ASK あたりの費用RM sen 14.12RM sen 13.316%
期末の保有機数 (A330-300機)27261減
飛行したフライト総数3,1673,536-10%
フライトの平均飛行距離(km)4,9414,8941%
消費した燃料(バーレル)866,453922,629-6%
燃料の平均価格(US$/バーレル)62116-46%

【用語の定義】
  • 座席総数:実際に飛行した航空機に備わっている座席総数
  • 輸送乗客数:利用者に販売された座席数でありノーショー(購入したが乗らなかった人)を含む。さらにプロモーション目的で提供した座席数も含まれる。
  • 座席稼働率:座席利用率。 乗客定員に対する輸送乗客数の割合。
  • 有効座席キロ数:ASK (Available Seat Kilometers)、飛行の際利用できる座席の総数にその飛行Km数を掛けたもの
  • 有償旅客キロ数:RPK (Revenue Passenger Kilometers)、運賃を支払った乗客数にその乗客が飛行したKm数を掛けたもの


タイ AirAsia X (正式名称 Thai AirAsia X Co., Ltd) の2015年第4四半期の主要運行統計
2016年2月初め時点での使用機数 A330型 5機、
輸送乗客数 333、003人、
座席利用率 83%、
平均基本運賃 US$ 121、

インドネシア AirAsia X (正式名称 PT Indonesia AirAsia Extra) の2015年第4四半期の主要運行統計
2016年2月初め時点での使用機数 A330型機 2機、
輸送乗客数 59、463人、
座席利用率 64%、
平均基本運賃 US$ 137、




『エアアジアのセールスプロモーションについて例を上げて説明します』 を読んで、 AirAsia のセールスプロモーションの基本知識をつけましょう。
利用する航空会社コードを覚えておきましょう、『AirAsia グループに属する各航空会社名とその航空会社記号(コード)』 をご覧ください。

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AirAsia グループと AirAsia X グループの2015年度第4四半期の業績

AirAsia サイトが載せている、現時点 (2016年3月中旬)で得られる AirAsia グループの最新の業績は2015年第4四半期です。
グループの中核企業である AirAsia Berhad (マレーシア AirAsia )の2015年度連結決算は監査済みの形ではまだ発表されていない。同様にAirAsia グループの監査済み2015年度年間決算もまだ発表されていません。

AirAsia グループはここでは AirAsia Berhad (マレーシア AirAsia )、タイ AirAsia 、インドネシア AirAsia 、フィリピン AirAsia 、インド AirAsia の5社から成る。日本での子会社はグループの企業会計上は関係するが営業(運航)していないので、運航に関するグループ統計には全く現れていません。
なお AirAsia X グループは別の企業会計となります。

注: AirAsia / AirAsia X グループの会計年度は全て暦年と同じです。 Berhad (省略形 Bhd)とは全てではないが一般にマレーシアでの上場企業を示す。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【AirAsia グループの2015年度第4四半期の業績】

以下の数字は全て2015年度第4四半期のものです。
AirAsia グループ全体の売上高: RM 33億8千万
その内 マレーシア AirAsia が57%を占める。次いでタイ AirAsia が24%、インドネシア AirAsia 9%、フィリピン AirAsia  6%、インド AirAsia 4% という割合です。

AirAsia グループ営業利益:RM 8億554万、
AirAsia グループ純営業利益:RM 6億7590万、
AirAsia グループ税引き前利益:RM 3億3244万、

グループ純営業利益をみると、黒字はマレーシア AirAsia とタイ AirAsia だけです。つまりインドネシア AirAsia とフィリピン AirAsia とインド AirAsia は損失を出している。

グループ税引き前利益の面でも同様であり、マレーシア AirAsia がRM 4億3451万、タイ AirAsia がRM 6795万の利益を出す一方、残り3社がいずれも損失を出しているので、グループ全体としてRM 3億3千万に減っている、ということが連結決算表から読み取れる。

