2017年 年頭のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。

当ブログは開始以来既に7年目に入っており、100万字を軽く超える膨大な情報量を誇ります。本年も皆さんの AirAsia / AirAsia X 利用のお供に当ブログをお役立てください。


2017年正月
INTRAASIA (イントラアジア)

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2016年新年のあいさつ


2016Newyearcard02.jpg

1月も7日になりましたので、新年のあいさつを小さくしました。画像部分をクリックしますと、拡大されます。

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AirAsia グループに属する各航空会社名とその航空会社記号(コード)

この記事を当初書いた時点 (2015年4月)で AirAsia グループに属して運航している航空会社は世界に9社ある。 その後変化して8社になった。 追記: そして 2017年8月時点でも 依然として 8社です。

航空会社記号会社名本拠地
AKAirAsia Berhadマレーシア
D7AirAsia X Berhadマレーシア
FDThai AirAsia Co., Ltd,タイ
QZPT Indonesia AirAsiaインドネシア
Z2Philippines AirAsia Incフィリピン
i5AirAsia (India)  Limitedインド
XJThai AirAsia X Co. Ltdタイ
XTPT Indonesia AirAsia Extra  注インドネシア

注: PT Indonesia AirAsia Extra は通称インドネシア AirAsia X のことです。
AirAsia X 各社は AirAsia グループの系列会社として、長距離運航を担っている、低コスト航空会社です。

AirAsia サイトで予約購入する画面で表示される航空会社の記号(コード)は、当然これら 8社だけです。


【日本人利用者の皆さんへ】

ここに掲げた以外の航空会社が AirAsia / AirAsia X フライトを運航していることはありません。
上記以外の国で(もちろん日本を含め)、  AirAsia との合弁会社すなわち  AirAsia という名称を使う会社が  AirAsia / AirAsia X  のフライトを運航しているといった、でたらめ情報に惑わされないようにしましょう。

マレーシア/ タイ と日本の空港を結ぶ路線を運航しているのは、 AirAsia X/ Thai AirAsua X  です。 日本に就航しているから合弁会社が運航しているといったむちゃくちゃな捉え方をしないようにしてください。

2016年8月追記:  AirAsia X 機内で撮影した写真です
AirAsiakinai01-2016.jpg

 AirAsia サイトはめまぐるしく更新されるサイトです、つまり料金類以外の規則やサービス内容が改廃されたり新規に設けられる。ですから当ブログでは、そういう状況に合わせるべく頻繁に各ページを更新しています。

 AirAsia を利用しようとする皆さんがどこかで目にした情報は既に古くなっている可能性は十分あります、また AirAsia のことを知らない日本人が勝手に思い込んでいる間違った情報が少なくないことを強く感じます。 日本からだけ AirAsia を眺めていても  AirAsia の本当の姿は見えてきません。




東南アジアを基盤とする AirAsia、Airasia X は日本人に合わせた航空会社ではないことをよく理解したうえで、上手に利用することが必要です。
そこで、まず当ブログの次の2つの記事をお読みになって、ごく基本的な知識を持っておきましょう。クリックすると別ページで開きます。
『日本人利用者/利用希望者が誤解している、知らない、気づかないエアアジア(AirAsia)のほんと』

『続編・日本人利用者/利用希望者が誤解している、知らない、気づかないエアアジア(AirAsia)のほんと』


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AirAsia と AirAsia X の路線棲み分け及びエアアジアグループ各社の路線新設・廃止の多さ

AirAsia の本拠地且つ最大ハブであるクアラルンプールからは、国際線だけに限っても数十路線が運航されています。

その中で同じ1つの国へのフライトながら、 Malaysia AirAsia (記号 AK)が運航する路線と AirAsia X (記号 D7)が運航する路線が混在している国があります。さらに隣り合っており距離的にも似たような国々へのフライトながら、一方は AirAsia 便でもう一方は AirAsia X 便という場合もあります。

AirAsia X を含めた AirAsiaグループは運行開始以来多くの路線を新設してきました。その一方、ある路線が突然または気がつかないうちに運行停止されたという例はこれまで数多くあります。

