エアアジアの旅行保険 AirAsia Insure の内容をよく知るために−その2

AirAsiaサイトの表紙ページには最も基本となるメニュー(目次)が載っています。その中の1つである『フライト情報』には、AirAsia Insure項目があります。
さらに AirAsia グループのフライトを予約購入すると、購入過程の中にあるのが AirAsia Insure 項目です(ただし日本発のように、出発国・地によっては表示されないフライトもある)。

旅行保険 AirAsia Insureに関しては 2012年1月17日付け記事 『エアアジアの旅行保険 AirAsia Insureの内容をよく知るために−その1』 でかなり詳しく載せてありますので、まずその記事をお読みになって基本知識を付けてください。
そこで今回は、AirAsia Insure保険を掛ける(買う)ことに関する情報を載せます。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです(日本語ページは一切参照及び関知はしません)。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。
そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、成田空港をハブにして2012年秋に一番機を飛ばす計画という、合弁会社エアアジア・ジャパンは全く対象にしていません。


AirAsia Insure 保険の購入(加入)の仕方

【ウエブ上で(オンライン)購入】

・フライトを予約購入する際に

エアアジアホームページでフライトを予約購入される時、あなたの旅程に AirAsia Insure保険を簡単に追加することができます。

・フライトの予約購入をした後で

すでにフライトを予約購入してしまった後でも、AirAsia Insure保険を追加することができます、それには次の2つの方法があります:

A. ”自分の予約を管理する”メニュー
1. ”自分の予約を管理する”メニューを開く。
2. そのページの左部分にある、旅行に不可欠な追加項目をクリックする、そして AirAsia Insure保険をあなたの旅程に加えます。

B. ウエブチェックイン
1. ウエブチェックインメニューを開く。
2. そこでまず先に AirAsia Insure保険を購入してから、ウエブチェックインの手続に進んでください。

【エアアジアの窓口で(オフライン)購入】

エアアジア航空券をウエブ上で購入されなかった方、空港に着くまでAirAsia Insure保険のことを忘れていた方、そういう方たちでもAirAsia Insure保険を購入できます!

1. エアアジア営業所または空港にあるエアアジア航空券販売所(販売カウンター)にお立ち寄りください。
2.そこで予約番号(PNR)を提示してください。
3.現金またはクレジットカードで保険料を支払います。
以上

【AirAsia Insure Travel Protection保険に関するよくある質問とその答え】
「その1」からの続きです
17.AirAsia Insure Travel Protection保険の購入(加入)の仕方を教えてください。

返答:上記で詳しく説明しています。

18.フライトを予約購入した後でもAirAsia Insure Travel Protection保険を購入できますか?

返答:はい、できます。上記の該当部分をご覧ください。

19.私はエアアジアフライトを購入した時/ウエブチェックイン”の際/ ”自分の予約を管理する”メニューで、AirAsia Insure保険を購入できませんでした。なぜですか?

返答:AirAsia Insure保険が購入できるのは、次の国から出発するフライトだけです:マレーシア、タイ、インドネシア、シンガポール、マカオ、香港、オーストラリア、中国、カンボジア、フィリピン。

購入できなかった理由として、フライト予約購入時、またはウエブチェックイン時、または”自分の予約を管理する”メニューで、またはエアアジア窓口で、すでにAirAsia Insure保険を購入されているから、ということも考えられます。ご自分のエアアジア旅程をよくお確かめください。

Intraasia注:AirAsia Insure保険は二重に掛けられないということです。

20.マレーシアの居住者ではない人でもAirAsia Insure Travel Protection保険を掛けられますか?

返答:マレーシアのどの都市であれマレーシアから出発するAirAsiaフライト または AirAsia Xフライトの航空券を購入された場合は、AirAsia Insure Travel Protection保険を掛ける(購入する)ことができます、ですからマレーシア人でなくても、またはマレーシアに住んでいなくても掛けられます。

21.友達といっしょに飛行機に乗る場合、私たちはそれぞれ別々にAirAsia Insure旅行保険を購入しなければなりませんか?

返答:はい、そうです。保険は別々に掛ける必要があります。

22. 連れて行く幼児に AirAsia Insure Travel Protection保険を掛けたいのですが、どうすればいいでしょうか?

返答:(親である)あなたがAirAsia Insure Travel Protection保険を購入されますと、同伴する、生後9日から2年までの幼児にも保険が適用されます。その適用される範囲は、事故による身体のけがです。ただし、幼児が被保険者である大人といっしょに搭乗するということを認めることで、その幼児の名前が必要となります。

23. 私は旅行期間が30日間を超えて旅行します、AirAsia Insure Travel Protection保険を掛けることはできますか?

返答:いいえ、できません。AirAsia Insure Round Trip Travel Insurance(AirAsia Insure往復旅行保険)では、旅行期間が1日から10日までのプランと11日から30日までのプランがあります。旅行期間が30日を超える場合の補償は現時点ではありません。

24.航空券は往復を買いましたが、AirAsia Insure Travel Protectionの片道補償プランを掛けることはできますか?

返答:いいえ、できません。AirAsia Insure Travel Protectionのプランはあなたの AirAsia旅程に基きます。そこで往復航空券を購入された場合は、AirAsia Insure保険はその特定された往復旅行においてあなたを補償することになります。
以上




【 Intraasia のひとこと】

日本で海外旅行保険を掛けてから出発される方にはあまり関係ないかもしれませんが、保険期間が切れたという場合や海外一時在住で保険を掛けていない方には、AirAsia Insure Travel Protection 保険は1つの選択と言えそうです。

『その1』で説明しましたように、エアアジアフライトの遅延または乗り継ぎ便に乗れなかった場合も AirAsia Insure Travel Protection 保険は補償しています(もちろん条件付です)。日本の海外旅行保険はこの点の補償はあまりないように思われますので、この補償を期待される方には、AirAsia Insure Travel Protection 保険は考慮の対象になることでしょう。

テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

エアアジアとマレーシア航空の間で互いに株式を持ち合う協定が取消された

昨年(2111年)8月発表された、マレーシア航空とAirAsiaの株式をスワップするというそれぞれの持ち株会社間での合意は、当時大いに話題を呼びました。一方この協定(合意)に対してマレーシア航空の複数に分かれた労働組合が強く反対しているニュースがまもなく現れました。