Intraasia のコメント
2015年度第4四半期決算をみただけでも、グループ中核企業である AirAsia Berhad が占める重みがよくわかります。売上高でグループの57%を占め、税引き前利益ではグループの85%も占めている。
AirAsia Berhad (マレーシア AirAsia )が依然としてグループの大黒柱であることに全く変わりはありません。

AirAsia Berhad (マレーシア AirAsia )の2015年度第4四半期業績
・輸送乗客総数 647万人、
・座席稼働率 85%、
・乗客1人あたりの平均基本運賃は RM177、
・平均付随サービス(add-on)収入は RM 49、
AirAsia グループはビジネス戦術として乗客に非常なる熱心さで付随サービスを奨励している、これが数字にも示されていますね。

・売上高:RM 21億7千万、対前年同期比で47%の増加。
・営業利益:RM 8億69万、対前年同期比で276%の増加。
・純営業利益: RM 6億9433万、対前年同期比で620%の増加。
・税引後利益: RM 5億5420万、対前年同期比で229%の増加。

系列会社の2015年度第4四半期業績

タイ AirAsia
売上高は対前年同期比で3%減少して THB 76億8千万。営業利益は対前年同期比で32%減少。税引き後利益は対前年同期比で32%減少して THB 5億4296万(US$1512万)。
座席稼働率 82%、

インドネシア AirAsia
売上高が対前年同期比で37%減少。それは乗客数が対前年同期比で33%減が主たる要因でした。税引き後損失は US$7890万。
座席稼働率 80%、

フィリピン AirAsia
売上高は対前年同期比で51%増加。その主たる要因は乗客数が47%増えたことです。営業損失は対前年同期比で90%減って US$240万。税引き後損失も91%減って US$250万。


【 AirAsia X グループ2015年度第4四半期の業績】

AirAsia X グループの2015年度年間決算はまだ発表されておらず、現時点 (2016年3月中旬)で公表されている最新の業績は2015年第4四半期です。下記の数字は断らない限り第4四半期のものです。

マレーシアに本拠を置く AirAsia X Berhad は系列会社であるタイ AirAsia X の株式の49%、インドネシア AirAsia X の株式の49%を保有している。この3社が AirAsia X グループを構成している。
Intraasia注:ここでの Berhad (ブルハットと発音)とは、マレーシア証券取引所 (Bursa Malaysia)の上場企業であることを示す。

1. AirAsia X
AirAsia X Berhad は2013年第4四半期以来 2015年第3四半期まで、8 四半期連続で損失を記録した。そこで AirAsia X 経営陣は、ビジネスの再構築と組織の再編成を含めた立て直しプランを実施している最中である、と AirAsia X グループ最高経営責任者が述べています。

その成果として、2015年第4四半期は8 四半期ぶりに黒字となって純利益 RM 2億200万を出した、とグループ最高経営責任者。2015年度は黒字の四半期は1回だけですから、年間業績は依然として赤字です。

第4四半期は営業利益がRM 1億1500万で、純利益がRM 2億200万となる。

四半期毎に乗客1人あたり平均基本運賃(燃油サーチャージを含まず)を見ると、2015年は、RM 433, RM 393, RM 470, RM 563 というように、第4四半期はぐっと増えた。

座席稼働率 83%、
乗客1人あたりの平均付随サービス収入 RM 139、
2015年3月時点で、使用航空機数は A330型 21機です。(注:下記の2社とは時期が異なる)

2. タイ AirAsia X (正式名称 Thai AirAsia X Co., Ltd) の2015年第4四半期業績
2016年2月初め時点での使用機数 A330型 5機、
輸送乗客数 333、003人、
座席稼働率 83%、
平均基本運賃 US$ 121、

3. インドネシア AirAsia X (正式名称 PT Indonesia AirAsia Extra) の2015年第4四半期業績
2016年2月初め時点での使用機数 A330型機 2機、
輸送乗客数 59、463人、
座席稼働率 64%、
平均基本運賃 US$ 137、