そこで今回はこのことを説明していきましょう。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、 AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


以下全て直行便だけを対象とします。フライスルー(経由飛行)をして他の都市へ飛行する場合は、もちろんここでの対象外です。2014年10月下旬時点の路線網に基づきます。

【中国とを結ぶ運航の特徴】

クアラルンプールと中国間の路線
Beijin北京 のように飛行距離4千km を超す路線は当然 AirAsia X が運航している。
その他 AirAsia Xが運航している都市と飛行距離:
Chengdu成都 3121km, Chongqing重慶 3048km, Shanghai上海 3801km, Hangzhou杭州 3642km,

AirAsia (AK)が運航している都市と飛行距離:
Nanning南寧 2316km, Shenzhen深セン 2573km, Kunming昆明 2493km, Guilin桂林 2657km, Guangzhou広州 2617km,など
そして香港路線 2548km とマカオ路線 2514km も AirAsia (AK)便です。

クアラルンプールと台湾間の路線
台北路線、飛行距離3251km、は AirAsia X が運航です。

なぜ中国の場合は AirAsia 便と AirAsia X 便が混在するのか?
以前から AirAsia は、飛行時間が4時間を超えると AirAsia X の運航範囲になると公式に説明しています。AirAsia の使っている A320機(ごく一部はA319機)は短中距離用の航空機だからです。

確かに中国との路線の場合、飛行距離2千6,7百km 位を境に、 AirAsia と AirAsia Xの運航に分かれている。

しかしながら次に述べるように、多少 AirAsia 側の公式説明から外れる場合もある。

【インド及びその近隣国とを結ぶ運航の特徴】

クアラルンプールとインド間の路線
今年(2014年)の9月末路線再開が発表された Hyderabad 路線は飛行距離が3千km を超えるのですが AirAsia が運航する。
要するにインドの都市とを結ぶ路線は全て AirAsia が運航している。都市名と飛行距離をあげておきます:
Bengaluru 2879km, Chennai 2630km, Hyderabad 3016km, Kochi 2916km, Kolkata 2638km, Tiruchirappalli 2691km.

一方インドに隣接したまたはインド近隣国であるスリランカとの路線、ネパールとの路線の場合
クアラルンプールからスリランカのColombo 路線は飛行距離 2467㎞です。この距離は Chennai 路線の飛行距離 2630㎞を始めとしたインド各都市との飛行距離よりも短いながら AirAsia X が運航している。
なおネパールの Kathmandu 路線は 飛行距離 3277㎞と Hyderabad 路線より多少長い。 これだけの距離があると必然的に AirAsia X の運航ですね。

インド路線とスリランカ路線に見られる、 AirAsia 説明のずれに関しては、飛行時間4時間前後の路線は、 AirAsia グループのビジネス戦略的観点と航空機配置の都合または着陸許可取得の面から決めていることだと推測される。だからインド各路線はスリランカ路線よりも飛行距離が長くても AirAsia が運航しているのでしょう。

クアラルンプールからの日本路線と韓国路線
飛行距離が4千km を超える韓国路線、及び5千km 前後の日本路線が AirAsia Xの運航になるのは当然ですね。

クアラルンプールとオーストラリア間の路線
距離的に最も近い Perth 路線でも飛行距離は4千km を超えるので、全て AirAsia Xが運航している。

クアラルンプールとインドネシア間の路線

クアラルンプールから一番遠距離であるMakassar 路線が飛行距離2168km ですから、全て AirAsia (AK)とIndonesia AirAsia (記号 QZ) が運航している。

クアラルンプールとフィリピン間の路線
距離的に最も遠い Cebu 路線は飛行距離 2602㎞であり、 AirAsia (AK)が運航している。従ってそれより多少短い距離の他のフィリピン路線は全て AirAsia の運航です。なおフィリピンの AirAsia Zest(記号 Z2)がこの内の一部路線を運航している。