反対論の中には、マレーシアが最近施行した独占を禁止する法の観点から、両社のいわば提携はこの法律に接触する恐れがあるというものがありました。独占禁止分野を管轄する機関は調査にかかっていたとのことです。

それとは別に株式市場やアナリスト筋には株スワップ協定に懐疑的な見方をする人たちがいることも報じられました。どんな企業提携・合同・合併に関しても批判や反対論が起きるので、これ自体はなんら不思議なことではありません。

そして5月初めにこの問題に関して最終的な決断が下されました。マレーシア航空株の大半を所有する、持ち株会社である Khazanah Nasional Bhd は国つまり政府直属の投資機関です。Khazanah Nasionalは国策に従っていろんな企業の株を所有したり、出資しています。
このことから、両社間の株スワップ協定を取消す判断は、恐らく政府トップ層から指示があったことだろうと推測できます(いうまでもなく、こういう内実は機密扱いでしょう)。

それでは両社間の株スワップ協定の解消を伝えるニュースを掲載します。

【AirAsia とマレーシア航空のそれぞれの持ち株会社間での株スワップ協定が正式に取消された】 −2012年5月3日の記事

(2011年8月マレーシア航空とAirAsia のそれぞれの持ち株会社間で株スワップの合意が結ばれて大きな話題になりました。マレーシア航空株の大半を所有する国の投資機関 Khazanah Nasional Bhd がマレーシア航空株の20% をAirAsia の持ち株会社に売る、一方 AirAsia の持ち株会社である Tune Air Sdn Bhdは AirAsia株の10% を Khazanah Nasional Bhd に売るというものです。これに対してマレーシア航空の労働組合を筆頭に強い反対が続いていました。)

マレーシア航空の持ち株会社でもある Khazanah Nasional Bhd は5月2日の声明の中で、AirAsia の持ち株会社である Tune Air Sdn Bhd との両航空会社株スワップ協定を解消することを正式に発表しました。これにともなって、(昨年からマレーシア航空取締役会に参加していた)AirAsia グループの最高経営責任者と副最高経営責任者の2人はマレーシア航空取締役を直ちに辞任しました。

しかしながら、マレーシア航空とAirAsia は(世界の航空業界の競争激化をにらんで)コスト削減を進めるためにいくつかの分野で協力を続けていきます。

両航空会社間で昨年8月結んだ協力協定そのものは変更を加えて存続していくことになりました。両社は5月2日補足契約を結びました。それによって両社は航空機メンテナンスと修理サービスを行うための合弁会社を設立します。さらに両社は調達用に特化した特別組織も設立することになります。他に乗務員の訓練面でも両社は引き続き協力していく予定です。

この調達用に特化した組織の株式構成は、マレーシア航空が 50%、AirAsia が 35%、AirAsia X が15% を持つことになります。この組織が、燃料、マーケティング、保険、航空部品、コミュニケーション、情報技術、地上取り扱いの分野で仕入れ・調達を行います。
変更された協定では、マレーシア航空とAirAsia はそれぞれ他方が専門とする航空分野へ進出することもかまわないという内容になっています。
マレーシア航空株と AirAsia 株は5月2日は取引が停止されました、その前日の終値はそれぞれ RM1.22 と RM3.33 でした。

AirAsia の最高経営責任者は語る、「(協定の解消は残念だが)AirAsia は今や Khazanah Nasional Bhd とマレーシア航空に近しい関係になった。これで我々(トップ経営陣)のエネルギーを全てアセアンとアジアの素晴らしい成長可能性を活用していくことに集中できることは良い点です。」

【 Intraasia のひとこと 】
マレーシア航空は、2011年末の2011年度決算でRM 25億の巨大な赤字を記録しました、そしてこれから購入する航空機の資金手当てとしてRM 50億が必要になります。

株スワップ取り消しによって、もともと財政状況は良いし乗客の伸び率も高いAirAsia 側は大して影響を受けないが、マレーシア航空は財政状況の悪さと再生の方向性が固まっていないことから前途は厳しい、と見る向きが市場・アナリスト筋では多いというような報道があります。両社の株価を見ても市場の一般的な評価がよく現れていますね。

AirAsiaグループトップ経営者はマレーシア航空の経営にもう関わることはないが、両航空会社間の協力関係は続く、しかし両航空会社間での路線と乗客を巡る競争は再開されるかもしれない、と理解できます。 


このような結果に至る中で、今年3月と4月にマレーシアマスコミに現れた両航空会社間での株スワップ協定に関する記事の中から2つをここに載せておきます。(古い順です)

【マレーシア航空とAirAsia 間での持ち株スワップ合意に反対を続けるマレーシア航空労組】−2012年3月16日の記事

(昨年8月突然発表されたAirAsia の持ち株会社とマレーシア航空の持ち株会社つまり国の投資機関、の間で両航空会社持ち株を一部スワップする協定に関して、マレーシア航空労働組合は反対活動をしています)
この反対活動の一環として、マレーシア航空労働組合は覚え書きを国会議員に来週配布するとしています。労組はすでにナジブ首相らに送っています。

我々は与野党の国会議員にこの問題に関する進行状況を知らせたい。この問題を政治的なものにはしたくない。現在マレーシア航空で何が起こっているかを皆に知ってもらいたいのです。」 と労組委員長。 「持ち株の一部スワップはAirAsia側により有利になる、労組はこの合意を廃棄するよう要求する。」

一方運輸大臣は、省は両社合意に関して変更の報告は何ら受け取っていないと語りました。


【マレーシア航空とAirAsia のそれぞれの持ち株会社間での株スワップ協定に根強い反対が続く】 −2012年4月25日の記事

(昨年8月マレーシア航空とAirAsia のそれぞれの持ち株会社間で株スワップの協定が結ばれて大きな話題になりました。マレーシア航空株の大半を所有する国の投資機関 Khazanah Nasional Bhd がマレーシア航空株の20%をAirAsia の持ち株会社に売る、一方AirAsia の持ち株会社はAirAsia株の10%を Khazanah Nasional Bhd に売るというものです。これに対してマレーシア航空の労働組合を筆頭に強い反対が続いています、さらに独占禁止法に反するのではという見方もあります)