【 AirAsia X の2015年度年間業績を示す一部の主要数値】


2015年度の年間業績(2015年12月末締め)の速報値が 、ごく最近 AirAsia サイトに掲載された。この年度連結決算表はまだ会計監査を経ていない監査前の連結決算表です。
注:連結決算となっているので、タイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含んだ数値ですね。

売上高 RM 30億6255万、
税引き前損失 RM 4億3419万、
純損失 RM 3億6023万、




Thai AirAsia X (記号 XJ) を利用される方は、 『タイエアアジア X の日本路線で課される航空運賃以外の費用・料金 -最新版-』 をクリックしてお読みください。
AirAsia 各社を利用される方は 『エアアジア (AK便, FD便, QZ便, Z2便) で課される航空運賃以外の費用・料金 -2016年最新版-』 をご覧ください。

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AirAsia グループと AirAsia X の2015年第2四半期の業績

AirAsia は、マレーシアの新聞が経済ニュースとして報じたように、2015年第2四半期の決算を発表しました。決算内容の詳細は AirAsia サイトに載っている。
そこで当サイトではその決算報告から要点を抜粋して載せます。

注:Berhad (省略形 Bhd、発音はブルハット) とは、全てではないが一般に、マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia) に上場している企業を示す。

【AirAsia Berhad の6月末締め2015年第2四半期の決算発表から】

以下の数字はことわらない限りいずれも2015年第2四半期の数字
・売上高 RM 13億2千万、対前年同期比で1%の増加。
・乗客数:595万人、対前年同期比で7%の増加。
・座席利用率:80%。

・営業利益:RM 2億4300万、対前年同期比で40%の増加。
・純営業利益: RM 1億2400万、対前年同期比で75%の増加。
・金利税引前利益(EBIT)の割合が対前年同期比で5%増えて 18%である。
・借入金に対する未実現外国為替差損 RM 4360万、

・税引き後利益:RM 2億4300万、対前年同期比で33.8%減。

・有効座席キロ数あたりの収入(RASK):14.56セント、対前年同期比で5%減。
なお燃油サーチャージは2015年1月26日から廃止した。仮に前年同期の燃油サーチャージを除外して計算すれば、今期のRASKは6%増えたであろう。

・平均運賃:RM 141、
・利用者1人当たりの付随収入:RM 46、対前年同期比で2%増加。

以下の数字はことわらない限りいずれも2015年上半期の数字
・純利益 RM 3億9200万、前年同期はRM 5億700万。
・売上高 RM 26億2千万、

ギアリング(自己資本と他人資本の比率)
2015年第1四半期末
純負債 RM 115億4400万、純ギアリング 2.47

2015年第2四半期末
純負債 RM 105億3100万、純ギアリング 2.21

ギアリング比率が落ちた要因
総負債が6%減ったこと及び手持ち現金が15%増えたこと

2015年末のギアリングの目標: 1.81

Intraasia のひとこと

AirAsia はずっと以前から、そのサイトやメディアでの広告で付随サービス(Add-on) の宣伝と奨励を極めて熱心に行っている。それがこの決算数値つまり平均運賃対付随サービス収入の比が 3対1となって現れている。

【AirAsia Bhd の系列会社の2015年第2四半期の業績】

タイ AirAsia
売上高は対前年同期比で26%増加して THB 69億。営業利益は対前年同期比で220%増加して THB 5億1400万。税引き後利益は対前年同期比で218%増加して THB 3億7400万(US$1110万)。

インドネシア AirAsia
売上高が対前年同期比で16%減少。乗客数が対前年同期比で18%減でした。税引き後損失は US$3688万。(インドネシアエアアシア機事故の影響から立ち直って)航空券販売は現在では回復しており、事故以前の水準にまで戻った。

フィリピン AirAsia
売上高は対前年同期比で6%増加。営業損失は減った、対前年同期比で68%減。税引き後損失は US$1734万。


【AirAsia X Berhad の6月末締め2015年第2四半期の決算発表から】

AirAsia X Bhd は6月30日締め2015年第2四半期の決算を発表しました。上場しているマレーシア証券取引所(Bursa Malaysia) に報告したものです。