クアラルンプールとタイ間の路線
全て AirAsia (AK)とThai AiraAsia (記号 FD)が運航している。

その他のアセアン(ASEAN)国である、ミャンマー、ラオス、ブルネイとの路線
全て AirAsia (AK) が運航している。

【タイでの運航】

Thai AirAsia (FD) が運航している、バンコクから一番遠い路線はバリ路線です。飛行距離が 2992㎞もあるので、 AirAsia X が運航してもおかしくない距離です。
中国のHangzhou 杭州路線もかなりの飛行距離、2726km、ですが、Thai AirAsia の運航です。
この2つの都市を除けば、あとは全てバンコクから飛行距離 2500km 以下の都市となるので、当然 Thai AirAsia が運航している。
根拠の薄い推測をすれば、バンコク-バリ路線が始まった時 Thai AirAsia X はまだ発足していなかったので、Thai AirAsia の運航になっているのでしょう。

なおハットヤイ-クアラルンプール路線のように、AirAsia (AK)だけが運航しておりThai AirAsia(FD) は飛行していない路線がごく少数ある。

現時点で Thai AirAsia X (記号 XJ) が運航しているのは、日本路線とソウル路線です。

【インドネシアでの運航】

ジャカルタから一番の遠距離路線はバンコク路線です。飛行距離は2327㎞、従ってジャカルタからの路線は全て Indonesia AirAsia(QZ) が運航している。
バリからオーストラリアのパース路線がある、2581km, これも Indonesia AirAsia(QZ) が運航している。

なおマカッサル-クアラルンプール路線、バリックパパン-クアラルンプール路線のように、AirAsia (AK)だけが運航しておりIndonesia AirAsia(QZ) は飛行していない路線がいくつかある。この理由は、Indonesia AirAsia がインドネシア国内での路線数をこの1年強の間にかなり減らしたためと推測される。

【フィリピンでの運航】

マニラから最も遠距離の都市はソウル路線です、飛行距離 2610㎞とかなりある。次いでクアラルンプール路線、飛行距離 2494㎞。いずれもAirAsia Zest(記号 Z2)が運航している。
Philippines AirAsia(記号 PQ)は国内航行だけのごく少ない路線数です。

以上のようにまとめてみました。読者の皆さんも、 AirAsia 経営陣が AirAsia (各社)と AirAsia X(D7 & XJ) をどのように”棲み分け”つまり運航分けさせているかが、ある程度おわかりになったことでしょう。


【航空機の種類はごく少なく且つ仕様は統一されている】

AirAsia は Airbus 社のA320機(ごく一部はA319機)を使い、 AirAsia X は A330機を使っている。低コスト航空会社として、機種の数は最少限におさえてメンテナンスコストなどの削減に努めている。
AirAsia 各社は仕様を統一しているので、Malaysia AirAsia の便に乗ろうと、Indonesia Airsiaの便に乗ろうと内部は同じです。 AirAsia X の場合も同様に、Thai AirAsia X (記号 XJ) の機種はA330 であり内部は全て AirAsia X(記号 D7)と同じです。

なお AirAsiaグループは Airbus 社の新型機、A320neoやA330neoなど、を今後10数年に渡って総機数3桁数の購入契約を結んでいるので、近い将来徐々に新型機が路線に配置されていくでしょう。

また AirAsia Xのインドネシアでの姉妹会社 PT. Indonesia AirAsia Extra が2014年9月にインドネシア当局から航空運航証明を得たことで、近い将来の運航開始への踏み台ができたと、ニュース発表があった。このインドネシア AirAsia X(仮称)も AirAsia X と機種と仕様面で同じになる。

AirAsia 便の機内写真は 『AirAsia (AK便、FD便、QZ便、PQ便)が使用する航空機』をクリックしてご覧ください。
AirAsia X 便の機内写真は『AirAsia の座席選び(座席指定)と座席配置図に関する基本知識 - 最新版』をクリックしてご覧ください。
この2つのページには機種の座席説明なども書いてありますので、利用前に基本的知識をつけておきましょう。


【路線の新設と改廃はしばしば行われている】

上記で「今年(2014年)の9月末、路線再開が発表された Hyderabad 路線は」と書きました。このような路線の廃止と再開の例は、 AirAsia / AirAsia X では決して珍しくない、と言うよりもよくあると言った方が適切です。例えばクアラルンプールとインド間の場合いくつもの路線が一時廃止された、しかしその後また再開された。