ある報道によれば、1万9千人を組織するマレーシア航空労働組合からの強い批判が続いていることから、政府は真剣な再考をしているとのことです。
ある業界アナリストは、株スワップ協定を覆すような決定がなされても驚くことにはならないだろうと、述べる。「重要なことは、株スワップが取消されてもそれは協力がなくなるということではないということです、両航空会社が双方ともに有益となる協力協定を結べないという理由はない。そうなれば両航空会社は費用節約もできる」

先日、マレーシア航空従業員組合がナジブ首相に面会して、持ち株会社間での株スワップに伴う全面的な協力関係に反対を訴えたという報道がありました。株スワップはマレーシア航空従業員の士気に悪影響を与えるとも書いています。

仮に、持ち株会社間での株スワップの協定が廃止されれば、独占禁止法違反の疑いもなくなります。(いわゆる独占禁止委員会である)マレーシア競争委員会のこの件に関する調査はまだ進行中です。委員会の議長は、「この件で発表は何もできません。調査中です」 と述べるのみです。

アナリストの主張:アセアン自由航空協定は2015年に実施に移されます、これはアセアン10カ国の主要都市間で本数無制限のフライトを許すことになり、競争が一層増します。これを前提にすれば、マレーシア航空とAirAsia間の協力関係は非常に重要です。

これとは別に、マレーシア航空は昨年発表した東南アジアのプレミアム航空会社を目指すという計画を、その後突然引っ込めたことは業界を驚かせました。


別のエアアジア関連ニュースから

【AirAsia とビジネス合意を結んだTune グループの会社 】 −2012年4月22日の記事

AirAsia Bhd はエアアジア乗客への保険商品の提供及びTune Ins の株式を購入する権利に関連して、 Tune Ins Holdings Sdn Bhd と Tune Money Sdn Bhd の2社と販売とコールオプション合意を締結しました。
同社がクアラルンプール証券取引所(Bursa Malaysia)に発表した内容では、保険商品提供の見積り額は10年間でRM 4300万ほどになります。
販売合意では、Tune Ins はAirAsia Bhd の代理として保険ビジネスの運営を引き受けます。

Tune Money はエアアジアグループ最高経営責任者と副最高経営責任者が直接且つ間接に多数株を保有している会社です。

またエアアジアグループ最高経営責任者と副最高経営責任者が AirAsia Bhd に直接且つ間接に持つ株式は、4月20日時点においてそれぞれ13.18% と 13.12% になります。

(Intraasia 注:上場企業 AirAsia は例えていえば、ある種 Google みたいな会社です、つまり上記2人の創業者が経営のトップとしてその方向性を素早く決定していく。上記の持ち株比率に注目してください。Tune Money もTune Talk もいわばAirAsia トップの個人会社である Tuneグループ会社の翼下にある。同じTune グループに属するであろう Tune Ins Holdings Sdn Bhd がAirAsia の旅行保険を扱うということなんでしょう。)




【当ブログを初めてご覧になられた方々へ】

日本にお住まいのエアアジアを初めて利用する/利用するつもりの方、エアアジアをまだ利用したことがないが興味あるという方は、まず当ブログの 2012年1月2日付け記事 『日本人利用者/利用希望者が誤解している、知らない、気づかないエアアジア(AirAsia)のほんと』 をご覧ください。

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エアアジアを利用する際のよくある質問とその答え−ゴルフ用品、ダイビング器材、サーフボード編

エアアジア機を利用する時、ゴルフ用品(道具)、ダイビング器材、サーフボードを持って行きたい、つまり機内預け荷物にしたいという方は少なくないことでしょう。
エアアジアグループの路線網には、東南アジア各国、オーストラリア、台湾、インド圏など、ゴルフ、ダイビング、サーフィンを楽しむ場所に事欠きませんからね。

そこで今回のよくある質問とその答えシリーズでは、当該スポーツファンの期待に沿うべく、ゴルフ用品(道具)、ダイビング器材、サーフボードの3点に絞った、問答集を掲載します。いずれも AskAirAsia に載っているものです。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです(日本語ページは一切参照及び関知はしません)。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、成田空港をハブにして2012年秋に一番機を飛ばす計画という、合弁会社エアアジア・ジャパンは全く対象にしていません。


【ダイビング器材に関して】

質問:ダイビング器材を持っていけますか?

返答:はい、できます。 ダイビング器材はスポーツ用器具料金としての料金が掛かります。エアアジアサイトの諸費用・料金表を参照してください。
こういう料金は出発する空港によって違いがあります。

Intraasia注:AirAsia X の日本路線に関しては当ブログの 『エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 −最新版−』記事をご覧ください。それ以外のエアアジア (AirAsia)グループ路線で適用される最新料金は、 『エアアジアフライトの機内預け荷物及びスポーツ用器具に掛かる新しい料金』 記事で載せています。

ダイビング器材は必ず機内預け荷物になりますので、次の各項目に合致している必要があります:
・他人からも器材用バッグだと認められている器材用バッグに収納されていること。

・重さが 40kgを超えないこと。40kgを超える場合はお引き受けできません。
Intraasia注:AskAirAsia では依然として32kgと書かれているが、改正された最新の諸費用・料金表では最大重量が40kgに引き上げられたでの、改正後の数値に従っておきます。

・レギュレーター、ゲージ、マスク、フィン1組、シュノーケル、ボトル、ウエットスーツ、BC(BCD)、ウエイトベルト、タンク、タンクハーネスの各1個が全部まとめて収めてあること。

上記内容に沿ったダイビング器材は、次の各条件が満たされていることを前提にお引き受けいたします:
(a) ダイビングタンクは空気(エア)を必ず空にしておくこと。タンクバルブは完全に開けておくこと。もしこれを怠りますと、危険物として禁止品になります。
(b) 下記に示した”ダイビングタンクとその内部の定義”を順守すること。
(c) 下記に提示している”取り扱い手順”を順守すること。