以下はいずれも2015年第2四半期の数字です:
・純損失額 RM 1億3290万、前年同期は RM 1億2880万の純損失、対前年同期比で3%損失額が増えた。
・売上高 RM 6億5300万、前年同期はRM 6億7160万でしたので 約3%減です。主たる要因は定期運航便を減らしたこと。
・営業損失 RM 1億、対前年同期比で14%損失が減った

・座席利用率は前年同期の80%から68%に下がった、一方利用者1人当たりの平均運賃は7%増えて RM 415.9となった。
・利用者数は今期が81万人、前年同期が102万人です。
・1人当たりの付随収入(add-on) RM 130、対前年同期比で6%減。

・チャーター運行による売上が増えて RM 1億1900万でした。前年同期はRM 8570万。
・旅行者保険を含めた付随売上高は 24%減の RM 1億660万。 前年同期はRM 1億4千万でした、この理由は利用者数の減少が大きい。
・運航に用いる保有機数は、今期が26機、前年同期が20機でした。

以下はいずれも2015年上半期の数字です:
・純損失額は RM 2億5886万、前年同期は RM 1億4千万の損失でした。
・売上高は RM 14億2800万、前年同期は RM 14億2100万でした。
・1人当たりの平均運賃はRM 462.2、前年同期比で 7.8%増です。

・チャーター運行による売り上げが RM 2億3200万に増えた。
・旅行者保険を含めた付随売上高は 19%減の RM 2億3460万。 
・営業支出が対前年同期比で 3.7%減の RM 15億3400万。この理由は燃料費の減少が大きい。

AirAsia X の2015年6月末時点における、通貨別収入
米ドル 40%、マレーシアリンギット 32%、オーストラリアドル 20%、人民元 2%、日本円 1%、その他

AirAsia X は声明の中で次のように書いている:「今後の予約状況から、第2四半期において利用者と収益の回復を示している、これは2015年の残り期間も続くことでしょう。」 「平均運賃が上昇することが期待される。」 「AirAsia X Bhd はその転換プログラムが軌道に乗っており、運行サイズを適切にして収益を効率化し利用率を高めることに力を注いでいる。」 

【AirAsia Xの系列会社の情報】

Thai AirAsia X の2015年第2四半期業績
乗客総数 22万8千人
座席利用率:72%、
平均基本運賃: THB 4992,
純損失額:THB 1億、

現時点での運行路線(バンコク発):韓国のInchen 路線 週7便、大阪路線 週7便、成田路線 週14便、
今後の路線開設計画:中国、イラン、ロシア、オーストラリア、
保有機数(2015年6月末時点): A330型 4機、

Indonesia AirAsia X
現時点での運行(バリ島発):台北路線 週4便、メルボルン路線 週5便、
今後の路線開設計画:10月からシドニー路線、 ジェッダ、中国、東京など
保有機数: A330型 2機、

Intraasia のひとこと
AirAsia X は依然として赤字傾向から脱却していない。 それは近距離運航である AirAsia グループ各社の場合と異なる要因があるそうで、低コスト航空会社の中長距離路線における採算性が本来的に抱える課題のようです。
ところで Indonesia AirAsia X は今後の開設予定に東京を掲げていますね。予想した通り、バリ島-日本路線の開設を考えているのでしょう。

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AirAsia X の 2015年第1四半期の業績速報

AirAsia X は2015年第1四半期の運行業績速報を2015年5月下旬に AirAsia サイトのプレス発表ページに載せましました。
以下はその発表文(一部省略)と業績を示す数値です。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 さらに航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【AirAsia X Berhad の2015年第1四半期の運航統計】

注:2015年5月末時点では、本発表前の仮発表となっている。数字は全て四半期のものです

AirAsia X Berhad は AirAsia グループの系列会社として、長距離運航を担っている、低コスト航空会社です。
Intraasia注:ここでの Berhad (ブルハットと発音)は、マレーシア証券取引所 (Bursa Malaysia)の上場企業であることを示す。