AirAsia X が数年前にヨーロッパ路線を廃止したのはちょっとしたニュースになったほどです。その後ニュージーランド路線も廃止した。
AirAsia 各社にいたっては、これまで数十路線が廃止されたはずです、とても覚えていられないほどの路線数です。

以下はいずれも、 AirAsia サイトのプレス発表ページ 2014年分10月迄を参照しました。

・ベトナムのDa Nang 路線は短い運航期間の後、確か2年ほど前に廃止された、しかし今年(2014年)8月末に再開された。

・2014年8月にジョーホールバルとインドネシアのバンドン間とのフライトを10月から再開すると発表された。 この路線がいつ廃止されたかは知りませんが、今回は Malaysia AirAsia が運航する。

・2014年7月にはクアラルンプールとフィリピンのセブ間の路線が再開された。前回この路線が廃止された年月は覚えていません。

・2014年5月にはサラワク州ミリとクアラトレンガヌ間のフライトを6月1日から廃止すると発表された。この発表期日は5月21日付けなので、公式発表から廃止までの猶予期間は10日ほどしかないことになる。
またこの路線が開始されたのはたった数か月前の3月下旬です。この例に見られるように、ある路線を開始しても採算が取れなければ、 AirAsia は短期間で思い切りよくその路線を廃止します。

・ AirAsia Xは2014年2月11日付けのサイト発表で、 モルジブのMale 路線を2月28日で終了するとお知らせを出した。この件に関しては『AirAsia に関する日本人利用者のよくある質問、疑問に答える -その2』で既に説明していますので、クリックしてご覧ください。

・2014年1月下旬に AirAsia はクチン-ランカウイ路線を3月20日から開始すると発表して、予約購入開始のお知らせを出した。しかし2014年10月下旬時点で予約購入画面ではこのルートの検索はできてもこの路線は既に廃止・停止されているので、予約購入に進めない。サイトでの公式発表は載っておらず、いつ廃止されたかはわからない。もちろん、この路線を予約購入した利用者には AirAsia からお知らせの通知が事前に届いている。

以上ここではわずか10か月足らずの期間から抜粋して例を挙げただけにも関わらず、運行停止・路線廃止と再開のプレス発表がいくつも載っている。

【ごく最近の運行本数削減と路線廃止の例】 - 2015年8月22日追記

2015年8月下旬にAirAsia が2015年第2四半期決算を発表した際の、プレス発表文の中に特定路線における運行本数の削減または運行停止を述べた箇所があるので、紹介しておきます。

弊社が運行する次の近距離路線では運行頻度の削減と運行停止を行った。
Intraasia 注:いずれも起点はクアラルンプール発着の路線で、運行本数削減または運行停止の時期は路線によって多少異なるが2015年8月9日から23日の間に行われている。

メダン路線: 8月9日から週3便を2便に。
広州路線: 8月15日から週2便を1便に。
ホーチミンシティー路線: 8月15日から週4便を3便に。
香港路線: 8月15日から週5便を4便に。
マニラ路線: 8月15日から週5便を4便に。
シエムリアップ路線: 8月17日から週7便を5便に。
ヤンゴン路線: 8月18日から週14便を11便に。
モルジブのマレ(Male)路線: 8月23日から1日1便を廃止。( 注:ところが2015年10月22日から週3便で運航再開される)

これらの路線以外に、この期間以前に既に運行本数を削減した路線があります: いずれもクアラルンプール発着のクラビ路線、コチ路線、昆明路線、(注:2015年中頃だと推測される)
以上追記分

2016年1月の追記
ニュージーランドのオークランドを結ぶ路線が2016年3月から始まります。実質は廃止された路線の再開設です。詳しくは 『顧客サービス電話を廃止したエアアジア』 をご覧ください。

さらに、AirAsia サイトでお知らせを出さずに廃止・停止される路線は全然珍しくない、むしろこちらの方が多い。もちろん影響を受ける利用者には事前にメールなどでお知らせが送付されるが、お知らせから実際の廃止までの期間がかなり短いことが、幾つかの実例から推測される。