ダイビングタンクとその内部の定義

ダイビングタンク/アクアラング/エアタンク

・これは圧縮空気(エア)を入れておくために製造されたアルミニウム製タンクをいう。

・これはレジャーダイビング専用であること。そして酸素ではなく空気を入れます。

・バルブは1個だけであり、反時計回りにバルブを回すと(圧力ゲージがゼロとなる)、バルブが開いて空気が逃げて行き、タンクが空になる。

・圧力ゲージがある場合は、その目盛りはゼロを指すこと。また温度ゲージが付いていることもあるかも知れません、その場合は目盛りが摂氏20度を下回っていなければなりません。

取り扱い手順

・Oリングは必ず取り外して、(機内預けをする)乗客が保持すること。(Oリングとはバルブの外側に付いている文字の”O”のようなゴムリングのことです)

・エアアジア職員(またはその代理を務める係員)の面前でその乗客がタンクを空にしたら、または権限を付与された上記の者にタンクは空であると確認してもらったら、開いたバルブはテープでしっかりと封印する必要があります。これはタンクが空であり且つ職員によるチェックが済んだことを証明するためです。

・鉛酸蓄電池が充填された、高照度のダイビングランプと普通のポータブルダイビングランプ(トーチライト)は流出性、非流出性に関わらずエアアジア機では機内預け荷物としてお引き受けできませんし、機内に持込むこともできません。その理由はこの品は危険物禁止規則に該当するからです。


【サーフボードに関して】

質問:サーフボードをもって行けますか?

返答:はい、できます。カイトボードとボディーボードを含むサーフボードはスポーツ用器具としての料金が掛かります。エアアジアサイトの諸費用・料金表を参照してください。
こういう料金は出発する空港によって違いがあります。

Intraasia注:AirAsia X の日本路線に関しては当ブログの 『エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 −最新版−』記事をご覧ください。それ以外のエアアジア (AirAsia)グループ路線で適用される最新料金は、 『エアアジアフライトの機内預け荷物及びスポーツ用器具に掛かる新しい料金』 記事で載せています。

サーフボードは必ず機内預け荷物になりますので、次の各項目に合致している必要があります:
・他人からもサーフボード用バッグだと認められているサーフボード用バッグに収納されていること。

・それ自体の重さが 20kgを超えないこと。20kgを超える重量分に関しては、利用空港における重量超過料金が掛かります。

Intraasia注:AskAirAsia では依然として20kgと書かれているが、改正された最新の諸費用・料金表ではスポーツ用器具の最大重量が40kgに引き上げられた。料金面での 20kgを超えた分に超過重量料金が掛かる点は変わっていない。しかしボード自体の制限重量に改正後も変化がないのか、それとも引き上げられたのかは、現時点でははっきりしません。素直に最新の諸費用・料金表に従えば、バッグに収めたサーフボードも最大重量 40kgだと読めますが・・・・・。

・サーフボードの高さが 277 cm (109 inches)を超えていないこと。


【ゴルフ道具(用品)に関して】

「エアアジアを利用する際のよくある質問とその答え」の別記事で既に掲載していますが、この場に直接関係がありますので、ここにも掲載しておきます。

質問:エアアジアでゴルフ道具を持って行けますか?

答え:はい、できます。チェックインカウンターでゴルフ道具にはスポーツ用器具料金が掛かります。利用する空港によってこの種の料金に違いがありますので、エアアジアサイトにある「諸費用・料金表」でお調べください。

Intraasia注:クアラルンプールと東京/大阪を結ぶ日本路線に関しては、当ブログの 『エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 −最新版−』 記事で最新の料金を載せています。それ以外のエアアジア (AirAsia)グループ路線で適用される最新料金は、 『エアアジアフライトの機内預け荷物及びスポーツ用器具に掛かる新しい料金』 記事で載せています。

ゴルフ道具は必ず機内預け手荷物になりますので、次の各項目に合致している必要があります:
・他人からもゴルフケースだと認められているゴルフケースに収められており、その総重量が20kgを超えていないこと。20kgを超える重量分に関しては、利用空港における重量超過料金がかかります。

・ゴルフバッグは1つであり、その中身はクラブが14本、ゴルフボールが12個、傘が1本、ゴルフシューズが1足までであり、それ以外の物が入っていないこと。

・一般的で且つ標準的な大きさであること。

Intraasia注:2012年前期にエアアジアは 【諸費用・料金表】を改定して、機内預け荷物及びスポーツ用器具の最大重量をそれぞれ 40kgに引き上げた。同時に料金も改定された。従ってゴルフ道具も最大重量 40kgになったと推定されます。




イントラアジアのひとこと
エアアジア利用者が飛行機に乗る際に持っていくスポーツ用器具類の中で、今回の記事で取り上げた3種目品が恐らくもっとも多い器材・用品・道具ではないでしょうか。
料金は時々改定されていますので、当ブログでもそれに合わせて関係する記事を改定しています。

エアアジアサイトの 『AskAirAsiaページ』 の更新がやや遅いことから、AirAsia が頻繁に発表しているお知らせや料金・説明の改定などをまだ反映してない部分があるように思われます。そこで今回のブログ記事では、最大重量に関してはイントラアジアの推測的理解を多少加えておきました。

ダイビング用語についてイントラアジアがメールで尋ねた日本に住む女性ダイバーによれば、「レジャーダイバーでマイタンクを持ってる人は稀少、更に飛行機に乗せようとする人は皆無だと思います」だそうですね。

AirAsia サイトは世界中対象のユニーバサルな作りですので、規定や説明がある国の利用者にはあまり合わないとか饒舌すぎる場合があっても全然不思議ではありません。
そこで日本の現実に合わない面があっても、規則としてこの場に載せてあります。

テーマ : 航空会社
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エアアジアグループの企業情報から、その2−2011年度決算とイントラアジアの解説

AirAsia サイトの表紙メニューにある Corporate (企業)の中に Investor relations (投資者関連)という項目があります。そこには、発表された決算報告及び最高経営責任者の要旨説明が載っています。
そこで今回は、それから主要部分を抜き出し翻訳したものを載せます。もちろんイントラアジアの解説も加えましたよ。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです(日本語ページは一切参照及び関知はしません)。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、成田空港をハブにして2012年秋に一番機を飛ばす計画という、合弁会社エアアジア・ジャパンは全く対象にしていません。