弊社の企業転換戦略には2015年上半期における運航ネットワークの統合も含まれており、その戦略に沿って、 AirAsia X は2015年初めに特定の路線で運行本数削減を行いました。これは主としてオーストラリアと中国の複数の路線においてであり、また既にアデレード路線と名古屋路線は廃止しました。 AirAsia X は収入増加のために、輸送能力に余裕ある分は短期のウエットリース及びチャーター便に既に転用しています。

(下記の表に示した状況ではあるが)現在の予約傾向は2015年下半期には業績回復するとの期待に沿ったものです。

AirAsia X が保有する航空機の動向に関しては、2015年第1四半期に 2機のA330-300機をリースの形で受け取りました。この結果同四半期時点における総機数は 25機となった。なお前年同期は19機でした。

AirAsia X の姉妹会社の2015年第1四半期をみます。
Thai AirAsia X は(業績好調で)座席利用率は 82%、輸送乗客数は 155,961人でした。これはタイと日本及び韓国間の路線の人気が続いていることを反映したものといえるでしょう。Thai AirAsia X が運航に用いている機数は A330-300が 3機です。
Indonesia AirAsia X はバリ島と台北及びメルボルン間を運航しており、機数は A330-300機が 2機です。

項目2015年2014年変化率
輸送乗客数 (人)914,9701,080,763- 15%
座席総数1,234,2981,257,295- 2%
座席稼働率74% 86%- 12%
有効座席キロ数 ASK60億2000万62億2000万- 3%
有償旅客キロ数 RPK44億3000万53億3900万- 17%
飛行したフライト総数3,4453,3353%
フライトの平均飛行距離(km)4,6354,947- 6%
保有機数 (A330-300機)25196増

【用語の定義】
  • 座席総数:実際に飛行した航空機に備わっている座席総数
  • 輸送乗客数:利用者に販売された座席数でありノーショー(購入したが乗らなかった人)を含む。さらにプロモーション目的で提供した座席数も含まれる。
  • 座席稼働率:座席利用率。 有償旅客キロ数 RPKを有効座席キロ数 (ASK) で除したもの。
  • 有効座席キロ数:ASK (Available Seat Kilometers)、飛行の際利用できる座席の総数にその飛行Km数を掛けたもの
  • 有償旅客キロ数:RPK (Revenue Passenger Kilometers)、運賃を支払った乗客数にその乗客が飛行したKm数を掛けたもの
Intraasia のコメント
 AirAsia X は2014年の年間業績が良くなかったこともあり、2015年第1四半期途中に前最高経営責任者を更迭した。その時点から暫定最高経営責任者が AirAsia X の舵を握って、業績向上と改革を目指している。そこでまだその成果は出ていないということです。
タイ AirAsia X は運航しているごく限られた路線がいずれも人気が高いようであり、その分好調なのでしょう。




【多額の外国為替差損のために AirAsia X の業績はさらに悪化した】
-2015年5月29日付け Intraasia の『マレーシアの新聞記事から』ブログから再録-

AirAsia X の2015年第1四半期(3月31日締め)の業績が発表されました。
この期は外国為替損がRM 8900万と多額であったことから業績が悪化し、純損失額が増えて RM 1億2592万を記録しました。前年同期はRM 1128万の赤字でした。これで AirAsia X Bhd は6四半期連続の赤字となる。

2015年第1四半期の売り上げ高はRM 7億7537万、 対前年同期比で3.5%の増加です。 AirAsia X は発表声明の中で述べる:前年同期の外国為替益でRM 1000万を得たが、マレーシアリンギットの弱化で今期はRM 8900万の損失となった

今期は純税金費用が RM 860万でした、一方前年同期はRM 3680万の純税金控除でした。 税控除は2014年時に最大限に申請済です。
営業面で今期はRM 600万の営業利益を出しており、前年同期は RM 3300万の赤字でしたので増加しました。有効座席キロ数あたりの収入RASK  は12.9セントです、対前年同期比で7%ほど増えました。これは燃料費が減少したことが主に貢献している。

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Author:airasia
マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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