AirAsia グループのビジネススタイルとコンセプトに慣れていない多くの日本人利用者は、当記事で説明したような過去の事実から今後もどのようなことが起こり得るかをできるだけ頭に入れて置かれるようにと、イントラアジアから皆さんにアドバイスしておきます。




AirAsia フライトのスケジュールが変更されるのは珍しくありません、『予約購入したエアアジア便のフライトスケジュールが思いがけずに変更されたらどうすればいいか』ではその際の必須知識を載せています。

クレジットシェルについては、当ブログで既に数回説明済みです。例えば 『エアアジアの航空券はキャンセルして払い戻しは受けられない』 記事内です。

『AirAsia 利用者が求める払い戻しに関する新しい規定 -2013年8月から実施』 をクリックして、よくお読みください。 利用者側の都合でキャンセルしたら返金はされないことを事前に承知しておくことが必須です。
フライトの変更とは日時の変更のことであり、行先つまり路線の変更は一切不可です。

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続編・日本人利用者/利用希望者が誤解している、知らない、気づかないエアアジア(AirAsia)のほんと

当ブログは今年も引き続きイントラアジアならではの切り口と、正確で詳しい説明・解説をモットーに、更新していきます。
今年もよろしくお願いします。

【はじめに】

アジア太平洋地域で AirAsia とAirAsia X の路線網と便数が拡大するにつれて、日本人利用者も増えていることを感じます。
しかしながら、AirAsia グループの基本理念とサービススタイルが、依然として日本人利用者には理解されていない、知られていないことも強く感じます。

本題に入る前の必要な説明として、2012年の年頭に書いた一部分をここに再録します:
ほとんどの人はインターネット上での探しごとの時に、いくつかのサーチエンジンを使いますよね。当ブログが利用しているFC2 ブログが無料提供しているサービス機能の1つとして、ブログ運営者はそのブログに関する検索言葉のリストを参照できます。要するに、あるFC2ブログにおいて、多数のブログ訪問者がどんなことばを入力した結果そのブログにたどり着いたかがわかります。(特定のブログ訪問者がどんな言葉を入力したかはわかりません、そういう個人情報はもちろん提供されません)

常連読者や既に当ブログアドレスをご存知の読者の方を除くと、イントラアジアの『日本人のためのよくわかる格安航空エアアジア(AirAsia)のお話』を指定して検索される方もごく少数ながらいますが、圧倒的多数はエアアジアに関する様々なことばを入力して情報を探される方です。

ということから、この検索言葉リストを毎日一覧していると、日本人利用者/利用希望者のエアアジアに関する素直な捉え方がかなりわかります。
以上再録から

この結果、依然としてエアアジア (AirAsia)の基本的規則とあり方が多くの日本人利用者・利用希望者に知られていない、理解されていない、ことがわかります。
エアアジアを紹介し説明するだけでなく、エアアジア (AirAsia)を応援し且つ批判もするイントラアジアですから、日本人利用者/利用希望者にあるがままのエアアジアの姿と規則内容をよく知ってもらいたいと願っています。

そこで2013年の年頭記事は、2012年年頭記事の続編という形でタイトルそのままの内容で掲載します。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです。日本語ページは一切参照及び関知はしません。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、AirAsia が日本で設立して解消した/する合弁会社エアアジア・ジャパン及びそのフライトに関しては過去と現在と将来に渡って全く扱う対象にしていませんし、関知するところではありません。
当ブログで AirAsia X と書く場合は、特に区別が必要な場合を除いて、 AirAsia Xグループの系列会社であるタイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X を含みます。 そして航空会社としてのさまざまな規定や特徴は AirAsia グループと AirAsia Xグループを通じてほとんど全て同じです。従って例外的な場合のみ注記します。


【続・日本人利用者/利用希望者が誤解していること、知らないこと、気づかないこと】

その11.エアアジア (AirAsia)が格安航空である前提として、低コスト航空会社であることが日本人利用者によく理解されていない。

この大きな理由の1つは、Low Cost Carrier(略称 LCC) という本来の呼称が、日本では格安航空という名称で使われていることでしょう。
エアアジア (AirAsia)はアジア最大の低コスト航空会社(LCC)である、それゆえにアジア最大の格安航空会社なのです。エアアジアの利用者は、低コスト航空会社であることを承知して利用すべきです。