【エアアジアグループの2011年度決算報告内容】

2011年度決算(2011年12月31日締め)
航空会社マレーシア AirAsiaタイ AirAsiaインドネシア AirAsia
項目金額対前年比金額対前年比金額対前年比
収入RM 44億7千万13%増THB158億7千万33%増IDR3兆7千億34%増
営業利益RM 11億9900万12%増THB19億4300万5%増IDR1496億53%減
純利益RM 8億8千万18%増THB19億800万14%増IDR949億61%減
預金等現金残高RM 20億2千万34%増THB12億1100万105%増IDR321億20%減
乗客1人当たり
の付随サービス
収入
RM 452%増THB 38329%増IDR136,65011%増
乗客数1800万人12%増690万人20%増500万人28%増
純ギアリング
レシオ
1.43倍、 前年は1.74倍でした

注:付随サービス料は、機内飲食代、座席選び料、預け手荷物料、航空貨物代から成る。
通貨記号の意味は RM:マレーシアリンギット、 THB:タイバーツ、 IDR::インドネシアルピア

【エアアジアグループ最高経営責任者の要旨説明部分】

エアアジアグループの最高経営責任者は、営業利益が対前年比12%、核となる純収入が対前年比18% それぞれ増えたことに満足感を表明して語る、「航空燃料が高騰するような良くない環境の下でこの結果は注目に値します。平均航空燃料費がこの1年間で36%も上昇した。全コストの半分を燃料費のコストが占めるが、我々の弾力性のあるビジネスモデル、コスト管理に力を注いだこと、効率的な運営によって、金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益で高率を維持し、及び金利税引前利益でも高率を維持することができました。」

AirAsia の2011年度決算では、金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益の利益率で41%、金利税引前利益の利益率で27%を記録しました。

コストを Km 及び利用できる座席数で割って得られる(CASKと呼ばれる)コストは12.56セントだったとのことです。この値は対前年比で 6%増えています。しかし燃料費を除いた(CASKと呼ばれる)コストでは、5.99セントでした。これは対前年比 13%減という注目に値する数字です。

エアアジアグループの最高経営責任者の発言をさらに引用します:
「税引き後利益の減少は第一に換算上の未実現外国為替損のためです。これは会計基準において報告が義務付けられている。年間決算が示すように、AirAsia Bhd は適正な道を進んでいます。」 

「AirAsia Bhdは借り入れを米ドルで行うが決算報告はリンギットで表示している。このような会社の利益性は核となる純利益の段階で判断されるべきです。我が社の場合、それは対前年比で18%の伸びでした。」

「AirAsia は我々の目標である座席利用率80%を達成した。今のところこういった決算結果は我々の期待を上回るものであり、そこで我が社の株主たちに、2011年は普通株1株当たり3セントの初配当支払いで報いました。AirAsia はAirbus 社に A320 NEOを200機という歴史的な確定注文をしました。これは大きな成長の可能性に沿ったものであり、東南アジアで最大の発注です。」

「AirAsia Bhd は2011年末時点で、ギアリング比率(自己資本に対する他人資本の比率)は1.43倍であり、現金残高は健全なレベルであるRM 20億です。2011年我々は資本投資と路線拡張を適切に行いました、これはプラスのキャッシュフローが示しているとおりです。」

「付随サービス収入はAirAsia がさらに成長していくために引き続き原動力です。」

今後の展望
エアアジアグループの最高経営責任者は次のように説明する:
「2012年は 新しいA320 Classic を20機受領します。その内の17機はAirbus社に確定注文した分です。この20機分(を購入するため)の金融はすでに十分になされていること及びAirAsia 自前の訓練センターの設立は我々の大きな拡大計画にプラスに貢献することになります。」

「AirAsiaグループは1万人を超えるスタッフを擁しており、インターネット世界には膨大な数の利用者がいます。また航空機の注文は2026年まで確定しています。」

【Intraasiaの分析とコメント】

AirAsia Bhd はエアアジアグループの本体であり、クアラルンプール証券取引所(Bursa Malaysia という名称)の上場企業です。Thai AirAsia と Indonesia AirAsia はAirAsia Bhd の系列会社という位置づけです。

まず2011年にエアアジアグループ3社の乗客数が2990万人に、つまりほぼ3千万人に達したことで、その驚異的な成長にあらためて驚き、積極的な拡大路線を賞賛したくなります。10年前の2002年初め頃にAirAsia がフライトを開始した当時を知る者として、これは正直な思いです。

これだけ成長し拡大したエアアジアグループは、もはや2000年代前半のAirAsia ではありません。もちろん歌い文句の低コストで格安な航空会社であることは同じですが、加えて差異化を推進し多様さを持った航空会社でもある、というように会社の性格が変化しました。

これはエアアジアの急速な成長と拡大に伴って自ずと変化せざるを得なかったことであり、同時に急速な成長と拡大を続けていくためにはこの道しかないであろうと捉えることもできます。

注:ここ数年のエアアジアしか知らずにあれこれ論じている人たち(雑誌、書籍を含めて)の論点にこのことが抜けて落ちていることを指摘しておきます。

具体的にどういうことかをいくつか例をあげて説明しましょう。現在のエアアジアはそのサービス項目がかなり多種に増え、差異化を進めています。:

・座席選びという名の座席指定料を徴収する仕組みを設けた:Hot seatという限定数の座席を特定し(典型的な差異化)且つ一般(スタンダード)座席も事前の座席指定ができるようにした。座席指定料はかなりの付随収入になっていることでしょう。
ほとんどの読者の方は2000年代前半のAirAsiaをご存知ないですから、座席指定は当たり前のことかもしれませんが、当時は全席自由座席でした。もし好みの座席に座りたければ早く列に並びなさいという方式でした。

・機内食メニューを大幅に増やした:機内飲食の有料サービスは低コスト航空会社(LCC)における普通のあり方のようですね。そこで AirAsia はよりメニューを増やす(多様化する)ことで飲食販売高を上げる戦略に出たということです。複数路線でのエアアジア機内で観察していると、機内食を購入する人の多さを感じます。まさに飲食サービス増強戦略の成功といえます。