なお LCCTと略称されるのは LCCターミナルの意味です。


その12.エアアジア (AirAsia)の顧客サービス電話・問い合わせ電話・コルセンターにつながらない、たいへんつながりにくい、という不満や苦情がある。

AirAsia本体であるマレーシアAirAsia は既にこの種のサービス方針を2012年3月に大きく変更しました。具体的には、タイAirAsia, インドネシアAirAsiaを含めて AirAsia利用者に対する電話応答を止めました、つまり問い合わせ用電話番号自体を廃止した。

AirAsia利用者は、 AirAsia サイト内に組み込まれている AskAirAsia.com を開いて、利用客自身で問答を探してください、ということです。

AirAsia が唯一設けている問い合わせ電話は AirAsia X Premium Line、これはAirAsia X の利用者だけに応対する電話です。応対時間は毎日9時から18時まで。

なおこの電話は有料であり、通話時間1分あたりRM 1.95 が課金される。しかもこの番号に掛けられるのは、マレーシアの電話会社であるTelekom、及び マレーシアの携帯電話会社である Celcom, Maxis、 DiGiの3社を利用した通話に限る。広義のエアアジア (AirAsia)グループの携帯電話会社 TuneTalk がこのリストには入ってないことに注目です。

シンガポールの AirAsia オフィスもマレーシアと全く同様の方針です。

この両国を除き、エアアジア (AirAsia)グループがビジネス拠点を設けている国々では、AirAsia本体と同様の利用者応対電話方針を取り入れているわけではないが、基本は AirAsia本体の理念にできるだけ沿ったものであるか、そういうあり方にしようとしている、と言えるでしょう。

従って、日本人利用者のエアアジア (AirAsia)の問い合わせ電話はつながりにくいという不満は、はっきり言って言わばないものねだりといえます。日本人利用者は、”AskAirAsia.com を開いて、利用客自身で問答を探してください”というエアアジア (AirAsia)のサービス方針に慣れるしかないでしょう。
そこで、当ブログを丁寧に読めばかなりのエアアジア (AirAsia)通になれますよ、と自己宣伝もしておきます。


その13. エアアジアが表示している2つの運賃タイプ、つまりプロモーション運賃と通常運賃の違いがよくわからない。

エアアジア (AirAsia)は、ある路線における座席の予約販売状況に合わせてその路線での運賃設定をこまめに変えている、という仕組みをまず知っておきましょう。そしてプロモーション運賃と通常運賃の違いは、単に価格だけの違いではありません。

AirAsia は2013年10月初め頃に、運賃タイプの名称とそれに伴う運賃タイプ毎の特徴を変更しました。さらに2014年7月にもまた変更しました。
そこで 『新しく導入された運賃タイプ 'Premium Flex (旧名 ハイフライヤー)  及び低運賃と Business Class (旧名フラットベッド)に関する説明 -2014年最新版』 をクリックしてご覧ください。


その14. 座席選び(座席指定)をするべきだろうか?座席選びをしないとどうなるか?

去年の記事『エアアジア X (AirAsia X)が静穏座席区域を新しく設けた』で書いたことを再録しておきます:

座席選びをしなければ、セルフチェックインまたは有人カウンターチェックインの際に、座席番号が無作為に自動割振りされます。当然どの座席になるか全くわかりません。だから一緒に搭乗する仲間と離れ離れになるのは言うまでもありません(確率論からいえば、仲間と隣合わせになる確率は限りなく低い)。

座席位置を気にする人、仲間と隣り合って座りたい人は規定の料金を払って事前に座席指定をしましょう、というエアアジア (AirAsia)のビジネス戦術です。AirAsia便、 AirAsia X 便に馴染みのない方は、この点をきちんと理解しておきましょう。


その15.機内預け荷物(checked baggage)には2種類ある。

・一般的な範疇の荷物を機内預けする際の従量制料金システム、及び
・エアアジア (AirAsia)側が特定する6種のスポーツ用具・器具だけに適用される従量制スポーツ用器具料金システム
の2つがある。 

まず 『エアアジアを利用する際のよくある質問とその答え-ゴルフ用品、ダイビング器材、サーフボード編』をクリックしてご覧ください。

なおエアアジア (AirAsia)が規定する6種以外のスポーツ用具・器具、及び楽器などは全て一般的な機内預け荷物の料金システムが適用される。

いずれにしろ、事前にネット上で料金を支払っておくことです。空港の有人カウンターでいきなり料金を払うとたいへん高くつくことになる。自宅に秤がない人が多いでしょうから、体重計でも利用して多少余裕をもって重さを見積もりましょう。


その16. KLIA2 (第2クアラルンプール国際空港)からクアラルンプール(略称は KL であり、これ以外の略称はない)市内へ向かう交通手段として、Skybus にこだわる人が多い。

エアアジア (AirAsia)サイトで航空券予約購入時に、Skybus切符の事前購入過程が含まれている。このため多くの利用者に KLIA2 - KLの交通手段は Skybus かタクシーしかないとの先入観念を与えているようです。

当ブログの記事で詳細に書いているように、バスは Skybusを含めて3社が運行しているので、Skybus にこだわる必要はない。さらに TBS バスターミナル行きバスもある。
KLIA2 になって空港電車 ERLも利用できるようになったので、エアアジア (AirAsia)利用者は、自分の行き先によって交通手段を選びましょう。(さらに乗り合いバスでKTMコミューター電車駅へ行く方法もあるが、これは面倒で且つ時間が余計にかかるのでお勧めしません。)

例えばクアラルンプールの主要バスターミナルへ向かうのであれば、空港電車を利用し、乗換駅で高架電車に乗り換えた方が便利です。

Skybus切符を事前購入したからといって、優先的に乗車できるわけではない。切符はバス乗車時に窓口で購入でき、乗車は早い者順です。バス運行時刻表はもちろんあるが、乗り場には掲げていない。バスが5,6分程度遅延して発車するのは珍しくなく、時刻表を気にするのではなく、停車しているバスに乗り込めばいい。

追記:2014年5月に KLIA2 がオープンしたので、文面を更新しました。
KLIA2 は クアラルンプール国際空港(KLIAという略称)の第2ターミナルではなく、距離2㎞ほど離れた近接した地に建設された別の空港という概念です。なお空港記号は KUL です。
マレーシアについて無知な日本人が言い出したらしい ”第2ターミナル” というような、マレーシアでほとんど使われない呼称を使わない方がいいと、ここで読者の皆さんに注意を喚起しておきます。「ケーエルアイエーツー」 がマレーシアでの呼称です。

その17.乗客としての、妊婦(妊娠中)、幼児、子供に関する検索がよくある

当ブログでは既に該当記事で詳細に説明しています。クリックしてご覧ください。

幼児に関しては、『新しく導入された運賃タイプ 'Premium Flex (旧名 ハイフライヤー)  及び低運賃と Business Class (旧名フラットベッド)に関する説明 -2014年最新版』 記事の中に載せている項目で説明しています。

妊婦(妊娠中)に関しては、『エアアアジアを利用する際に遭うかもしれないトラブルやよくある質問に関する、エアアジア側の説明 -その2』内の項目で説明しています。

子供に関しては、『子供や年少者は大人の付き添いなくエアアジア機に乗れません』 で説明しています。


その18. 空港のカウンターでエアアジア (AirAsia)が乗客の”旅行書類を審査する”というおかしな検索言葉が非常に目立つ。

AirAsia が使っている Document という単語、つまり”旅行書類”というのは、パスポート、(乗客によって必要な場合は)入国査証、搭乗券、他にもあればその必要書類を指す。

AirAsia 側は乗客が提示する Document をチェックするだけです。旅行者のパスポートなどを”審査する”のは、出入国管理官であり、民間航空会社である AirAsia に”審査する”権限はありません。

AirAsia はその規則として、乗客は Document Check Counterで その保持するパスポート類と自分で印刷した搭乗券(及び入国ビザが必要であればそのビザなども含めて)を "verify" してもらう必要があるとしています。要するに、乗客は書類チェックカウンターでそういう”書類”を "verify" つまり”確認・照合・チェック”してもらうだけです。”審査”を受けるのではありません!