・機内預け荷物の重さ段階を増やし且つ最大重量を引き上げた:荷物を機内預けする人が実に多い、というより(イントラアジアのように)荷物を預けない人はごく少数です。この状況を利用して、エアアジアは重さをより多段階化し、最大重量も40kgに引き上げた。これも付随サービス収入の増収に直結していることでしょう。

・AirAsia X だけに設けている、ビジネスクラスである Premium Flat Bed席:ビジネスクラスはいうまでもなく典型的な差異化サービスです。格安航空にPremium Flat Bed座席のような高級座席を設けること自体がある意味では矛盾です。しかし経営観点からは高級座席の設置は必須のサービス項目となります、それは収入効率が良いからです。格安航空が多様化する流れの下で、中長距離路線におけるビジネスクラスの設置は自然なあり方かもしれませんね。

・LCCターミナルなどごく限定された数の空港だけで今年3月ごろから導入したレッドカーペットチェックインサービス:これは典型的な差異化サービスです。イントラアジアが空港でしばらく眺めていた限り、このサービスを利用している人を見かけませんでした。どれくらいの割合が利用しているのだろう? 

・ 最近LCCターミナルなど限られた空港だけに設けたプレミアム待合室:これは Premium Flat Bed座席の延長線といえそうです。いうまでもなく典型的な差異化サービスです。

結論的に言いますと、AirAsia は現在のエアアジア利用者の圧倒的大多数が持っている”利便性志向”と”差異化嗜好”を上手に刺激する戦略を取り入れており、これが付随サービスの増加と多様化につながっています。それを証明するのは、決算報告において AirAsia 3社とも付随サービス収入が伸び、内2社が2桁の伸びを達成したことです。
AirAsiaグループCEOがいみじくも述べています:「付随サービス収入はAirAsia がさらに成長していくために引き続き原動力です。」

「2011年AirAsia は我々の目標である座席利用率80%を達成した」とあります。この場合のAirAsia は文脈からグループ全体を指しているように取れますが、確実にはわかりません。座席利用率(座席充足率)が80%というのは、満席に近い便がかなりあることだと経験上推定されます。確かにガラガラに空いているというような便はかなり少なくなったのではないでしょうか。まあ乗客としてはできるだけ空いてる方がいいですけどね(笑)。
エアアジアは路線の新設と廃止が頻繁なので、不採算路線はそれほど月日が経たないうちに減便または廃止となってしまいます。イントラアジアが気に入っていたインドネシアのマナド路線が1年足らずで廃止されたのはその一例です。

マレーシア航空との取引の結果だろうと言われているのが、既に発表された AirAsia X のヨーロッパ路線とインド路線の廃止決定です。さらに最近ニュージーランド路線も廃止を決めました。その一方ドル箱路線になるであろうというシドニー路線を開始し、東京路線を増便しました。

このようにエアアジアのビジネス戦略は大胆であり、そして迅速な決定を見ます。一方時に利用者軽視も起きます。
好調な2011年決算結果と引き続く積極的な拡大路線を考えれば、今後もエアアジアの動向に注目が集まることは間違いないでしょう。




【当ブログを初めてご覧になられた方々へ】

日本にお住まいのエアアジアを初めて利用する/利用するつもりの方、エアアジアをまだ利用したことがないが興味あるという方は、まず当ブログの 2012年1月2日付け記事 『日本人利用者/利用希望者が誤解している、知らない、気づかないエアアジア(AirAsia)のほんと』 をご覧ください。

テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

エアアジア X で課される航空運賃以外の費用・料金 −2012年4月更新の最新版−

【エアアジアのサイトは頻繁に更新が行われている】

エアアジアの公式サイトはたいへん頻繁に変更・追加・削除といった更新が行われ続けています。ですから、当ブログでもそれにあわせて、以前に載せたブログ記事の記載事項を見直す必要がでてきます。
そこでこの記事も時々更新していますので、それに伴って当ブログにおける掲載順序が新しい方に変わっていきます。

この記事におけるこれまでの更新歴
1. AirAsia X (エアアジア X)の費用と料金に関して、2010年12月9日付け掲載記事 『AirAsia X では航空券の価格以外にどんな費用・料金が課されるのだろうか?』 の部分変更ではなく、増補変更を加えた新しい別記事として載せました(2011年6月1日付け)。 

2.その後一部に料金改正と変更があったので、2011年10月末に更新しました。さらに2012年1月に一部注記を追加。

3.記事全体の最新更新を 2012年4月3日に行いました。今回の大きな変更点は機内預け荷物料金とスポーツ用器具料金です。

このブログを書く際に参照しているのは、エアアジア (AirAsia)ホームページの基準サイトであるマレーシア英語ページです(日本語ページは一切参照及び関知はしません)。他の言語ページはほとんどすべて基準サイトを訳すことで製作されているはずだからです。そこで当ブログでは単語や表現はイントラアジアが適切だと考える訳語と訳文を使用しています。
当ブログは、東南アジアを基盤とする AirAsia 及び AirAsia X を日本人利用者のために正確で分かりやすく詳細に案内し、解説するための専門ブログです。
そのため、成田空港をハブにして2012年秋に一番機を飛ばす計画という、合弁会社エアアジア・ジャパンは全く対象にしていません。


【諸費用・料金表を細かくみる】

エアアジア (AirAsia)はその低コストビジネススタイルから他社よりも多種の費用と料金を課しています。ただし乗客全員に一様に課すのではなく、あるサービス条件・項目に該当する乗客にだけその費用・料金を課すわけです。

航空運賃(座席料金)以外の費用・料金が多種化していることから、恐らくエアアジア (AirAsia)を利用されたい多くの方は、実際に払う総額はいくらになるのだろう、という関心をお持ちのことではないでしょうか。そこで日本人乗客にまず一番関心があるであろう、AirAsia X の場合を説明しておきます。

エアアジア X (AirAsia X) 東京/ 大阪 − クアラルンプール便

空港利用料(Airport Fee) 1,500円

Intraasia追記:それまでの1000円から値上げされた。羽田発の場合は、この空港利用料に加えて空港税が2000円ですから、合計3500円徴収されます。関西空港も所定の空港税2650円がかかる。

手数料
払い戻し料 (注a) 乗客1人且つ1区間につき  500円
予約代行料 (注b) 1,000円
クレジットカードの便宜サービス料(注d)       150円