その19. 航空券予約購入の過程で、デフォルト(既定)設定になっている項目があることに気が付かない人が少なくないようです。

この典型は、座席選びです。購入過程の中で、利用者が自然に席を選んで指定する流れになるように、プログラムが作られている。座席選びをしない人は、座席配置図が表示された画面でキャンセル措置が必要である。さらに不親切なことに、その処置をしても直ちにキャンセルしたことが画面では確認できず、次の画面に移って初めてキャンセルしたことが確認できる。

はっきり言って、姑息なあり方ですね。エアアジア (AirAsia)側は、利用者が座席選びすることを当然視しているからです。これは低コスト兼格安航空の理念に外れている。

旅行保険 AirAsia Insure も同様な作りです。保険に加入する、つまり購入することがデフォルト(既定)設定になっているので、気がつかずに次へ進んでいくと、意図せずに購入することになってしまう。当然ながら、画面上で保険料が課金表示されるので、注意深く画面を確認することです。
従って保険が不要な人は意識的にキャンセルする必要がある。

ひとたび旅行保険を購入したら、取り消して払い戻しは受けられません。そこで保険が不要なのにうっかりして購入画面を過ぎてしまってもクレジットカード支払より前の画面であれば、あわてる必要はありません。その予約購入過程自体をキャンセルして、新たに予約購入すればいいのです。ただし10分ほど前には表示されていたそのプロモーション運賃が、既に売り切れたので表示されない、ということが起こる可能性はあります。

Big Shot I D の入力はデフォルト(既定)設定にはなっていないが、入力項目の一つになっているので、気にする人が多いようです。
今後エアアジア (AirAsia)をどんどん利用していくのかどうかもはっきりしない段階の人は、BIGロイヤリティープログラムに加入する、しないは後々ゆっくり決めればいいことです。よって BIGロイヤリティープログラム加入者=BIG Shot のI D の入力項目は気にする必要はありません。
2014年追記:2014年半ばから新たに AirAsia 会員になる人は自動的にBIG ロイヤルティープログラム加入者になる、と改定された。よって新しい会員はBIGへの加入を検討する必要はない。

なおロイヤリティープログラムが好きでどうしても加入したい人であっても、その場は空欄のままにしておきます。エアアジア (AirAsia)航空券を購入後すぐ BIGロイヤリティープログラムに加入手続きをしますと、Big Shot I Dの通知を受けます。その段階でもエアアジア (AirAsia)サイトの”自分の予約を管理する”ページで Big Shot IDを追記することができます。
詳しくは、記事 『Big ロイヤルティープログラムの説明 -その2』 をクリックしてご覧ください。


その20. 最後に事実を提示しておきます。

Intraasia がこの名称の下、マレーシアからホームページを通してインターネット上で発信を開始したのは 1996年10月です。現在の AirAsia が発足したのは 2001年終り頃です。この年月の差を知ってくださいね。

さらに Intraasia がこのブログ 『日本人のためのよくわかる格安航空エアアジア(AirAsia)のお話』 を始めたのは、AirAsia が日本で合弁会社を設立した時点(その後解消した)よりも前である 2010年10月です。




エアアジア (AirAsia)グループの路線網は非常に広範囲な都市へ広がっています。イントラアジアが(それまで打ち込んでいたヨーロッパから重心を少しづつ移しながら)東南アジア旅を始めた頃の1980年代中期には、考えられないような低料金で東南アジア各地を飛行できる時代になりました。料金面と便利さでは本当に良い時代になったものです。

日本人旅行者が、マレーシアを起点に東南アジア各地への路線網を持つ AirAsia でより多くの地を訪れるようになってほしいなと、イントラアジアは思っています。そのためには、 AirAsia が日本人に合わせた航空会社ではないことをよく理解したうえで上手に利用することが必要です。

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ジャンル : 旅行

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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ! (2010年10月ブログ開始)
AirAsia が初飛行を開始した2002年以来、Intraasia はAirAsiaを観察し利用しています。

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