Intraasia 注:以前イントラアジアが日本のVISAカードを使った時、200円課金されました。その後2011年後半に同じカードを使ったときは300円になっていました。そして2012年初めごろから150円になった。

航空便の変更、取り消し料 (1区間につき)
国際便 : 5500円

Intraasia注:これまでは5,500円だったが、2012年1月時点で4,000円 と表示が変わった。おかしいなと思ってAirAsia にメールで問い合わせたら、4000円は古い料金であり、正しくは 5500円であるとの返答を得た。つまりエアアジア (AirAsia)サイトの該当ページの間違いであり、昨年後半頃からすでに5500円になっておりその後変更はないということです。 追記:2012年3月末時点ですでに訂正された。

乗客名の変更 (乗客1人の予約1件につき) 
国際便 5,500円
Intraasia注:2011年11月1日以降はエアアジアグループの全てで変更不可となったが、日本と韓国路線だけは例外扱い

サービス料
幼児席      4,000円

座席指定料
一般座席 1,500円
人気ある座席 4,000円

Intraasia注:AirAsia 便及びAirAsia X 便に共通なことは、予約購入時にまたは事前に座席番号を指定しなければチェックインカウンター/ セルフチェックインでのチェックイン時に座席番号は自動割り振りとなります。つまり座席位置は選べません。座席選びは予約購入時だけでなく、後日でもさらにセルフチェックイン後でもできます。

国内便や隣国便はいくら長くても数時間の飛行ですから、座席位置にこだわらないイントラアジアは座席指定料など払ったことはなく、いつも自動割り振り座席にしています。その際は、(人気ある座席ではない)一般座席のどれかの座席が割り振られます。どこになるかはまったくわかりませんよ。
もしその飛行便が空いておれば、一番最後ぐらいに搭乗して空いてる座席の中から好きな座席に座っても、まず誰にも文句は言われません。ただし長距離便である AirAsia X でこれがいつもできるかどうかは保障しません。

機内預け荷物料金: 予約購入時、事前に支払う場合
・(Supersizeの普通程度)  国際便で重さ15kgまで  2,000円
・(Supersizeの中程度)   国際便で重さ15kgを超え20kgまで  2,500円
・(Supersizeの大程度)   国際便で重さ20kgを超え25kgまで  3,500円
・(Supersizeの超大程度)  国際便で重さ25kgを超え30kgまで  5,000円
・(Supersizeの超大程度)  国際便で重さ30kgを超え35kgまで  5,500円
・(Supersizeの超大程度)  国際便で重さ35kgを超え40kgまで  6,000円

機内預け荷物料金 :チェックインカウンターで支払う場合
・(Supersizeの普通程度)  国際便で重さ15kgまで 3,000円
注:この重さを超えると下記の重量超過荷物料金がかかる
 
スポーツ用器具料金(注c):予約購入時、事前に支払う場合
・  国際便で重さ15kgまで 2,500円
・  国際便で重さ15kgを超え20kgまで 3,000円
・  国際便で重さ20kgを超え25kgまで  4,000円
・  国際便で重さ25kgを超え30kgまで  5,500円
・  国際便で重さ30kgを超え35kgまで  6,000円
・  国際便で重さ35kgを超え40kgまで  6,500円

スポーツ用器具料金表 :チェックインカウンターで支払う場合
・ 国際便で重さ20kgまで 4,000円
注:この重さを超えると下記の重量超過荷物料金がかかる

重量超過料金
重量超過荷物料金/ 重量超過スポーツ用器具料金 どちらも 1kg につき 2,000円

Intraasia注:AirAsia はこれらの取り扱いをBaggage Supersize と呼称しています(追記:新料金になってこの呼称の使用がごく減った)。
要するに、事前に支払っておけば機内預け荷物とスポーツ用器具に関して重さあたりの料金が安くなるということですね。エアアジアサイトの別のページでは、「Baggage Supersize には大きな柔軟性があります、そこで機内預け荷物についてはオンラインで事前に支払えば最高50%の割引になります」という広告をしています。

そういうことをしないで空港のチェックインカウンターでいきなり重たい荷物を預けると、15Kgを超える荷物、20kgを超えるスポーツ用器具には "1kgにつき 2,000円" という高い超過料金がかかるのです。
機内預け荷物がある方は、必ず事前に、ネット購買の時点で機内預け荷物料金も支払っておきましょう。計算してみれば、どれだけ割引になるかすぐわかりますよね。

機内預け荷物で無料となる物(Baggage Supersize で無料になる物):
ベビーカー・乳母車、車椅子、移動を補助する道具、歩行器

荷物紛失に対する賠償 
国際便  1kg当たり US$20

注記:
(a) 空港税の払い戻しには全て手数料がかかります。
(b) 予約代行料は、コールセンター、エアアジア営業所、空港の航空券販売窓口、空港の団体窓口、インドネシアエアアジア Carrefourブース、エアアジア旅行サービスセンター、 で行われた全ての予約販売にかかります。
(c) スポーツ用器具料金は、サーフィンボード、スノーボード、自転車、スキューバダイビングやゴルフやスキーに用いる器具に対して適用されます。ここに示していないその他のスポーツ用器具は(預け)荷物としての料金に含めることができます。
(d) 支払いがクレジットカードやデビットカードを使ってなされた場合は、片道乗客1人に付き便宜サービス料がかかります。この便宜サービス料がかかるのはその予約をした購入時だけです(変更の際などにはかからない)。なお便宜サービス料の払い戻しはありません。

エアアジア X (AirAsia X)  クアラルンプール − 東京 / 大阪便

空港利用料       (空港税とは違うので)かからない

注:空港税(Airport Tax)RM 32は徴収されます。

手数料
払い戻し料 (注a) 乗客1人且つ1区間につき  RM 15
予約代行料 (注b)   RM 30
クレジットカードの便宜サービス料(注d)        RM 5 (これまではRM8, 12月24日の記事を参照)

航空便の変更、取り消し料 (1区間につき)
国際便 RM 140

乗客名の変更 (乗客1人の予約1件につき) 注:2011年11月1日以降は変更不可となったが、日本路線は例外
国際便 RM 200

サービス料
幼児席      RM 125

座席指定料
一般座席 RM 35
人気ある座席 RM 110

機内預け荷物料金: 予約購入時、事前に支払う場合
・(Supersizeの普通程度)  国際便で重さ15kgまで  RM 50
・(Supersizeの中程度)   国際便で重さ15kgを超え20kgまで  RM 65
・(Supersizeの大程度)   国際便で重さ20kgを超え25kgまで  RM 80
・(Supersizeの超大程度)  国際便で重さ25kgを超え30kgまで  RM 95
・(Supersizeの超大程度)  国際便で重さ30kgを超え35kgまで  RM 110
・(Supersizeの超大程度)  国際便で重さ35kgを超え40kgまで  RM 120

手荷物料金: チェックインカウンターで支払う場合
・(Supersizeの普通程度)  国際便で重さ15kgまで RM 65
注:この重さを超えると下記の重量超過荷物料金がかかる
 
スポーツ用器具料金(注c):予約購入時、事前に支払う場合
・  国際便で重さ15kgまで RM 70
・  国際便で重さ15kgを超え20kgまで RM 85
・  国際便で重さ20kgを超え25kgまで  RM 100
・  国際便で重さ25kgを超え30kgまで  RM 115
・  国際便で重さ30kgを超え35kgまで  RM 130
・  国際便で重さ35kgを超え40kgまで  RM 140

スポーツ用器具料金表 :チェックインカウンターで支払う場合
・ 国際便で重さ20kgまで RM 105
注:この重さを超えると下記の重量超過荷物料金がかかる 

重量超過料金
重量超過荷物料金/ 重量超過スポーツ用器具料金  どちらも 1kg につき RM 40

荷物紛失に対する賠償  
国際便  1kg当たり US$20

2012年2月と4月の追記: 【機内預け荷物とスポーツ用器具の重量制限に関して】

AirAsia の規定には次のように書かれています:
Each piece/item of checked baggage shall not exceed 32 kg、訳:個々の機内預け荷物は32kgを超えてはならない。
つまり合計しての重さではないということですね。

航空券予約購入画面では、機内預け荷物の重さ選択(Supersizeという呼称を使っていた)による料金支払いとは別の項目としてスポーツ用器具の料金支払いとなる。つまりこの2種を合計しての重さで料金計算されるのではない。
なおエアアジアの規定する、許容するスポーツ用具以外は、例えスポーツ用具だとしても一般的な機内預け荷物となる。

機内預け荷物とスポーツ用器具の最大重量と料金仕組みがごく最近改定されたことから、これまで許容最大重量は32kg となっていた、AirAsia の規定(上に引用)も 40kg に変更された理解できます。
AirAsia はこれまで機内預け荷物の重さ選択において Supersizeという呼称を使っていたが、最新の変更ではこのことばを使っていません。

【予約だけして後日支払うという仕組みは存在しない】

このブログですでにこまごまと説明しましたように、エアアジア (AirAsia)は低コスト航空会社であることが大前提になっています。ですから通常の航空会社と違って、座席予約だけして購入は後日という仕組みは取っていません。どんなに先の出発日の航空券であれ、予約即支払いという仕組みです。この点をはっきりと承知しておいてください。

ですから、飛行日時の変更には例外なく料金がかかります。行き先の変更つまり飛行区間の変更及び航空券の取り消しはできません、つまりその区間に乗れない場合は航空券を捨てるということになる場合がほとんどでしょう。これはエアアジア (AirAsia)グループ全ての便に共通の原則です

こういった変更と取り消しに関しては、できない定めと例外事項もありますから、詳しくは2011年3月10日付けの掲載記事『エアアジアの航空運賃規定』をご覧ください。

なおどれぐらい先までのフライトが予約購入できるかはエアアジアサイトでフライト検索(search for flights)してみれば、すぐわかります。ごく大雑把に言えば、10ヶ月ぐらい先までできるでしょう。

【イントラアジアから日本人利用者の皆さんへ注意喚起】

機内預け荷物、手荷物の少しぐらいの重量超過は見逃してくれるだろうという、甘い期待はしないようにしましょう。
上記でおわかりのように、重量超過料金が今年値上げされたので、事前に支払っておかなければ15kgを超えると超過料金が 2000円/kg もかかりますよ。

格安航空としてのエアアジアの基本コンセプトをよく理解しないと、航空券価格よりも重量超過料金の方が高いということになりかねません。エアアジアはインターネット販売が主体だから切符が安いんだろう、程度の理解では、いろんなサービスに料金がかかることに驚き不満を募らせる結果になります。

エアアジアは日本にこれまでになかったコンセプトを持つ徹底した低コスト航空会社です、それゆえに日本ではここまで徹底した航空会社はまず発足できないでしょう。なぜなら、もし日本の航空会社であれば一般日本人乗客には素直に受け入れることができない概念がいくつかあるからです。

機内サービスに金を払いたくない、従来通りなんとなく優雅な気分で飛行機に乗りたい、格安航空のあり方に疑問を感じる・理解できない といった日本人乗客には、エアアジア (AirAsia)は向いていませんし、そういう方は乗らないほうがいいでしょう。

エアアジアは、支払う合計金額であくまでも安価に飛行機に乗りたい、そのためにはいろんなことに妥協できる、余分なサービスを求めない、そういう方のための航空会社です。
以前のブログ記事で書いた言葉をここで再度強調しておきます:
人々には他の航空会社便を選べる自由がありますから、エアアジア(AirAsia)スタイルを無理に受け入れる必要はないのです。

イントラアジアはエアアジアがマレーシアで運行を始めた2002年からエアアジアを観察し利用してきました。昨年今年話題になったからエアアジアに興味を持ったのではありません(当ブログの最初の頃の記事をご覧ください)。エアアジアが経てきた変化とそのコンセプトに十分通じていることを基にして、このブログを書いています。

エアアジアは、見かけの航空券オンリー価格だけに捉われずに飛行機乗り総費用で本当に安くあげたいという、節約旅行者のための航空会社です。あなたがこれにあてはまれば、間違いなくエアアジアで安価に飛べます。



テーマ : 航空会社
ジャンル : 旅行

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マレーシア情報を1996年以来発信し続けている Intraasia のエアアジア専門ブログへようこそ!
(2010年10月24日開始)

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